Charに遠慮の無く弾きまくるマーティーフリードマン

カコフォニーからメガデスに加入した事で大出世したマーティーフリードマン。
イングウェイ並みに人をボロクソ言いまくってきたメガデス総統のデイブムステインが
マーティーはギターの天才と言っていた位ですから。
私もあの難しい「ホーリーウォー」をコピーしたモノでした。
まあ、デイブのリズムギターが特に難しいのですが。
マーティーが奏でるリードギターのセンスとテクニックは
メガデス最強、黄金の四人体制になりましたね。商業的にも。

メガデス脱退後、日本に移り住み色んなバラエティーや
NHKの英語でしゃべらないと、等ですっかり「オモシロイ外人」として
人気になりましたね。
そしてJーPOP大好きマーティーは相川七瀬を始めサポートギタリストとして
多々仕事をして。
私は04年と06年に放送していた「ヘビメタさん」「ロックフジヤマ」は
毎週観ていたので楽しみな番組でした。主役でしたからね。
マーティーのチョーキングは非常に参考になりました。
しかし、毎週リードギターを弾きまくると食傷気味になったのは
私の大きな誤算。色んなギタリストとギターバトルしていましたが
あのスティーブルカサーには敵わない感じがしました。

そしてトークとギターセッションにメインにしている
Char meet......に出た映像を観た時は数多く出演したギタリストとは
全く違ったメタル的音色に感じました。
マーティーがJAZZ弾いても良い意味でも悪い意味でも
JAZZには聴こえないのですな。
まあ、「餅屋は餅屋」とでも言いますか‥‥。

で、このギターセッション映像。
ゲストに主役を譲るホスト役のCharですが
Charがリードを弾いているのに遠慮が無いというか、
ギターの出力の差もありますがアルペジオ入れまくり
Charのプレイを壊してしまうような‥‥。
響き的には融合しているのですが。

Char & Marty Friedman 02



妥協と拘りを崩さないマーティー本来のリードギタリストとしての性があっても
あの、ヘビメタさんやロックフジヤマを思い出しました。
元々、私もリスペクトしていマーティーです。
世界の凄いミュージシャンと渡り合って来ましたし。
ここのギターセッションも凄く良いセンスなのですが
日本が誇るCharを‥‥色んなアルペジオを混ぜた事でどちらが主役か
分からなくなる、マーティーのリードギタリストとしての性に感じまして。
（他の映像では、勿論引く所はしっかり引いていますが）
それにしても相変わらずCharのギターの音色は素晴らしいですね。
この人も「シグネチャートーン」を持っている一人では無いでしょうかな？
マーティーがカルロスサンタナのシグネチャートーンを羨んだ様に。