ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ジャーニー アーネルピネダ

2021年08月29日 | 音楽
今より貧しかったであろうフィリピンの路上生活者が
アーネルが歌ったYouTubeをジャーニー関係者が見た事で
ビッグバンドのジャーニー加入と
恐ろしい位のアメリカンドリームを掴んだラッキーボーイ。
体型とか違うのにステーブペリーそっくりの声質を持ち
間違いない歌唱力。スティーブが病気離脱から事実上クビにして
その後中々安定しなかったジャーニーのボーカリストの座、
バンドの顔のボーカリストというポジションに
人種差別が有るアメリカで東南アジア人が就き、
色々有ったかも知れませんが、間違いない歌声で文句を言わせない立場に。
コレは凄い事でした。
サンフランシスコ産まれの育ちなのにフィリピン系という事で
特に人種差別の強いアメリカ南部で散々な思いをした
スラッシュメタルバンドのデスエンジェルが居ましたが
(平均年齢が17歳という事も関係有ったのかな?)
時代も少しづつ変わり、バンドの顔をフィリピンが東南アジアでも貧しい国だった世代の
路上生活者のアーネルがアメリカンドリームを掴むという凄い快挙。
東南アジアでは良く有りますが、貧しい家系は末代迄貧しい
兄弟を食べさせる為にホームレスから大バンドの顔にと。
香港でプロ活動経験が有ったそうですな。

ジャーニーは大ベテランの上、ニールショーンという
天才ギタリストが居ますし、素晴らしい楽曲達に
完璧なコーラス。その中に見事にマッチして。
ヴィジュアル的に華が無い、幼い等の意見も有りましたが
スティーブペリーそっくりな、その上只のモノマネ歌ウマ歌手では無い歌声。

2017年、日本武道館追加公演。
ジェフベック公演の時、チケット取れなかったパニック障害且つ
身体障害者の友人が是非観たいという事でその場で連絡取り
カードでチケット購入。
それがまさかの、大ヒット名作
「エスケイプ」「フロンティア」完全再現ライブという
追加公演限定ライブ。
そのツレを連れ武道館迄辿り着く迄はホント大変で
(前日迄、インフルエンザの熱にうなされ二人共キャンセルになる所だった)
オマケに障害者用エリアに案内して貰い、寒いけど
チケットより遥かに良い席で再現ライブ。
インフルエンザで行けなかったかも知れない、薬で体重増加し
パニック障害と脚に怪我を持つ友人のエスコートがあり
そのシンドさを乗り越え観れたステージは「素晴らしい!」の一言。
演奏も楽曲も素晴らしい上にスティーブペリーとほぼ同じ歌声で聴けた事
その友人は感動していました。
オマケにパニック障害だけどコンサート行けないのを克服出来たと
友人にとっても最高のコンサートだったと思います。

前日の本公演では二曲目に颯爽と演奏され
私達は聞けなかったこの曲。
私はこの曲からジャーニー好きになり、EPも
アルバムは輸入版セルテープを渋谷の露天で買いました。

Journey - Be good to yourself - Live from Las Vegas


当日聴けなかったのは残念でしたが
特にニールショーンのギターとアーネルピネダの歌が素晴らしくて。
ステージに機材はドラムとキーボードとモニタースピーカーしか無かったので
機材チェックとか全くせず(ニールショーンはフラクタルとの噂)
まだBOYに見えたアーネルでしたが、素晴らしい歌唱でした。
スティーブペリーを聴いているのとほぼ変わらないのでした。



スティーブペリーと別れた後、ジェフスコットソート達
数名ボーカルが変わりましたし、私が観た武道館公演では
ハイトーンが出るセカンドボーカリストが居ましたが
アーネルの歌がやはり適任と思います。

このツーショットが最近出ましたな。
スティーブペリーとアーネル。
スティーブはジャーニーとはかなり険悪な別れをしたと聞いたのですが
和解したのかな?

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