ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

アブドーラ・ザ・ブッチャー

2007年09月21日 | プロレス
このアブドーラ・ザ・ブッチャーは個人的に特に印象に残った悪役レスラーの
TOPに入る一人です。子供心には強烈過ぎた。
でも、子供の頃から何故かブッチャーの本は結構持ってました。
対戦相手をズタズタに切り裂く凶器攻撃。
これは、子供にとっては本当に怖いモノでした。
やはり全盛期と思うのは全日本プロレス時代だと思いますが、
私は新日本プロレスに参戦してからのブッチャーしか知らないんです。
(過去のVTRでは何度も)
全日では馬場やテリーファンクとの抗争、そして、とても観たい
ザ・デストロイヤーとの抗争
デストロイヤーは地元の興行に来た時「ニホンジンレスラーノヒカエシツはムコウデスカ?」と
話しかけられた事が少し自慢です(エヘヘ)

初めてブッチャーの試合をTVで観たのはS56年、猪木・長州vsブッチャー・アレン組でした。
3本勝負で1本目は長州がアレンからバックドロップで一本。
そして二本目は、まだブレイクする前の長州(パーマ時代)の額を
ボールペンでメッタ突きにしたて、長州のやられてる顔が恐怖に引きつった(私がね)
プロレステレビ観戦2回目にしては刺激の強すぎる試合でした。
(結果は放送時間を過ぎたんで判らず)
タイガーマスクで楽しんだ後、メインイベントでブッチャーが出てくると
怖くてチャンネル変えようとした事の度々・・・。
現に、S57年のハルクホーガン戦はブッチャーが凶器でホーガンの
額を突いて流血した所で怖くてテレビ消しました(何て勿体無い!)

と、言いつつ、ブッチャーの入場テーマ曲、ピンクフロイドの
「吹けよ風、呼べよ嵐」はEP二枚目としてちゃっかり購入してましたが、
この曲も怖かったなぁ。エンディングはデイブギルモアがスティールギターで
弾いてるのは知りませんでした。
  ↓
http://www.youtube.com/watch?v=awI86rnHtwA&mode=related&search=


下は、「伊藤正則のプロレスはロックだ!」です。
     ↓
http://video.1st-game.net/youtube/v_CRSjDeyFTM0.html

全日に戻って、輪島をメタメタにやっつける所、そして亡きブロディーの
「ブロディーメモリアル」で二人共ブロディーと仲の良かった
ブッチャーとハンセンがお互いブロディーのトレードマークのチェーンで
殴り合いお互い激しく流血した試合なんかはとても印象深いです。

写真のブッチャー著の「幸せな流血」これもブッチャーの生い立ちや
貧困だった事、アメリカでシークに直談判した事、アメリカ、カナダ、日本マットでの事
G馬場との思い出、そして、インディー団体に上がった事、
プロレスをやる気が無かった高田と戦った事。慰問を続けてる事
(これは上田馬之助さんもそうですね)
色々書いてあり、オールドプロレスファンには楽しめる本ですね。
(ルーテーズ、全盛期の人には辛いかな?)
(テーズと対戦した時の話も出てますが)
そして、ザ、シークと一緒にアラビア、イスラムキャラやコスチュームで
入場していたけど実は敬謙なプロテスタントだと。

もし、後楽園ホールとかで招待券で観に行ったインディー団体に
ブッチャーが出てきたら歓喜しますよね。

私は新日時代のラッシャー木村戦しか生で見た事無くて・・・・
木村さんの助太刀に入った本物シューター、B・Nアレンの乱入で5分で終わっちゃいましたが。
そう、そのアレンとブッチャー、マードックの秘話も書いてますね。

スカルマーフィーを陰湿悪役レスラーとすれば、ブッチャーは陽性悪役レスラーですね。

まだ、元気に血を流して欲しい、そして元気に生きて欲しいですね。

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4 コメント

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地獄突き!! (GRECOおやじ)
2007-09-21 18:18:04
全日のファンクス全盛時代ではナンバー1ヒールでしょう。この人とシークが組んだ日にゃあ、普通のプロレスなんざあ成立せず、基本的には反則負けの試合が多かったと思います。今、考えると地獄突き(これははオリジナル技か?でも基本的には反則技でしょうねえ)とエルボードロップ(あの体で体重をのせられるとかなりの破壊力では?)と凶器攻撃の3つしかない人でした。
血だるまで空振りするパンチを打ち続けるテリーを思い出しますが、ある意味、テリー・ファンクを最も光らせた人でしょうか。
素顔は白のハットをかぶり、葉巻を加えた紳士だったと記憶しています。
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ピンクフロイドの (blues335td)
2007-09-21 22:34:53
吹けよ風、呼べよ嵐の曲でブッチャーが、
スピニング・トゥ・ホールドでファンク兄弟が・・・

ピンク・フロイドは大昔、NHKでヤング・ミュージック・ショーというTV番組で見て衝撃的でした。

当時はMTVなんてものもなく、殆どの家庭にビデオデッキもない時代でしたから、海外のロックバンドの映像を見れる貴重なTVでした。

物悲しい曲に合わせてライブで犬が物悲しそうにちゃんとリズムも合わせてワオォ~ンと遠吠えするんですよ。
返信する
GRECOおやじさん (太郎)
2007-09-22 00:26:09
テリーを日本で大ブレイクさせたのは、間違いなく
ブッチャーですね。(ブッチャー本人も言ってましたが)
この二人の関係は「LOVE」ですよ!

新日本では頭突きと休憩に、ショルダークローを
やっていました。
今でも現役で上がるコンディションは作っているそうですよ。

シークは全盛期の頃を一度観てみたいですね。
(力道山はギャラが高すぎて、一度も呼べなかったと)

あの体系ですが、かなりお洒落な紳士で、
慰問を続ける人ですね。
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blues335tdさん (太郎)
2007-09-22 00:32:04
ミルマスカラスの「スカイハイ」(ジクゾー)
ブルーザーブロディーの「移民の歌」(ZEP)
ロードウォリアーズの「アイアンマン」(サバス)
テリーゴディー「フリーバーズ」(レーナード)

結構、70年代ソング多いんですよね。

今回、ピンクフロイドの映像を貼って
1曲丸ごとギルモアはハムバッカーのスティールギターを
プレイしていた事を知りました。
NHKでKISSとかもやっていましたよね。

犬が吠える・・・・。伝わるモノを感じるんでしょうねぇ。
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