ラブ・タンバリンズ

90年代に所謂渋谷系というジャンルに入ったウチの一つに
このラブタンバリンズがあります。
まだUAやMISIAも宇多田も居ない頃でした。
元バンドメイト、コーラと良く座間の米軍住宅にある教会に
朝4時台に出発して歌いに行ってました。まあ、ミサなんですが。
まあ、黒人さんの凄い事、泣き叫び懺悔して歌いまくる、踊りまくる。
すっかり圧倒されて。時期的にオ○ム等新興宗教の事件があった頃でしたから
あのノリにビビッてしまいました。
ある時、ゴスペルの先生が一緒にミサに行くのに連れてきたのが
このラブタンバリンズのメンバーでした。
なが～いミサが漸く終り、米兵用の食堂で日本では食べれないハンバーガーを食べ
その席にボーカルのエリが座ってました。
その時、タブタンバリンズを存じてなかったんです。
エリと話してましたが、渋谷にたむろしてるような子でした。
個性が強いんで、正直、てきとーに喋ってました。
帰り際、一緒に行ったヤツがエリにサイン貰ってたんでビックリ。
他のサポートメンバーの人達とも話してたけど、普通の人でしたが
当時、今とは違うインディーズシーンで渋谷公会堂でワンマンライブやってると
知りました。
そして、そいつの話では渋谷のHMVでは売上No1で(！）写真集迄出している。
（しかも脱いでいる！）
すぐHMVに走り購入しました（職場近くの銀座でしたが）
正直、エリの歌に嫉妬しました。何だ！？このソウルは！？
因みに下の映像が入っているミニアルバムを買いました。
http://www.youtube.com/watch?v=F7ZvUQwjmfU
その後、フルアルバム出して、今とは違うインディーズシーンだったのですが
相当なクオリティー、そしてカラオケボックスに行くと
彼等の曲が沢山入っているのでした。
東京のFM局「J-WAVE」がヘビーローテンションしたのかな？
エリとはまた、ワークショップ等で会いましたが、この小さい体から
魂の歌を歌っているとまあ、参ってしまいました。（声量はそうでも無かったけど）

で、ギタリストがコンポーザーでエリの旦那だったんですね。
このバンド（ラブタン）はエリとギタリストの破局、離婚で解散してしまい。

後にエリはメジャーでソロアルバムを出すのですが、
残念無念な内容でした。HIPHOP系だったり、その当時の黒いノリの
アルバムで正直、全く面白くなかったんです。

ラブタンバリンズでのエリは輝いてました。（残念）