ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

WWFとWCW テレビ戦争

2020年04月19日 | プロレス
WWEは新型コロナウィルスによる減益でカートアングルを始め
新日本で活躍した、いや、所属だったカールアンダーソン、ドグギャロウズ
そして昨年夏にWWEのコーチ契約したケンドーカシン事、石沢常光が契約解除され
田中ケロ氏が心配しておりました。天下のWWEアフターケアは有るのかな?

WWFは政治色が強いから好きでは無い、というレスラーも居ましたね。
私のWWFのイメージはやはり80年代、ボブバックランドの時代でした。
新日本と提携していた頃。

全日本プロレスがWWFと東京ドームで合同大会を開いた時
メインはハルクホーガンvsスタンハンセンでしたな。
ハンセンといえばブルーノサンマルチノが王者だった頃、サンマルチノの首の骨を
事故で折ってしまったインパクトも大きかったですが。
もし馬場が生きていたらWWFと提携してハワイで太陽ケアの三冠ヘビー級タイトルマッチを
行う様に方向に進んでいたそうですが。
アンダーテイカー、ブレットハート、ショーンマイケルズ、スティーブオースチンが
人気だった頃ですな。
一時話が進んでいたWWF合同興行、三沢の対戦相手がXでしたが
もし東京ドーム大会メインイベントで三沢vsショーンマイケルズ戦なんて組まれたとしたら
噛み合うのでしょうか?

90年代、WWFとWCW がガチでテレビ合戦していましたね。
マンデーナイトロか、よく週間ゴングで興行戦争を煽ってましたが。
当時新日本プロレスとWCWは提携していましたが、UHFで毎週WCWが放送されていました。
観ていてフラストレーションが毎週溜まるのでした。何だか技にキレを感じず倦怠感というか。
解説のタイガー服部が毎回けちょんけちょんに言ってました。
個人的にはあの大男達が6メートル四方あるのか?の小さいリングで闘うのが
何だか技のキレを失わせているのかな?なんて思いました。
武藤が上がって試合、ローリングソバットのタイミングが微妙で。
WWFの方は当時観る手段が私には無かったのです。

それが、月曜日TV戦争していたのを本当に観て
コレはリアルシュートだと思いました。ホント驚いた。
場所はサイパンのホテルの部屋。
WCWはホーガンとランディーサベージが組み、誰か忘れましたが
ビッグネームと対戦してました。二人共WWFの象徴な男だったのに。

一方、WWFはケージマッチでアンダーテイカーの弟という設定のケインが
IWAジャパンで人気を博したカクタスジャック(マンカインド)を
ケージマッチで椅子でボコボコに叩きのめしてました。
大男同士、凄い迫力で。
マンカインド、コレ死なないか?と思う位で、本気で心配しました。
(因みに私WAR両国国技館大会を見に行った時、同じく観に来ていたカクタスジャックに
両国駅のコンビで握手してもらいました。笑顔満点、頭を下げて丁寧に両手を握ってくれる
イメージと大違いのカクタスジャックの謙虚さに感動しました。)
と、コレはガチだと思いました。両団体、本気で潰しあっている。
同じ日の同じ時間に。
一時期、日本プロレスとTBS国際プロレスが同じく張り合ったそうですが。

放送を一部観て、友人とサイパンの歓楽街に遊びに出かけたので
最後迄見れなかったのですが、個人的にWWFのケインvsマンカインドの迫力が
頭に染み付き、WCWの試合が霞んでしまったのです。

正直、マイクとストーリーは全く興味が起きなかったのですが、
その前の試合ではトリプルHとかも出ていたんでしょうな。

本気で驚いたTV合戦。
最後にWCWを観た時はホント末期で
ECWからWCWに移った?シッドヴシャスがUFCの喧嘩番長
タンクアボットを破った試合でした。V1アームロックでしたな。
プロレスが出来ないアボットに何だか硬いシッドが闘っているのは
正直楽しめず、スター選手達が一気に居なくなったんでしょうね。
結局興行戦争に敗れ大借金でWCWは倒産に向かったのでした。
武藤が単独契約で再びムタとしてWCWに上がってた頃、既にヤバかったそうで。
日本でも試合していたサヴゥーが上がったいてハヤブサが
ムタとの対戦を直訴しに渡米していましたな。
その頃、WCWの首脳陣としてまさかジョニーエースがフロント入りしているとは
ホント驚いたのですが。ジョニーエースもその後WWFに入り
副社長となり、レスラーより大フロントとして成功するやり手とは思いませんでした。

話は色々脱線しましたが、新日本プロレスが毎月提携金として
大金をWCWに支払っていた時、中西や永田がWCWに海外修行という破格の扱い
そしてNWOジャパンブームバブルが有ったんでしょう。
nwoTシャツで大分稼いだでしょうね。

日本にも来て解説席で辻アナを苛めてた副社長エリックビショフも赤字の責任取らされ
解雇、WCWは崩壊への道へと。
WWFがWCWの人気選手を引き込み
その後、地上波でWWFからWWEと名前を変えた後
夜中に放送されてました。ECW経営者だったポールヘイマンがまさかWWEに拾われてたとは(失礼)
毎週観ていましたが、インパクト強かったのは若きチャンピオンのブロックレスナー、
そしてカートアングルとクリスベノワ(ワイルドペガサス)のカツラ抗争でした。

一時期木偶の坊とも言われたハルクホーガン、
そして最後のNWAの象徴リックフレアーは両国団体でやはり良いポジションでしたね。

【プロレス名勝負】ハルクホーガンVSベイダー①


スティング vs. クロサワ(中西学) WCW


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2 コメント

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Home In My Shonesさん (太郎)
2020-04-19 22:04:40
90年代は毎週水曜日、週間ゴング発売が楽しみでした。唯一の楽しみな位。
当時は紙面で色々楽しめる想像の余地もありましたし、夢も有った気もします。
新日本vsUインター等。
全日も四天王で行けるから昔みたいに高いギャラ払い豪華外国人レスラー呼ばなくなりましたしね。
アメリカ人はお金払った分、全て楽しみ切る!という習性だ
そうマサ斉藤がTV解説で話してましたね。
日本で言えばその日しか被らないミッキーCAPを被ってディズニーランドを楽しみまくるノリ。
あの強引なこじつけストーリーは凄いですよね。
脚本家は最低3人はそろえているそうで。
今の日本のプロレスがそのエンターテイメント性に富んできましたね。
Tシャツとかよりスタイリッシュに。
冬にWWEでTOP取った中邑が帰国し長州Youtubeチャンネルに出てましたが
マイクの練習を何日もかけてみっちり練習するドラマ化が。
本番で一文字間違えたら、大変らしいですね。俳優も真っ青。
と、頂いたコメントの主題から逸れてすみません。
新崎人生の十八番みたいになりましたが、ロープ渡りも
パニッシャーダイスモーガンの十八番でしたもんね。
同時期新日本に上がっていたジャイアントコキーナもヨコヅナでTOPになりましたね。
ケインの中身のレスラーがイマイチよく分からないんですよね。
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Unknown (Home In My Shoes)
2020-04-19 13:35:10
こんにちは。

この時期はあんまプロレス見てなかったので、ちょっとついていけず残念です (´・ω・`)。その前あたり、ホーガン全盛~その後の混迷期、NWO勃興あたりまででしょうか、私が見てたのは。

アメリカンプロレス、デカイ・大雑把で大好きです。あんま考えなくてケラケラ笑ってエキサイトしながら見る感じでしょうか。観客との呼吸、間がいいですねぇ。いい加減なギミックも大好きです。

ご紹介の動画、今は見られないのですが楽しみにしています(*´ω`*)。

ケインは危ないヤツでしたね(*´ω`*)。兄さん役のアンダーテイカーは恰好良かったなぁ。パニッシャー・モーガンでの来日は覚えてますが、化けるもんですねぇ。
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