ジェフベックモデル マスタービルダー物を弾いてきまして

本日は東京ギターショー、混んでいるのでしょうね。
洞爺湖サミットで、もう警察官だらけでウンザリです。

先日、築地でお酒の仕事だったんで、その勢いとパワーを借り
銀座迄歩いて、山野楽器でこのマースタービルダー・トッドクラウス製の
ジェフベックモデルストラトを弾いてまいりました。

本当はマスタービルダーモノでは無い、通常ラインのカスタムショップ製の
ＪＢモデルを弾きたかったのですが、トッドクラウス製しか今は無いと。

で、銀座山野楽器は試奏ルームが作られているのですね。
中には、最新のたか～いアンプ達が。　ＥＶＨとかありましたね。
（エディーヴァンヘイレン）

私は名前も覚えられないアンプだったんですが（５０万以上）
それで、弾いてまいりました。
ついでに、タイムマシーンシリーズの６０年代モデルストラトも
持ち込んで。

まず先にタイムマシーンシリーズ・・・・参考は６０年製だそうです。
スラブボードです。
繊細な音は出ますね。太い音より繊細系です。
Ｃｈａｒとかをプレイするのにも行けそうですね。
一度、大阪でも弾いた事はあるのですが
６３年ヴィンテージを弾いてしまった後だったんで、ピンと来なく、
今回も、個人的にはあまり好みでは無かったかな？？？
当時と溶剤も違う訳ですし、将来、弾き込み、私が弾いたヴィンストの様な
サウンドが出るのかな？
コレは４０年程時が経って、色々、リフレット等やってみないと
判らないモノですがね。

そして、トッドクラウス製ジェフベックモデル（以降ＪＢ）
トッドクラウス製は以前ＪＢの通常ラインが品切れだった時に
この人の製作したギターＪＢと殆ど一緒と言われたモノを弾いたのですね。
（５０数万円でした）
今回のは完全なＪＢ仕様なんですが、６４万円・・・（溜息）
通常ラインのモノとは木材もナットが違うそうです。
木材はやはり厳選されたモノ。ナットはどこ製だったかなぁ？
かなりゴツいナットでした。

やはり、素晴らしく音が太いですね。そして、アルダー材のストラトにしては
重めです。ネックも太いです。
ストラトの中では音はかなりファットですよね。
以前ＵＳＡ製のＪＢモデルを弾いた事はありますが、やはり、正直
違うギターですね。音がギッシリ詰まっているという感じですかね。
高域を求めるとなると、先述したタイムマシンシリーズの方が良いですが、
個人的にはＪＢの方が好みでした。
音は山野の店員さんの話によれば６３年頃のストラトを
イメージしているそうです。（基本的に私好みですね）

ただ・・・買えませんが・・・・。
ＥＳ３３５より後は完全に安いギターメインになっているので
夢のまた夢ですね。
個人的には家でもレコーディングでもスタジオでもコレ１本で！という
メインギターを探している旅ですが、正直、力尽きてきました

個人的には自分の好みをストックしているギターという事で選別すると
ＰＲＳのカスタム２４かマッカーティー辺りなんですが
４５万円・・・・・。

そして、銀座山野楽器に行くのは一年ぶりでしたが
ギブソンの扱いが小さくなった感じがしましたね。
どちらかと言えば、ＰＲＳ（ポールリードスミス）の扱いの方が
大きかったです。
そして、横には、メランコン、サドウスキー（確か）ＣＲＥＷＳ（多分・・）等
現代の高級ブランドが見事にショーケースに入れられており
楽器屋というよりはショールーム的イメージに感じますね。
２０～３０本はスクワイアーやジャクソンスターズの廉価品、
ギブソンＵＳＡのゴシックシリーズのフライングＶやグレコのＧＺシリーズが
置いてありましたが・・・これらのギターは
私には刺身のツマ的ディスプレイに見えてしまいました。

さてと・・・１０５０００円に値上がりした、私のフェンダージャパンの
ボコボコストラト(家のメインギター）を可愛がる日が続く事になりそうです。
（ローズ指板のストラト、欲しいけど、諦めかなぁ？なんて、弱気になっています）