馬場元子さん死去

記事を差し替えさせて頂きました。
ジャイアント馬場夫人の元子さんが亡くなったそう。
この人が居なかったら全日本プロレスは無かったでしょう。
この人の実家の資金援助が無ければ全日本プロレスは無かったでしょうから。
「誰か良い男居るか？」と親御さんに聞かれたか？
で馬場を選び、その後、献身的な夫婦円満な姿が子供の時に残っています。
そしてプロモーター馬場が外国人レスラーを厚待遇で招聘して
スタンハンセンやブッチャーの著書で亡くなった馬場や鶴田の事、
そして元子夫人を気遣い全日本プロレスを去った多くの選手より
元子夫人をフォローしたのがある意味決定的というか……。

その後知った負のイメージ。
日本人プロレスラーへの金銭的冷遇
三沢達のビデオやマーチャンダイズを別会社で出し
殆んど元子夫人、馬場の懐に入った。
社長を任せた三沢がボロボロになったというか、
馬場の机すら社長室から動かせてくれなかった。
巡業に帯同する元子夫人の鞄持ちが居た、
プロレスマスコミにすこぶる評判が悪い、
馬場の求心力で続いていた全日本プロレス所属レスラーが
川田と渕、和田京平を除き一斉に新団体設立に付いて行った。
個人的にはジョー樋口や百田光夫迄三沢に賛同し
全日本を去ったという事は事情を知らない私には衝撃でした。
最初、三沢批判をしていた鶴田夫人迄、後に三沢擁護で
仲の良い元子夫人を批判……

故人となった元子夫人ですが
プロレスの行間を読む方に取っては
マイナスイメージ……。

何時か記事にしようとは思いましたが
訃報記事で元子夫人批判を……と。

とは云え元子夫人が居なければ、全日本プロレスの試合を胸ワクワクで
観れなかったのは事実です。
スタンハンセン引き抜きの際には馬場と師匠のテリーファンク、
そして元子夫人の姿が有った訳ですし。沢山の大物外国人レスラーを招聘出来たのも
テレビ局が付いたのも元子夫人の実家の援助が有ったからでしょうし。

故人の冥福を祈ります。