と昨日FBで盛り上がった話。
もっともそれは私周辺クラスタの話であり
ギョーカイのクラスタでどのような反応があったかは知りません。
福祉予算の配分を厚生労働省が見直して
まあざっくり言うと、重度の人の地域生活を支える事業者にはたくさんお金を回し
その分、「就労させない就労支援」から削る、というもの。
そうやって就労させない就労支援事業者には撤退していただく。
リテラシーのない人たちは「それでもたった3600円?」みたいな反応をしたりするけど
それこそ自分たちが子どもを送り出そうとしている「産業としての福祉」についてあまりに不勉強な証拠。
でもこれは重度の人の受け入れの場合の加算。
もちろん基礎的な報酬はもっといっぱいありますよ、一日あたりね。
産業としての福祉を勉強すれば、とくに地方では貴重な雇用主であることとか
なるべくたくさんの人がなるべく重い障害になるべく長い間留まってくれたほうが「産業としては」有利なことがよくわかりますよ。
それと
「迷惑をかけない子に育てる」という方針の親の方が
現場で働く人たちにとっては親切なことがよくわかりますよ。
福祉の中で生きていくならせめて
そのくらいの勉強はしておこうね。
さて
重度の人がグループホームなんて・・・と思う人はいるだろうけど
「脳みそラクラクセラピー」を読むと
愛甲さんが支援してきた人、ノンバーバルな人、小さい頃からずっと施設にいた人がコミュニケーションツールを得てようやく「一人暮らしがしたい」という意思を表示し
愛甲さんの助けもあってそれを実現させたことは書いてあるでしょ。
それまで支援者はその方にそういう意思も力もあると思っていなかった。
可能性を見いだし信じる支援者との出会いがあれば、可能だといういい例です。
そこにグループホームへの報酬の加算があれば、重度の方が「米びつ」となるわけです。その事業者にとってね。
(「米びつ」っていうのは、角界的な意味でね)
こうやって重度の方が地域に暮らせるように
つまり
親子がそれぞれの人生を歩めるように
というインセンティブを国がつけたわけですね。
ということは同じ程度の判定なら、たとえばパニックの数が少ない安定している人が業者にとってはありがたいわけで
「他人に迷惑をかけない子に育てる」という子育ての方針は
やはり報われるでしょう。
行き場に困らない、という意味で。

じゃあその分の報酬の加算をどこから持ってくるというと
いつも私が言っている
1 治さない医療
2 伸ばさない療育
3 就労させない就労支援
の3からです。
就労支援業者に利用者が一人通ってくると一日数千円の事業費が国と自治体から就労支援事業者に入ります。
一人頭8000円だとして、10人通ってくると日商8万円ですね。
だとしたらずーっと通ってくれたほうが事業者的にはありがたいわけで
そこで「囲い込み」が生じます。
いつまでも自分たちの米びつとして飼い殺す。
それでも良心的な業者は、自分のところの資金繰りを一時リスクにさらしても
せっせせっせと就労に導く。
それが正しい道、長い目で見て事業の繁栄に結びつくと信じてね。
そして今度の改革は
「就労させない就労支援者は出てってね」っていうことです。
大幅な減額。撤退せざるをえません。
私はFBで就労支援の人とつながっていますけど
みんな飲み会と研修の話しかアップしていないので
この人たちにとっては研修が仕事なのかな、と思っていました。
何年支援してきた人がどういう会社に決まった! とかそういう情報皆無なんでね。
ただFBに書かないだけだと信じたいですわ。
でもこれからは、研修を仕事だと思っているような就労支援事業者は淘汰されていきます。
少なくともそっちが国の意思だとはっきりしました。
これはいいニュースだと思います。
過去記事より。
厚生労働省の発達障害治る治らない問題への見解は、こうです。
1,2,3の3の予算が削られたから
今度は2かな。
もっともそれは私周辺クラスタの話であり
ギョーカイのクラスタでどのような反応があったかは知りません。
福祉予算の配分を厚生労働省が見直して
まあざっくり言うと、重度の人の地域生活を支える事業者にはたくさんお金を回し
その分、「就労させない就労支援」から削る、というもの。
そうやって就労させない就労支援事業者には撤退していただく。
リテラシーのない人たちは「それでもたった3600円?」みたいな反応をしたりするけど
それこそ自分たちが子どもを送り出そうとしている「産業としての福祉」についてあまりに不勉強な証拠。
でもこれは重度の人の受け入れの場合の加算。
もちろん基礎的な報酬はもっといっぱいありますよ、一日あたりね。
産業としての福祉を勉強すれば、とくに地方では貴重な雇用主であることとか
なるべくたくさんの人がなるべく重い障害になるべく長い間留まってくれたほうが「産業としては」有利なことがよくわかりますよ。
それと
「迷惑をかけない子に育てる」という方針の親の方が
現場で働く人たちにとっては親切なことがよくわかりますよ。
福祉の中で生きていくならせめて
そのくらいの勉強はしておこうね。
さて
重度の人がグループホームなんて・・・と思う人はいるだろうけど
「脳みそラクラクセラピー」を読むと
愛甲さんが支援してきた人、ノンバーバルな人、小さい頃からずっと施設にいた人がコミュニケーションツールを得てようやく「一人暮らしがしたい」という意思を表示し
愛甲さんの助けもあってそれを実現させたことは書いてあるでしょ。
それまで支援者はその方にそういう意思も力もあると思っていなかった。
可能性を見いだし信じる支援者との出会いがあれば、可能だといういい例です。
そこにグループホームへの報酬の加算があれば、重度の方が「米びつ」となるわけです。その事業者にとってね。
(「米びつ」っていうのは、角界的な意味でね)
こうやって重度の方が地域に暮らせるように
つまり
親子がそれぞれの人生を歩めるように
というインセンティブを国がつけたわけですね。
ということは同じ程度の判定なら、たとえばパニックの数が少ない安定している人が業者にとってはありがたいわけで
「他人に迷惑をかけない子に育てる」という子育ての方針は
やはり報われるでしょう。
行き場に困らない、という意味で。

じゃあその分の報酬の加算をどこから持ってくるというと
いつも私が言っている
1 治さない医療
2 伸ばさない療育
3 就労させない就労支援
の3からです。
就労支援業者に利用者が一人通ってくると一日数千円の事業費が国と自治体から就労支援事業者に入ります。
一人頭8000円だとして、10人通ってくると日商8万円ですね。
だとしたらずーっと通ってくれたほうが事業者的にはありがたいわけで
そこで「囲い込み」が生じます。
いつまでも自分たちの米びつとして飼い殺す。
それでも良心的な業者は、自分のところの資金繰りを一時リスクにさらしても
せっせせっせと就労に導く。
それが正しい道、長い目で見て事業の繁栄に結びつくと信じてね。
そして今度の改革は
「就労させない就労支援者は出てってね」っていうことです。
大幅な減額。撤退せざるをえません。
私はFBで就労支援の人とつながっていますけど
みんな飲み会と研修の話しかアップしていないので
この人たちにとっては研修が仕事なのかな、と思っていました。
何年支援してきた人がどういう会社に決まった! とかそういう情報皆無なんでね。
ただFBに書かないだけだと信じたいですわ。
でもこれからは、研修を仕事だと思っているような就労支援事業者は淘汰されていきます。
少なくともそっちが国の意思だとはっきりしました。
これはいいニュースだと思います。
過去記事より。
厚生労働省の発達障害治る治らない問題への見解は、こうです。
1,2,3の3の予算が削られたから
今度は2かな。