ＭＯＯＮのテレキャスターモデル

写真はどなたかの借り物ですが（ＰＵはパッシブでした）
元バンドメイトが、高円寺で中古ベース屋の店長をしている
これまた元バンドメイトＳ氏のお店から８万円で購入した
ＭＯＯＮのテレキャスターモデルを１年？いや、数ヶ月？
借りて弾いていました。
ステージでは使う機会が無かったので披露する事は無かったのですが
その頃、メタルを離れ、ソウルやジャズファンクをやっていたので
そういうサウンドには適していたかもです。

と、色が写真のような焦げ茶色だったので
私はオールローズウッドのモノだと思っていました。
おまけに、私の４．８ｋｇのギブソンレスポールより
重たかったと推測され・・・
これまた更に重たいシェクターのハードーケースに入っており
水商売のその友人が終電が終わった後、６ｋｍ以上私の家から離れた
坂だらけの友人の自宅迄楽々と持って帰ったなぁ・・と思いました。
（元ドラマーで当時は腕相撲、誰にも負けた事が無かった奴。）

で、オールローズのテレというと、
やはり元ビートルズのジョージハリスンの専売特許というか
フェンダーからプレゼントされた有名なギターですが
そのコピーと思っていたのですね。
制作はＭＯＯＮなので多分ＰＧＭかしら？
もしかしたらウォルナットやホワイトアッシュを
あの色に染めたのかもです。
とにかく重かった。
ただ、ネックのあのグリップ、感触だけはローズウッドに感じます。

私の元々のメタルスタイルとサウンドが合わないので
当時音作りに苦労しました。
当時、サンズアンプクラッシックで音作りしていたので。
アンガスヤングやエディーヴァンヘイレンモデリングにしたら
音が潰れて、凝縮されてしまい、聞けた音ではなかったので
クランチにして使うと良かったかもです。
当時持っていた機材ではＯＤ－２のターボを抜いたセッティングで
一時期メイン器だったＫＯＲＧのマルチエフェクターＡ－４で
オーバードライブをかけるか、
サンズアンプクラッシックをフェンダーアンプ（ＢＢキング設定）にして
ＯＤ－２かけるとかが良かったのかな・・。
バーテンダー（ウェイター）やっていた学生時代に
凄腕のギタリスト、遠ちゃんが、フェンダームスタングに
ＤＳ－１、ＴＳ９にツインリバーブというセッティングで
ブルースロックやっていたので、
ジャキジャキサウンドのテレモデルにはそのセッティングが良かったかもでした。

しかし・・・経済難な上に突然の女性との出会いで結婚式を上げると
私から当時１０万円借金していた彼は、女手一つで育ててくれた
母親の反対を押し切って、サックスを売り・・・
そして「たろー、テレキャスモデル返して」という当然の要望で
即日お別れ・・・・・。
かなり・・安い金額で売却されたのでした・・・（泣）
（多分、購入した元バンドメイトのお店で売却かと）