なんとも洒落てて、明るいお店のディスプレイ。でも、そのまま撮るのは
癪なので、人物を配してやろうと思いました。しかも、普通に入れる
のではなく端っこに半分だけ覗かせる感じ。そんなことを考えてるところへ、
急にこのシーンにピッタリの女性が出現。慌てて構え、そしてレリーズ。
ノートリが美学なのに、さすがに今回は無理でした。左を少しだけカット
しての掲載となりました。正直に記しておきます。
さて、人物を隅に半分だけ入れるメリットですが、時間の流れや空間の
広がりを表現しやすいということ。肖像権の問題を回避できるということ。
とりあえず、ぱっと浮かんだのは以上ですが、他にもいろいろありそうですね。
みなさんも考えてみてください。
この色彩3枚目。すべてなんばパークスで撮ったものです。
この時期のキャンペーンカラーだったのでしょうか。やたら目にしました。
画家と違い、基本的に撮り手は色を選べません。撮る対象を選択する
だけです。でも、選んだ以上はすべてに責任があるのだと思います。
「この部分邪魔だね」というと、「でも、あったのだからしかたがない」
そうおっしゃる方がいます。いやそうではなくて、だめなら使わなきゃいい。
作品として出した以上、言い訳はしちゃいけないなと思います。
なぜなら、写真は"選択のアート"なのだから。
【プチ近況】
最近、映画にはまっています。劇場もDVDもどちらも楽しんでいます。
この前、レンタルで観た"恋はデジャブ"とても面白かったですよ。
かなり前の作品ですが、おすすめです。
写真がデジタル化されてから、加工を前提に撮影する人と、あえて加工
などせずに撮るときに完結させようという人とに分かれたように思います。
どちらがよい悪いではなくそれは作家のスタイルの問題ですね。
私は後者、できるだけその場で対象と向き合い、仕上げてしまおうという
タイプです。レリーズ時に感じた気配や気分を大切にしたい、そう考えています。
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されていました。みなさんから応援(クリック)で頂いたポイントの一部を振り分けて
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*撮影スタイルは変わっていませんが、現在はアート部門に1本化しています。(2015.6)