８０年代ジャパメタ末期

ＴＯＰ画の「ヘビーメタルフォース」恐ろしい額が付いてますね。
（私はテープにて保存・・・神楽坂エクスプロージョン発）
今、またアングラ的にもジャパメタブ－ムが復活している感じがしますが

私がジャパメタ体験時はジャパメタブームは末期状態でした。
メジャーデビューする予定のバンドが解散したり・・。

私のリアルタイムでは「ジャパメタバンド最後の砦」と当時言われたのが
メフィストフェレスでしたな。
とにかく燃えろ！誌なんかでもジャパメタバンドはラウドネスや
ＶＯＷＷＯＷを除けば、ケチョンケチョン扱い・・・・。

で、私の周りも・・何故かジャパメタを馬鹿にする風潮がアリ・・
「所詮、ラウドネスバンドのヤツ等だろ！？」とか・・・
お馴染みの「クレージードクター」とか「ＬＥＴ　ＩＴ　ＧＯ」とか
演奏しているバンドを観ると、ウンザリされていて・・・。
末期症状でしたね。

私はラウドネスは勿論、ジャパメタ後陣組みとも言われる
当時のアンセムやサブラベルズが好きで（ライバル同士）
でも友人達バンドメイトの前でその話題をされるとバカにされる・・・・。
で、ヘルプ等でラウドネスやアンセムをカバーしてみると
良さが解り、バカにしなくなる奴が出てきたり。
先陣組がラウドネス、アースシェーカー、Ｘ－ＲＡＹ、ＭＡＲＩＮＯ、44マグナム
ＮＯＶＥＲＡ、アクション、メイクアップ、初期の浜田麻里
本城美紗子、早川めぐみ、ブリザード・・その他にもありますが

私はその頃は小学生で
中学生の頃、リアクションやプレゼンス、アンセム、デッドエンド等が人気・・・
今とは全く違うアンダーグラウンドのインディーズで
アーグポリス、ＤＯＯＭ（ザドキエル）、Ｘ（ヨシキとトシだけ）
カラー、ガーゴイル、メフィストフェレス、ガスタンク、
サーベルタイガー（札幌、横須賀）グラウンドゼロ、シェルショック、
クローリー、ファーストドロウ、クライスト（二井原の弟所属）、
ジェラシックジェイド、ＴＩＬＴ、ハーリースケュアリー、
スナイパー、ブロンクス、ジュエル、テラローザ
ポイズンアート等々キリが無いですね・・・。
その辺りのバンドが目黒鹿鳴館や神楽坂エクスプロージョン、川口モンスター
神戸チキンジョージ等でライブして、女の子にもモテて・・・。
（私はバンドでモテた経験有りません・・。）

で、古くから活動しているＢＯＷＷＯＷやＥＺＯ（フラットバッカー）は
海外進出しているんで扱いが違い・・。

またはこれまた違う聖飢魔Ⅱなんかは芸能人バンド扱いとか。
そして、後々、海外（ヨーロッパやアジア）にも進出する
アウトレイジは「日本期待の星」というような扱いでしたし。
ジャパメタバンドばかり集めたイベントが渋谷公会堂（ＣＣレモンホール）で
開催されたり（ニューエイジアタックでしたかな？２日公演で）

しかし、ジャパメタの代表格、海外でも成功していた
ラウドネスカバーバンド周りは（洋楽カブレ？日本軽視）
もう冷たい扱いでした。
日本を代表するバンド扱いになっているＢｚの稲葉もカバーしていたのに・・。
これ、今では結構レベル高いですよね。（岡山、津山）
当時はコレ位の演奏力が当たり前の時代で。（問題はボーカル、keyの高さに苦しむ）
【1985】ICBM　INABA　B'z ・LOUDNESS


で、ＶＯＷＷＯＷはイギリス進出していたし
圧倒的な歌唱力を持つ人見原基がボーカルという事で
決してバカにはされないのでした。(この頃baはニールマーレイ）
VOWWOW Dont leave me now part5/7


数ヶ月前、もう音楽業界から足を洗い、高校教師？をしている
人見原基を含めたＶＯＷＷＯＷ公演でも圧倒的な歌唱をしていたそうだし。
燃えろ！誌なんかは、「何故、音楽業界に居ないのか理解に苦しむ」とか
書いてましたが・・・そりゃそうだろ！
安定の生活を選ぶよっ！