どこから来たのか?
どうしてここにいるのか?
タビーが部屋の一角で何かを見つめていた。
何を見ているのだろう?
そっと近づいてみると、カブトムシがいた。
ゴッキー君ではなかった! ほっ。
カブトムシは私の子供時代では昆虫界のアイドルだった。 今はクワガタムシの方が人気なのかなぁ。
いや、そんな事を考えているヒマはない。
早く逃してあげないとカブトムシ殺虫事件が発生してしまうかもしれない。
凶悪殺虫犯タビーを誕生させてはいけない!
「タビー、カブトムシ捕まえたの? すごいねえ。上手に捕まえたね。」と言って撫でてやる。
タビーは、ちょっと得意そうにしている。
「タビー、おかあさんにちょうだい。欲しいなあ、そのカブトムシ…。」
タビーは嫌な顔ひとつしないでカブトムシから離れて行った。
「ありがとう、タビー。」
タビーからカブトムシをもらった。
カブトムシにけがは無かった。
タビー、カブトムシをありがとう。
それにしても今年は色んな虫のお友達が来る。、 こんなに賑やかな夏は初めてだ。
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