日本語ＨＩＰＨＯＰ

９０年代後半、よくＣＬＵＢに踊りに行っていた時、
遊び人の友達と青山、西麻布、六本木、その他、繰り出していましたが
見た目、良い女（まあ、ハデな女）が多いクラブに友人が行きたがり
折れて、よく、良い女が多いＣＬＵＢに行っていました。

で、そういうＣＬＵＢでかかっている音楽は
もう、ミーハーチックなオールジャンル（定番ばかりかかる）や
ハウス、テクノ系の店で、私はウンザリ、ナンパの勢いも増しませんで。

個人的にはＡＣＩＤＪＡＺＺや、６０～７０年代のＳＯＵＬがかかっている
通な、ナンパは二の次の店が好きだったのですが
友人が行きたがる訳が無く

それなら、まだＨＩＰＨＯＰがかかる店をリクエストする事がありました。
または、本格的レゲエがかかる「クラブジャマイカ」とか。

基本的に打ち込みサウンドは好きじゃありませんが
ほぼ打ち込みの機械サウンドで踊らされるより
人間の生身の音が入っているＨＩＰＨＯＰを選びました。
ＲＡＰの歌詞（？）は社会批判だったり、日本人には
歌詞の中身に関心を持つ人は少数だったと思いますが（特にクラバー）
打ち込みサウンドですが、黒人の強いリズムのＲＡＰで
まだ、テクノ、ハウスよりノレたのですね。
ＤＪのターンテーブルテクニックとかも見たり。

で、時代は白人ＲＡＰをやるラウド系ミクスチャーサウンドの
レイジアゲインストマシーンなんかも出ていて。

日本にも日本語ＲＡＰの流行がやってきます。
それまで、ジブラ世代位迄しか聴く事のない今の日本語ＲＡＰですが、
好きな人達には申し訳無いけど・・・・・
あまり好きではありません・・・・。
中には、リズムとかは別にして良いモノもありますが。
ホンモノは恐らく、アンダーグラウンドに居るのでしょう。

メッセージ色は別にして、黒人のリズムはやはり出せないし・・・。
ジャパニーズＳＯＵＬ、Ｒ＆ＢやＪＡＺＺの黒モノだと(特に古いモノ）
演奏力、その他、人の演奏するクオリティーは
ジャンル的にもかなりのクオリティー＆テクニックです。
（近年は打ち込み主流ですが）
９０年代後半～のＪ－ＰＯＰで言えば、宇多田ヒカルやＭＩＳＩＡ、ＡＩとか。

今、Ｊ－ＰＯＰに当たり前のように導入されているＲＡＰ。
歌が下手なのを十分に隠す事が出来ますね。
歌詞の内容がＲＡＰにラブソング歌詞だったり
リズム、抑揚に欠けるモノだらけとか・・・。

かなり毒が出ましたが、どうせＨＩＰＨＯＰ、ＲＡＰを聴くなら
クオリティーの高い、そして、リズムが黒人に匹敵できるような
（これはかなり無理がありますが）
凄みの有るモノがチャートに出て欲しいです。

まあ、今の日本のチャートは只でさえＣＤの売れない時代、
あまりアテになりませんが。