ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

アブドーラ ザ ブッチャー 「アナザーストーリーズ」

2020年09月25日 | プロレス
誰かがupしたのでしょう、削除される可能性があるので
2日続けてプロレスネタですが記事にしますね。

2019年2月にブッチャーの引退式が行われた
ジャイアント馬場、没20周年興行の日ですね。
車椅子でリングに上がった姿は印象的でした。
車椅子になっても78歳という年齢はあまり感じないというか。



プロレスで私を恐怖のドン底に陥れたのは
ブッチャーでした。当時新日本プロレスのリングで
ブレイク前の長州をボールペンで滅多突きにし
血だるまにする姿。それ以来流血試合を怖がり、
でも怖いモノ見たさで恐る恐るブッチャーの試合を見る。
スッカリ、流血の虜になり、塾でプロレスが見れなかった日は
プロレスの事を語り合える僅かな友人に
「今日は誰が流血した!?」なんて聞いていたモノ。
ヘビーメタルも同じでしたね。ハードでヘビーでスピーディー過ぎる
毎週深夜ラジオでかかるディープパープルの「BURN」にショックを受けウンザリするも
これも怖いモノ聴きたさでスッカリ、ハードロック、ヘビーメタルの虜になった事。
ギター始める意思を持ったのはもっと前でしたが。

ブッチャーの著書が面白かったと
今でも大事に持っている事を記事にした事が有ります。
小鹿の話を聞くと、どこか盛っているのかも?とも
思ったりしたり。小鹿はLAのプロモーター、ミスターモトの下で
仕事していましたからね。

アブドーラ・ザ・ブッチャー - ヤンディーズ

このアブドーラ・ザ・ブッチャーは個人的に特に印象に残った悪役レスラーのTOPに入る一人です。子供心には強烈過ぎた。でも、子供の頃から何故かブ...

アブドーラ・ザ・ブッチャー - ヤンディーズ

 



多くは出ている話かも知れませんが
もう老人の域になったプロレスラー、レフリー、
プロレス関係者が多く出演しています。
グレート小鹿、スタンハンセン、ドリーファンクJr.、
ザ・グレードカブキ、百田光男、一緒に慰問活動していた
サンダーボルトパターソン。
レフリーの和田京平、東京スポーツ元記者の門馬忠夫、
元ジャパンプロレス社長の大塚直樹、作家の流智美、
ブッチャーの世話係、木原文人等。
このメンツは私達世代のプロレスファンには堪らない人達です。

アナザーストーリーズ 運命の分岐点 ブッチャーがやってきた!世紀の悪役、愛と哀しみのドラマ


ブッチャーの事はこれまで多く記事にしてきましたが
貧しいインド人移民の父、カリブ系黒人の母。(確か‥)
黒人差別の中の家計を助ける為の新聞売り、デタラメ掃除屋、デタラメ古着屋。
写真撮るには10ドルよこせ、と守銭奴並みにお金に拘るルーツと
稼いだお金はジョージアに住む母と姉に送金していた事。
年老いた親のおしめを変えるのは当然という事。
親を老人ホームに入れるなという引退時のマイク。
(持病抱えつつアルツハイマー病になった父の介護疲労はブッチャーと一致しませんが)
そして長い間慰問活動を続けていた事。
黒人差別の事。マードックとのアングルとリアル。
門馬氏が語る「スカンク臭い」はマードックです。門馬氏の著書にも書かれています。
後、武藤との会談で色んなレスラーをリスペクトしていると語った後
リックフレアーは?と武藤の質問に「ノーコメント」を貫いた事。
ブッチャーの事を信頼しないレスラーも多い中、
アメリカで白人では無い人種である移民や他人種とのシンパシー。
色々含めて面白い番組でした。

しかし、やはりハンセンはナイスガイですな。

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4 コメント

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凸樫さん (太郎)
2020-09-25 22:21:27
デトロイトでシークと抗争する映像が見たくとも見つからずで。
日本で観れたテリーやハーリーレイスとの激しい闘いの頃が一番面白かったでしょう。
私のリアルタイムは新日本から始まりました。
新間氏がブッチャーの事をアレは太り過ぎだから持たないと
ハンセンに話した事でハンセンは新日本に不信感を抱いたそうな。
ブッチャー曰く、ゴムの様な肉体になったから長く戦えたそうです。
本来はブッチャーvsブラボーの流れがどちらを対戦相手に選ぶか演出でマードックから逃げた!
という噂が大変不快だったというのは著者で書かれているのは以前も書きましたが
全日本でもレイスやマードックとは何度も戦ってるし、条件次第で絶対闘うと。
本来マードックへ激昂しているアレンがマードックと壮絶なセメントになるのを
本人的には恐れていたそうです。ブッチャー的にはアレンのアレンの喧嘩強さはベストクラスと。
チョイスするアングルも往年のファンにはブッチャーの評価を落とすのが残念ですが
著者では「ファンには不満だっただろうがあの夜は間違いなくあれがベストだった」との事です。
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サイコチキンさん (太郎)
2020-09-25 22:02:00
こんばんは。
私の世代のトップヒールはやはりブッチャーで
女の子とか父親とプロレス観てた経験でブッチャー&流血のトラウマ持っている子も。
ブラジルもブラッシー不気味でしたが、後々裏を知ると名伯楽だったりと
意外でした。白黒だから余計血が黒く見えるというのも怖いですよね。
返信する
A・T・ブッチャー哀歌! (凸椪)
2020-09-25 15:00:39
約50年位前の日本プロレス中継でブッチャーを視ました。単なる員数合わせの外人レスラーとして来日した時のブッチャーは、かなりスリムで空手殺法を駆使したラフファイトでトップに躍り出たのは実際のところでしょう!?日プロ・ワールドリーグ戦ではスーダン代表として参加したこともありました。馬場の全日でボボ・ブラジルやザ・シークを抜いてトップヒールにのし上がり、日本サイドに組したテリーやデストロイヤーと抗争していた頃が、全盛期だったと思います。プロレス史上初とも云える「悪役人気」を得て、特に子供からの人気は絶大なものがあり、あのブロディが嫉妬気味に「汚らしいブタのようなブッチャーが“可愛い”と感じる日本人の美意識が疑わしい…」と雑誌インタビューで吐き捨てるように述べていました。ただ人気が上がるに連れて恐怖感が薄れたように思いましたが、その後、IWGPを提唱した新日に引き抜かれた時には、凶器による反則攻撃とフィニッシュのエルボードロップに頼った単調な試合ぶりだったと感じました。蔵前国技館では、B・アレンの負傷(?)欠場によりマードック&D・ブラボー組とのタッグ戦が組めなくなり、急遽、シングル戦の相手を指名する際に、マードックを避けてブラボーとの試合を希望したのを、私は二階席から観ていましたが、アレを機にブッチャーは下降期となった気がしました。新日では(当時、猪木の“かませ犬”的ポジションだった)坂口を一蹴したところで、所詮、猪木の敵ではなかったのか、馬場に頭を下げて(?)全日に出戻った時には、最初の頃の精悍ぶりは影を潜めていたかと思います。かなり“肥満体”となって恐怖感は醸し出せなかったと、ナマで観戦した時の感想です。
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Unknown (サイコチキン)
2020-09-25 10:04:58
太郎さん。おはようございます。ブッチャーは凄かったですね。ちょうど、家にカラーテレビが来た頃(古くて…スマン)で、鮮血、鮮烈、そのもなのよ…❗あと…ボボ・ブラジルとか、噛みつく人…ブラッシーとか、外人レスラーは、人間離れした恐ろしい奴ばかりだったね。。。
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