タビーには会ったこともなく血も繋がっていない兄「フク」がいる。
2018年10月2日に亡くなった。14才だった。
私はフクをあまり可愛いがったことがなかった。可愛いくないわけではない。当時私は家を出ようと思っていたので、可愛いがってしまうと離れられなくなるから敢えて避けていた。
しかし、健康だけが取り柄であった私が病気になってしまい治療のために半年も会社を休むことになってしまった。
それまでは、抱っこしてとか撫でてとかフクに言われたら抱っこもしたし撫でても上げたけれど一緒に寝たことはなかった。
にもかかわらずフクは私の闘病中に食事とトイレ以外はずっとそばに居てくれた。
ちょうど冬だったのでフクは私の寝ている布団の中に潜り込んできた。フクは私のお腹に寄りかかるのだがそれがとても暖かくて気持ち良かった。
それほど可愛いがってあげたこともないのに、どうして今こんな風に懐いてくるのか分からなかったが、フクのおかげで免疫力がすごく上がり病気を克服してしまったと今でも思っている。
フクは4年前、ある日突然ご飯を食べなくなり病院にも連れて行ったが、どこも悪いところは見つからず、結局死んでしまった。
常々私はフクに「私のためを思う気持ちがあったら、私のために1分でも1秒でもいいから長生きして。」と言っていた。
その言葉を守るようにして骨と皮だけになりながらもフクは精一杯生きてくれた。
タビー、フク兄さんにおかあさんと一緒に「ありがとう」を言ってくれるかな?
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