X30にはアドバンストフィルターというモードがあります。
メーカーによって呼び名は様々で、アートフィルター(オリンパス)
というと分りやすいかもしれません。これはカメラが勝手にアート風
に仕上げてくれるという、とてもありがたい機能です。しかし、
簡単にそれらしく写るので、遊び感覚で楽しむのは全く問題ないの
ですが、いざ作品性を求めるとなると話はややこしくなってきます。
最大の問題は、個性がスポイルされてしまい、その効果だけが
一人歩きするということ。そこのところをしっかりと肝に銘じて
おかないといけませんね。
★パートカラー初チャレンジ
丸ポストを撮りにいざ祇園へ。設定はレッドではなくオレンジに。
すると、周りの建物の一部分も反応してしまい、全く思うように
撮れませんでした。結局、載せるのを断念し、別のものに変更です。
これは、今年歩道の幅を広げた四条通。広範囲を撮ったのに、
反応するイエローがほとんどなかったのが幸いしました。
久し振りにカメラを買いました。次期モデルもそう遠く
なさそうな、X30です。カメラを増やすことへの抵抗感から、
ほしい気持ちを抑えていたのですが、とうとうその垣根を
越えてしまいました。
単焦点が中心の私の機材。そんな中で、ズーム付き
コンパクト機の必要性も少し感じていました。それと、
見やすいファインダー(EVF)、X100とバッテリーが共通で
あることなどが決め手ですが、正直最も魅力を感じたのは
そのクラシカルなデザインかなと思います。
基本、カッコから入るタイプですから(笑)
★ファイル名について
購入時のままだと、すでに愛用しているX100と同じファイル名
になります。何かのときに、パソコン上で上書きしてしまい、
大切なデータが消えてしまったら困ります。そこで、ファイル名を
変更する機能があるので、さっそく、"DSCF"から"X30F"へと
変えておきました。フォルダ管理をしっかりとしていたとしても、
この方が絶対に安全です。
★ファンクション設定メモ
Fn1 → ホワイトバランス
Fn6 → フィルムシミュレーション
さあ、次の撮影が楽しみです。ちょっと月並みだけど、
パートカラーで丸ポストとか撮ってみようかなと思います。
でも、アドバンストフィルターに負けてはいけませんね。
これに関しては、また後日。