ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

アントニオ猪木と猪木寛治

2021年09月23日 | プロレス
「猪木なら何をやっても良いのか!?」と過去言葉を発した前田日明。
猪木に金銭感覚が欠如して、しかしプロレスの天才である両面は
どうにもならないんですな。
リアルタイムで興奮した世代としては。
猪木とタイガーマスクでプロレスファンになり、
プロレス全体に興味を持ったのですが。
猪木がWWEで藤波、ライガーと日本人でプロレスの殿堂入りしたのを
知ったのは結構後。
あれ?アメリカで大成功したのは馬場じゃないの?
モハメドアリ戦での世界的知名度?幻のWWFタイトル奪取?
アメリカ時代は中部、南部のドサ周りでは?と思ったのでした。

猪木のスキャンダルはまあ、政治家時代に表に出て
新間寿と女性秘書でTVで糾弾していたのと
確かゴング誌かな?猪木信者が居ても
猪木だから何しても良いわけでは無いとプロレスマスコミも意見したり。
久々に新日本に上がった猪木は「裁判や何やら綺麗に片付きまして」と
リングでスピーチしていて猪木は無実だったんだ、と
変に安心した当時の自分が居ました。

しかし高橋本が出る前からアントンハイセルは別として
(お金持ちの友人は会場でひまわりナッツを買って食べてたし)
湾岸戦争前、イラクへ日本人人質の解放交渉から新日本プロレスイラク興行に
同行したマスコミから1人70万円かな?徴収しチャーター機でイラクへ取材行くも
多くのお金が猪木の懐に入ったという、当時私が好きだった人気カメラマンの
人気本で書かれていて、やはりゲンナリしましたね。
後、寛水流と極真空手との関係で梶原一騎達を仲介人にした「猪木監禁事件」
実際は「新間寿監禁事件」でしたが‥。


アメリカWWFでスーパースターになったキラーカーンのファイトマネーの
約9割が猪木、坂口、新間の懐、又はハイセルの借金返済に回ったたのも
後々知りましたが(ハイセルの実の金の流れは別として。ボーナスと社債バランス等)
日本とは比べ物にならない大金が動くWWFでTOP取ったのに
突然引退したり小さいちゃんこ屋を開いたカーンに意外さを感じはしていたのですが
不器用なキラーカーンが(そう言えばめたぼのバンマスはカーンと飲み友達だったな)
プロレス界、新日本の重鎮や長州への恨みが大きいので
自身のチャンネルで糾弾するこのチャンネルに
カーンの恨み節に賛否両論のコメントが飛び交っていますが
キラーカーンチャンネルをシェアさせて頂きます。

A・Iなら何をやっても許されるのか?(Vol.7 衝撃と真実!)


拳銃密輸事件は高橋本の後続編で読みましたな。
猪木に日本で拳銃は合法になるから輸入してくれと
古い友達で猪木を信用して成田に運んだ土門氏が
刑務所に入った経緯は高橋本で知りましたが
日本の法律、特にオウム事件以来、執行猶予無し!という現実を調べなかったの!?
と当時思いました。関係が深く信頼し国会議員の猪木の言葉に
協力し懲役行った人で人としての猪木を憎んでいるという人が居たとは存じてましたが
アメリカ暮らしの実業家だった93歳のご本人がこのチャンネルの為出演し
9年も!懲役に入っていた事に驚きました。
何丁持ち込んだか?動画内で語られてますが
それでは9年という実刑はまあ、妥当だったんだろうな、とも。
本人も自身の甘さに反省し、アメリカの子供に絶縁され独りになった事等
長いアメリカ暮らしで不自由になっている日本語で一生懸命語ってますが
まあ、猪木に薄情な事されまくった被害者?が多い事から
あの猪木なら、まあ被害者をフォロー、ケアしないわな、と想像付きます。
ただ、人間猪木寛治という人はやはり力道山の流れを継ぎ
汚い面の方向の国会議員になったんだと思いました。
被害者当人としては、猪木を憎んで当然ですが。
維新で当選した時もさっさと見切り付けて逃げ?たしで。

何だろ?アントニオ猪木という天才プロレスラーと
これまた予定調和を嫌い、コレまたファンを熱中の沼に引き込んだ
プロデュース力。
新日本プロレスクーデター本の経緯等、沢山読みましたが
まあ、プロレスの興行に限らず893な世界ですし
ここは、何とも悪代官的、社長会長だなぁ、とつくづく思います。
家を抵当に迄入れた藤波、坂口。
坂口は経営者としての懸命な判断だったにも思いますが、
私が後々プロレスファンとして大失望した男が
ブルーザーブロディー、そしてアントニオ猪木。
猪木の野心は凄いけど、野心の為に、そして案の定振込が無かった北朝鮮興行といい
新日本に強権介入し選手を総合格闘技に送り込み
惨敗。コレは猪木と猪木事務所。
コレはホント、猪木の金銭感化はどうなっているんだろう?と
常々思ってます。無いんだろうなぁ。
コレは蝶野や武藤も言っていたかな。
後、昭和プロレスの裏事情回術本は沢山出ていて
私はそういう本ばかり買って読んでました。

事件被害の当事者では無いのでファン目線ですが、
ブラジルへ移民し現地と力道山の下で苦労し
後にプロレス界を湧かせまくるプロレスラーアントニオ猪木。
PRIDEエグゼクティブプロデューサー時代は本当にウザい!と思ったのですが
やはりアントニオ猪木はアントニオ猪木。
猪木寛治、実業家猪木寛治は別と捉えているプロレスファンは多いと思います。
しかし、腹が黒い事をやってきた人間が長生きするんだなぁ、とつくづく思ったり。
現在闘病中ですが、その猪木を応援している私が居ます。
私の周りで実業家で成功した人間は恨まれる事した人は沢山います。
只、刑務所送り迄はしてないですがね。

数年前、ラジオで山本小鉄が
「プロレスラーアントニオ猪木は大好き、人間猪木は嫌い」
そう話していたのは、中々面白かったです。

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2 コメント

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猪木寛至とは…。 (凸椪)
2021-09-23 21:13:16
このキラーカーンの YouTobe チャンネルは、毎度、愛聴していますが、例の“自転車事故”のため中断後に、再開した時には何かネタ切れのような印象を持っています。事故中段前後で共通しているのは、アメリカでのレスラー生活での大成功に引き替えて、引退後はあまり報われていない影を引き摺った人生を送っているなぁ…という点。一応、コロナ禍で浮き沈みはあるものの居酒屋経営は、彼の人柄と知名度もあって順調なようなことは救いですが、アレだけの体格と優れたヒールパフォーマンスで、アメリカで成功を治めたものの、日本マット界では人脈に恵まれない不本意なレスラー生活となったのがトラウマとなっていると、彼のサイトを視て感じました。意外に世渡りが上手くないのかと思います。外人並みにドライな感覚をアメリカ生活で身に付けなかったのが、レスラー引退という選択枝となったのでしょうか(長州が大枚受け取り、ジャパンプロレスを投げ出し、新日にUターンしたのが主因とのことですが、同時期に引退したアニマル浜口とは対照的に思えました)?
それに引き比べて猪木のレスラー時代は東京プロレス・日本プロレス時代から新日・猪木事務所に至る全期間、実績も凄いものがある代わり、スキャンダルにも数多く見舞われていたように感じます。まぁ人生観の問題もあるでしょうか?真っ正直なカーンや馬場に対して、猪木は若い頃からブラジル生活を経て、常に一旗挙げたい山っ気があるのかと思いますが、ただいくら弟子や部下とは云え他者を巻き込むのは論外と思われます。自分の稼ぎの範囲内で行うのは自由ですが、そんな私の“常識概念”は猪木にとっては理解の範囲外なのでしょうか?
だから私のような“小市民”は、どちらかと云えば馬場の方が信用に足りる印象を持ちます。猪木の同朋とも目される故・山本小鉄の言葉が物語っているかと思います。それにしてもアメリカ生活での恩人ともいえるジョージ土門を不幸に陥れる感覚は理解できませんな!?土門氏の日本語も理解は難しかったですが…。
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凸樫さん (太郎)
2021-09-23 22:04:33
凸樫さんもキラーカーンチャンネル観られてましたか。
例の自転車事故にコロナ閉店で正直、気が弱り内容も
過激な事を言う元気が無くなって来たのかな?
とも思いますが、こういうプラットホームを利用し
この事件をハッキリ告発する事は大変勇気の有る事だと思います。
勿論、ご本人と隣の井上氏が居る事も心強い味方だったからでしょう。
キラーカーンは本当に人間くさい不器用な人なんですよね。
だから商売はネームバリューと味と人柄で長年やって来れたのでしょう。
お金にシビアなWWFというかアメリカマットで長年活躍し
新日本に搾取されてもフロリダに豪邸を建てたんですしね。
そういえば、小澤はアホと言われたり、人間が優しいと言われたり
あまりにWWFでの成功を巡業中に自慢するから頭に来た藤原がボコボコにしようと
体育館のカーテンをグルグル巻きにしボクシングのサンドバッグ代わりにして殴り
いざ試合に挑み殴るも、元力士のカーンの打たれ強さに参りシュートが失敗した逸話も有りましたな
事故以来は批判コメント、この告発内容も沢山批判コメントが殺到していますが
おぼろげに内容や猪木の汚さ、デタラメさ、不誠実さを聞いて来た私は
何だか聞き納める心の袋を2つ持って聞いています。
そういえば木村健悟が品川区議に立候補した時は、猪木さんでもやれたんだから、
という言葉にウケてしまいました。
スキャンダルネタの宝庫でも有る猪木と新日本、国際の選手が崩壊後
新日本を嫌い全日本へ行ったというのも解りますな。
国際の選手は吉原社長を尊敬し家族の様な気持ちで会社の為に金網マッチやったりで。
プロレスラーや、格闘家というのは本当に山師ですね。
本業だけに専念していれば新日本も身売りせずテレ朝との関係でやって行けたかもですが。
コレは一部、引退した小杉俊二氏の言葉の一部です。
猪木の参謀となる新間寿や永島オヤジ、そして長州も相当な山師でタヌキですが
実際、大金を社長、会長という権限で大して意味のない
結局政府に良い所持って行かれたバクダッド興行、北朝鮮からお金が入らなかった平壌興行、
ジャングルファイト、猪木事務所の横暴等、天才プロレスラー猪木の反対側として
叩けば埃の様に出てくる猪木の酷さとデタラメさ。
ただ基本的にプロレスファンって優しいから色々受け入れてしまうんですよね。
しかし、東京プロレス時代からの支援者で恩人でも有る人物を刑務所に10年近く放り込み
それが原因で家庭も崩壊し、それでも神様的発言をされている土門氏ですが
猪木が病気で入院する前に色んな選手を貶していた発言に沢山疑問符が付いたり。
結果的に野心家だった武藤も全日本社長として失敗し何年も遅配だったそうですが
外国人選手や子飼いの選手には手厚く信用し厚遇。
しかし、日プロ残党や、あまり使い物にならないと判断した場合は経営者としてか?
または人間的な面か?トコトン冷たい。馬場も馬場と思いますが
川田が言っていた、確か‥良く言えば堅実経営、悪く言えばワンマン経営と評しつつ
ノーギャラ過ぎたり全日本らしくなくなった武藤全日本プロレスから離れた川田は
馬場というか全日本に忠実だった、それは藤波とかもなんでしょうかね。
かなり脱線したコメントになりましたが、武藤がラジオに出た時、猪木を反面教師として
お金にはしっかりしよう、と言っていた武藤の発言もおかしかったです。
まあ、武藤も全日本としては渋ちんと聞きますが。
土門氏の発言とキラーカーンのテロップの見分け聞き分けに困りましたが
高齢で日本語が不自由になっている土門氏の言う趣旨は何とか伝わりました。
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