ＴＯＸＩＫ

久々のスラッシュメタルネタです。

このＴＯＸＩＫ、ミニアルバム込の3枚入りＢＯＸセットを頂いて
「カッコ良いなぁ」と思っていたのですが、その後、
更に沢山のＣＤを頂いたのですっかり記事にするタイミングを失ってました。

と、私、このＴＯＸＩＫを存じなかったのです。
１９８５年からの活動との事なのですが、その頃は主に
「ロッキンＦ」買える時に買ったましたし（小遣い不足であまり買えませんでした）
ギタマガや燃えろ！誌はもっと後になってからだったので
スラッシュメタルは当時ホント、メタリカ、アンスラックス、メガデス、スレーヤーといった
ＢＩＧ４しかチェックしていませんでした。
後はスラッシュ、スピードメタル好きな同級生が
ディストラクションやデスエンジェル貸してくれたりラジオで
エイジェントスティールやオンスロートが流れたり、かなりアンダーグラウンドで。
ので、当時の私の頭ではこの当時、燃えろ！誌で特別インタビュー受けていない
特にスラッシュメタル、デスメタルバンド達は
アンダーグラウンド中のアンダーグランドだったのです。
その数年後にはグランジ/オルタナティヴ、ラウドロック、
デスメタル、メロコアの時代になりますし。

と、そんなにベタランとはつゆ知らず、これだけテクニカルなスラッシュメタルで
スピードメタル直進系となるとフォビドゥン位かしら？頭に浮かぶのは。
特に、ジェイフテイト→マイケルキスク型のボーカリストは当時
ロブハルフォードのフォロワーとさえ言われたのがこれだけ多くのシンガーが
アンダーグラウンドでも知れ渡って、メロディーを歌い、
時には超絶高音スクリームシャウトと。
そこに、特にギタリスト（オリジナルメンバーはこの人だけ）のメタル一辺倒では無く
幅広めなリードギターをバカテク/シュレッドで弾き倒すのは、凄いなぁと。
で、近年リマスターか？セルフカバーか？の作品では
圧倒的にツインリードでないと難しいタイプの楽曲だらけではないか？

この曲は代表曲の一つなのでしょうね。

Toxik-Heart Attack


と、ＢＯＸセットで頂いたので４人しか居ないし、どういうメンバー構成なんだろ？
写真見たらボーカリストがギターを持って歌っている写真も有るし、
コレ、テクニカルなリズム＆リード弾きながら、レンジが広くテクニカルな
歌を歌いまくるのは無理だろう！と疑問の脳みそでしたが
ボーカリストはオリジナルのマイクサンダース以降、何人か変わっているんすね。
シングルギター構成でジョシュクリスチャンがオリジナルな以外は
長い月日の中、色んな理由で変わるでしょうし。

とライブ映像を発見したら、コレは見事に
私が普段立つライブハウスの小さなステージですね。
ベーシストのワーウィックベースを指で弾く位置がフレットの上辺りなのが
印象的です。

（長いので適度な所で）
Toxik - Live (Full Show) @ J.H. Zenith, Dendermonde, Belgium (16-07-2017)


と、主にハードロック/ヘビーメタルで、ジェフテイト式テクニックでミドルトーンと
ハイトーンを使い分けるのは、若い時でもステージで上手くブレスチェンジ出来ない事多いですが
加齢＆長年の喉酷使はかなり丈夫な喉で無い人はより使い分けが難しくなります。
（私もそうです）
私が観た、ハイトーン系ボーカルスラッシュメタルバンド（映像も含む）のフロントマンは
エージェントスティールのジョンサイリース、サンクチュアリ/ネヴァーモアの
故ウォーレルディーン等、ハイノートで歌い続けるのはかなり厳しそうで。

が、全盛期の音源から聞こえてくるボーカル、そしてテクニカルな演奏陣は
見事に素晴らしいプレイが聞けて、かなりお気に入りです。
迫力有りますね！

TOXIK Heart Attack


最近あまり音楽を聴く元気が色々無くなっていたのですが
ＪＬ＆Ｃ～コレ等スラッシュメタルから復活しかけております。