白田 Rudy 一秀 死去

体調不良で記事やコメントに時間差が出てしまいまして‥m(__)m


既にネットで報じられていますが白田氏が60歳で亡くなりビックリしました。
何でだろ？やはりプレゼンスの「Rudy」のイメージが強いからかな？

正直プレゼンスの音源って持っていなかったのです。
インディーズ時代ロッキンfの付録だったソノシートの号も買えなかったし
メジャーデビューしたLPもお金の都合で購入出来ない。
というか家にレコードプレーヤーが当時有りませんでした。

ロッキンfや、ヤングギター広がる勝手なイメージ。
プレゼンスはキャッチーな音楽にビジュアルが良く
一番美形の白田氏はギターヒーローなので男女共に人気有り
大阪から上京しメンバー4人の合宿生活が特集されたり。
筋トレとルービックキューブをしていたかな？
音楽や演奏以前にロッキンfって燃えろ！誌から上から目線で批判されたりが有りながらも
バンド、ミュージシャンに親しみを持たせる雑誌でしたね。
そこに「お宅訪問」の様な記事が有ったり。
一部のバンドが持ち上げられた結果、調子に乗ってしまい
既にメジャーに行き世界に向けて活動していたアーティストから批判されたりも有りましたが
X JAPANという怪物バンドを世に輩出したのも
プレゼンスのベースの恩田氏がJUDY AND MARYという
コレまた化け物バンドを結成し社会現象的大ヒットするという快挙も有ったり。
今の恩田氏の活動は存じ上げないのですが
そしてギタリストの白田氏も最後まで音楽業界に居たのですし
そこには確実に仕事出来る腕前が有った訳で。
最後に何かで見たのはL'Arc〜en〜CielのKENがボーカルをする
中々、痛々しかった姿を見た時、ジャパメタ界のビッグネーム達で構成されたバンドで
中間英明と共にツインギターを担当していた姿。
あの時は申し訳ないのですがKEN氏の痛々しい歌とパフォーマンスに驚愕してしまい
バンドの演奏が霞んでしまったのです(個人的に)

バンドマンとしての黄金期はグランドスラム時代かも知れませんが
私の中の存在感はプレゼンスなんですな。



ルディサーゾから名前を拝借したという事は訃報を聞いて知りました。
あの時は白田氏の「ルディ」に恩田氏の「ラディ」でしたもんね。
改めて考えるとかなり凄いネーミング。今では有り得ないですが、
やはり80年代の日本ジャパメタらしいです。

白田のギターの腕前は今見たら、当たり前位のリードギターテクニックなのかも知れませんが
今聴いてもギターヒーローいうセンスの良さとプレイが光ります。
個人的にはヤングギターの特集でグレコブランドで
本人が用意されたパーツでギターを作り上げるコーナーがとても面白くて夢が有り
それをライブの実戦で使っていた事が強く印象に残ってます。
フィービーケイツのグラビア写真をボディーに貼り付け塗装したり。
後、別のギターでボディーから勢い良くスモーク？ドライアイス的？な噴射をさせる
パフォーマンスも印象強いです。
ホント、音源は後の後、YouTubeで見れたので30年越し？
私にとっては雑誌で見る白田氏が美形でカッコいいなぁ‥と
外見コンプレックスが強かった当時の私にとっては雲の上の人でした。
そしてギターヒーローだなんて最強じゃん！と。
幾ら女性にモテても嫌味を感じなかったので、よりカッコよく写っておりました。
訃報を聞いた当日、音楽仲間の更に友人が白田氏から何かギターに関するモノを借り
返す日が来る前の死去、
最後の姿になってしまったという話を聞きました。

足立裕二氏と同じく亡くなった実感が全く湧かないのです。
ご冥福をお祈りいたします。

後、何かのバンドでアルバムリリースし、レコーディングは
発売されて間もないZOOMのマルチエフェクター、「G3」でレコーディングし
当時一万円だったこの機械が、凄い！とインタビューで語っていた事思い出しました。
そのG3は後々に再評価され値段が上がり、コレ一個でプロの現場で仕事出来る程
再評価される商品であった事を先駆けて説明していた事、
これは将来の商品の価値を予言するかの様に語った事
ギタリストとして印象深いです。