棚橋ｖｓ永田のＩＷＧＰ戦

遂に、橋本や永田が持つＶ１０の記録を達成した
棚橋ｖｓ永田戦。良い試合でした。
ただ、Ｖ１０は何となく違和感があるんです。
橋本や永田の時は強さとかが際立っていたから。
実際永田はマークコールマン、バスルッテンから
対戦のラブコールを受ける位、ＭＭＡ系の選手からも
モテモテだったし、それが今の中邑にあるか？といえば
有る気がしなく。実際ＵＦＣのチャンピオンにもなった
元ＷＷＥのチャンピオンブロックレズナーと中邑が対戦した時
その前に中西、永田とシュート系のレスラーが
レズナーと面白い試合を繰り広げて沸かせてくれたけど
１・４東京ドームで対戦したこの二人は勝ったレズナーは
「今までで一番強い相手だった」と中邑の事を評していましたが
プロレスとして面白かったのはやはり中西や永田。
（まだ中邑はグリーンボーイでしたし）

永田は一番脂が乗り切った今、チャンピオンになるのではないか？と
正直期待していました。年齢的もラスト位。
棚橋との試合は、死闘となった感じがあります。
派手は技が飛び交う訳でも無い激闘。
永田の強さ、棚橋の上手さ等も良く出ている試合と思いました。
だからこそ・・・永田に勝たせても良かったのでは？と
思いました。何だか、「当て馬」にされている感じすらしました。
前の年末の中邑とのＩＷＧＰ戦の内容は貫禄勝ちだった試合とか。
（結果は負け）

表彰式の時期挑戦者の鈴木みのるの乱入。
「仲良しこよししてんじゃねーよ」
棚橋の反論より鈴木の言葉の方が説得力がありました。
少なくとも私はそう感じた。

正直、１・４は鈴木に勝って欲しい位です。

負けた永田は、船木とのタッグ対戦が決まりました。
プロレス界では大先輩の船木ですが年齢は同じ。
特に、円熟味を増している永田と元々プロレスには華があった天才肌の船木。
逆に、こちらのカードの方が、期待させてくれます。

ただ、新日本の象徴となる場合・・・・
やはり２０代後半から３０代が選ばれてしまうんですね。

その一番脂が乗っていた永田や天山、中西の第三世代は
日陰でレスラーとしてもっと光を当てて欲しかったです。