スクワイアの悲しさ

ハッキリと深い所迄の事情は知りませんが、
フェンダージャパンが、本家フェンダーにミディアムスケールのギターを
作りたいと打診した所、フェンダーに断られた為
「スクワイア」という別ブランドを作り、ジャパンの廉価品から
今で言う「カスタムショップ」的役割を果たし
製造は当時、フジゲンですし
日本の特に「ジャパメタ」のギタリスト
メタルの範疇以外でも活躍してる
松川純一郎氏や足立裕二氏なんかスクワイアのギターで
素晴らしい音を出していますし、足立氏なんか、「墓場迄持って行きたい一本」と
以前、自身のホームページで紹介していました。

しかし、既にギブソンに買収されながらも過去、
カジノ、リビエラ等、名器を出したエピフォンと同じように
(フジゲン製の日本製エピフォン・エリーティストは別格)
今ではギブソンの廉価品という立場に格下げとなったエピフォン同様、

スクワイアは私は知らない内に(？)本家アメリカフェンダーの管轄となり
廉価品、安物という地位となりました。

しかし、私が最近中古入手した「スクワイア51」は
木材は後々非常に心配という強度だそうで、
既にヒビりの箇所が出ていますが
安い材料を使っているとは言え、セッティングにより素晴らしいトーンを出してくれ
とても大切なギターの一本となっています。

出来れば、ジャパメタギタリストが恩恵を受けていたカスタムショップ的
スクワイアを弾いてみたいですねぇ。