レリック処理のギターを欲しがるのは

写真はジェフベックが使っていたフェンダーエスクワイアの
復刻版で198万円で売られていました。
私が見た間、長い年月売れていませんでしたが

ギターや楽器に関係の無い方は
レリック処理のギターやベースを見て
「新品」とは思わず、ボロボロの中古と思うだろうし
欲しがる神経が中々理解を得られないでしょうね。
何故、ボロボロのギターを欲しがるのか？
感覚が分からないでしょうねぇ。

因みに私はレリック処理は好きですが
昔はわざとらしいレリック処理の製品も多かったと思います。

レリックは完全に芸術の域に達していますし
レリック処理したモノの方が高価というＣ／Ｓ製のモノも多々あります。
でも、中にはバッチいと思われる人もいるでしょうし
塗装の工程の中で激薄ラッカー塗装する過程で鏡面磨きを省くとか
レリックにした方が、コストがかからないという話しも聞いた事があります。
フェンダーメキシコのロードウォーンやフラートンとかもでしょうかね。

プレーヤー的には
好みが別れる場合も多いでしょうし
本当は自分で使い込んだレリックがカッコ良いし
ミント状態の方が値段が高いとかもある場合も。

本当のレリックにするのは年月がかかりますし
ジャンルにもよりますよね。
それこそヴィンテージとか。

私がレリック加工を知ったのは０４年頃の
ジミーペイジの160万円位の再現レスポールでした。
トムマーフィーとかが、鍵やら小物を使って
ジミーペイジのＬＰと同じように再現したりで。

最近、レリックブームって随分過ぎ去った気もします。