ガラスの向こう側

フォトブログ★日々の暮らしの中でふと心に触れたもの

撮影時に完結したいけれど

2015年09月23日 | 写真雑感

FUJIのセピアモードは少し派手な色調になります。
そこで今回は、あえて後処理で色を変換することにしました。
撮るときにするのか後でするのか、その前者への拘りはあるけれど、
一番大切なのは撮影時にきちんとイメージできてることなんだと
思います。けっして、後付でその効果に頼ってはいけないのです。

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人物は端っこに

2015年09月05日 | 写真雑感

なんとも洒落てて、明るいお店のディスプレイ。でも、そのまま撮るのは
癪なので、人物を配してやろうと思いました。しかも、普通に入れる
のではなく端っこに半分だけ覗かせる感じ。そんなことを考えてるところへ、
急にこのシーンにピッタリの女性が出現。慌てて構え、そしてレリーズ。
ノートリが美学なのに、さすがに今回は無理でした。左を少しだけカット
しての掲載となりました。正直に記しておきます。

さて、人物を隅に半分だけ入れるメリットですが、時間の流れや空間の
広がりを表現しやすいということ。肖像権の問題を回避できるということ。
とりあえず、ぱっと浮かんだのは以上ですが、他にもいろいろありそうですね。
みなさんも考えてみてください。

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ひとつのスタイル

2015年07月16日 | 写真雑感

ショーウインドーに映る街。ブログ「ガラスの向こう側」的定番写真
です。"定番"という言葉はあまり好きではありませんが、この場合、
仕方ありませんね。 by あまのじゃくフォトグラファー

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一筋の道

2015年06月29日 | 写真雑感

ブログで大切なのは一貫性と多様性。そんな記事を見たことがあります。
噛み砕くと、一本筋が通っていて、それでいてバリエーション豊か。
なるほど、その通りだなと思います。でも、言葉でいうのは簡単ですが、
これがなかなか難しい。古い京都の町並みとファンタジックなもの、
どこで折り合わせるのか。たぶん個々には繋がらないと思います。
長い流れの中で、互いに連結しながらどこかで繋がっていく、
そんなイメージでしょうか。まっ一歩一歩あるいていくしかないのです。
「一」と描かれた暖簾を見て(掲載時)、そんなことを思ったのでした。

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選択

2015年05月13日 | 写真雑感

この色彩3枚目。すべてなんばパークスで撮ったものです。
この時期のキャンペーンカラーだったのでしょうか。やたら目にしました。
画家と違い、基本的に撮り手は色を選べません。撮る対象を選択する
だけです。でも、選んだ以上はすべてに責任があるのだと思います。
「この部分邪魔だね」というと、「でも、あったのだからしかたがない」
そうおっしゃる方がいます。いやそうではなくて、だめなら使わなきゃいい。
作品として出した以上、言い訳はしちゃいけないなと思います。
なぜなら、写真は"選択のアート"なのだから。

【プチ近況】
最近、映画にはまっています。劇場もDVDもどちらも楽しんでいます。
この前、レンタルで観た"恋はデジャブ"とても面白かったですよ。
かなり前の作品ですが、おすすめです。

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Next

2015年05月10日 | 写真雑感

かつては、こういった場合、最適な人物を待つのがよい写真への
秘訣みたいに思っていた時期がありました。でも、最近は全く逆。
次に来る人物が若い女性ならば使える、でなければ没。そんな
潔さが、街を撮るのには必要なことだなと思っています。

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非加工

2014年07月31日 | 写真雑感

写真がデジタル化されてから、加工を前提に撮影する人と、あえて加工
などせずに撮るときに完結させようという人とに分かれたように思います。
どちらがよい悪いではなくそれは作家のスタイルの問題ですね。
私は後者、できるだけその場で対象と向き合い、仕上げてしまおうという
タイプです。レリーズ時に感じた気配や気分を大切にしたい、そう考えています。

さて、以前から参加しているブログ村ランキングに下記のカテゴリが追加
されていました。みなさんから応援(クリック)で頂いたポイントの一部を振り分けて
さっそく参入。参加者はまだまだ少ないので、簡単に上位に入ることができます。
このカテゴリ、もっともっと参加者が増えて、育っていけばなと思います。
ご参加お待ちしております。

アート写真(非加工)ブログランキング

*撮影スタイルは変わっていませんが、現在はアート部門に1本化しています。(2015.6)

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個性について

2012年11月04日 | 写真雑感

写真を撮るという行為は選択の連続。構図、絞り、明るさ、WBなどなど。
一つ一つの選択の幅は小さくても、それらが複数重なっていけば、
その差は大きくなっていくのだと思います。それが個性なのでしょうね。

*今回の写真とは関係なく、そんなことを思いました

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クールダウン

2012年10月12日 | 写真雑感

昨日はGRDIIでラフに撮ってきました。
ぶらしたり、ぼかしたり、歩きながら撮ったりと・・・・・
こういった場合は一日おいた方がいいのでしょうね。
そう、頭のクールダウンです。

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中西敏貴氏「光の彩」

2012年07月06日 | 写真雑感

中西敏貴氏の個展「光の彩(HIKARINOIRO)」に行ってきました。
タイトル通り、すべて光を強く意識した洗練された作品群。最初から
最後まで程よい変化を伴いながら、丁寧に並べられていました。

その中で、特に私が注目したのは一枚目。それはほぼ白一色で、
他のものと比べて明らかに光も色彩も控え目な作品です。
様々な色彩の街を歩いてギャラリーに行くわけですが、そんな色の
飽和状態をリセットし、それから作品の世界に入っていってもらう。
白い画面には、作者のそういった狙いがさり気なく施されているのでしょう。

キヤノンギャラリー梅田で7月11日まで開催。ぜひ、どうぞ。

*写真左の人物は作品を熱く語る中西氏

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