ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

サンタナ 「WELCOME」

2015年12月12日 | 音楽
サンタナがこれまでのラテンロックスタイルの音楽性から
宗教、精神世界に入っていった名盤「キャラバンサライ」を聴いた時
ホントに心が癒されたし、私も数曲コピーしました。
カルロスサンタナが宗教の教祖様状態になり他のメンバーが嫌になって脱退し
まあ、有名処ではニールショーンとグレッグローリーがジャーニーを結成したり
でも、私はこの精神世界に訴えるこのアルバム(コンセプトアルバム状態ですね)が
サンタナ好きだった(特に1st、2nd)私の中で突然一番好きなアルバムになってしまったのです。
もう聴きまくりました。

シュリチンモンの影響の影響を多大に受けてジャズフュージョンの大御所ギタリストになる
ジョンマクラフリンと「魂の兄弟たち」リリースしたりと
大きくジャズロックへシフトし、その時の経験からですかね?
ジャズ系のウエザーリポートやウェインショーターを始めセッション活動も多くなり。

ラテンロック路線が大好きだった人達からはこの時代の作品
エラい嫌われたようですが90年代、ハードロック、メタルが大衰退した時代
ブラックミュージックやジャズロックをやっていた私にはピッタリの音楽性だった
この「ウェルカム」
当時、東京のFM局、J-WAVEが16:00からジャズ系の音楽を
20分流していて、営業車を運転しながら耳ダンボにしていた頃もありますが
そこで流れていそうな音楽性です。

先日その「キャラバンサライ」「ウェルカム」「不死蝶」をアマゾンで
購入しました。三枚で3千円ちょい。
アマゾンは何時から完全プライム会員優先になったのかしら?
私はコンビニで売っているカードで購入しました。

で、既に聴きまくった「キャラバンサライ」以外は動画サイトで聴いただけで
今、ゆっくり聴いている所です。(体調不良の時を避けています)

この「ウェルカム」は「キャラバンサライ」の系統ですが
少し甘い感じの聴きやすい路線ですね。
中にはアンチな人も居て、チュクコリアの「リターントゥーフォーエバー」と同じじゃないかとか
ラテンロック路線に戻って欲しかったという人もいらっしゃるみたいですが
私はサンタナのこのジャズロック路線は大好きです。
メンバーも大きく変わり(殆ど?)先日、友人に「キャラバンサライ」を焼いて渡した時には
「ダルい!」と言われてしまいました(苦笑)

90年代にもメジャー&マイナー7thを多用した楽曲が人気ありましたし
中にはネタ切れでこのコード進行に頼ったと思われる人も・・・
が、70年代には90年代のそれとは違うダークさと暖かさがあります。
人種差別され続けたアメリカの黒人達の心情を描写したいような。
当時のSLYやカーティスメイフィールド、
FUNKとJAZZを融合させたハービーハンコックの
ヘッドハンターズなんかが代表的ですよね。
何となく人間味というかウェット感があります。そしてアナログLPの時代でしたしね。

正直、カルロスサンタナのギターフューチャー度は減っています。
特に下の曲なんか。
が、好きです。

SANTANA, When I Look Into Your Eyes


キャラバンサライ以降作曲の曲は減った感じはありますが
もうこの頃にはメサブギーアンプが導入されているんでしょうかね?
元々カルロスサンタナのギタートーンは誰にも真似出来ないシグネーチャートーンと
サンタナ節のギターが大特徴で音を聴いたらサンタナと判る凄いトーンです。
このアルバムの頃はMIDが更に強調され、ギター音の輪郭がハッキリし
プレイもより腕前が上がった気もします。ピッキングの正確さもより上がっいるような。

「魂の兄弟たち」で共演したスーパーギタリスト、ジョンマクラフリンも
「フレームスカイ」で参加しております。
スーパーギタリストもマクラフリーンはFAZZを使ったのか?というような音と
歪みの薄い乾いたサウンドが、やはり、この人のシグネーチャートーンですな。

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