今回は友人・中西敏貴氏の写真集の紹介をさせて頂きます。
ウケようがウケまいがわが道を行くという私に対して、
しっかりと万人ウケしつつ、個性をも求める中西氏。
そんな彼のファースト写真集です。時に優しく、時に力強く、
美瑛ならではの光をしっかりと見つめた作品郡。
ぜひ、お手にとって、ご覧ください。
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中西敏貴写真集
光の彩 HIKARINOIRO (青菁社 1680円)
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近日、全国の有名書店やアマゾンなどで販売開始。
尚、私の方でも、サイン入りで若干部預かっています。
お近くの方はご連絡ください。
京都国立近代美術館に行ってきました。モホイ=ナジ/イン・モーションという
催しものです。MOHOLY-NAGY。学生の頃、モホリ・ナギと教わりました。
ドイツ語読みだとそうなるみたいです。モホイ・ナジというのは彼の母国の
ハンガリー読みかなにかなのでしょう。あっ、そんなことどうでもいいですよね。
フォトグラムの先駆者としての認識しかなかったもので、
写真や絵画、映画、グラフィックデザイン、舞台美術と活躍の幅の広さに
驚かされました。でも、私の興味の対象はやはりフォトグラム。抽象の中に
何かを連想させたり、不思議なリズム感のようなものが込めてあったりと、
なかなか見応えのあるものでした。美術家が写真に取り組むとこうなる、
そんな観点から見るのも面白いものでした。
*フォトグラム=印画紙の上にモノを置いて、露光を与えるという技法
今日は、写真展をひとつ紹介させて頂こうと思います。
撮影ジャンルや世代を超えて、親しくさせてもらっている中西敏貴氏の
個展「光の彩」が、まもなくスタートします。美瑛を独自のセンスで撮り
続けた美しい作品群。今回は、それらをひと区切りとしてまとめ上げた
ものです。想いと技の結晶。おすすめです。ぜひ、ご覧ください。
■ 中西敏貴 写真展 光の彩
■ 2010.12.21-12.26 11:00-19:00
■ NADAR/OSAKA
*詳しくは、中西氏のブログでご確認ください