ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

エンターテイメントの緊張感

2009年11月16日 | 格闘技
色んなモノ、スポーツ、エンターテイメントでも
観る側からすれば、ガチガチの緊張感があるモノがありますよね。

例えば、国を挙げたオリンピックやサッカーワールドカップ

後は待ちに待ったエンターテイメントの舞台とか。
(私だと初めて観たジューダスプリーストの代々木オリンピック公演)

個人的に全部ではないですが頭に浮かぶモノ。

・ランディバースが居た時の阪神が優勝する瞬間。
・伊達公子がテニスランキング1位のグラフを破った有明コロシアムの試合。
・桜庭がホイスグレーシーと対戦する迄のプロセス。
・アブドーラザブッチャーが出てきて、相手を流血させる恐怖心。
・ボクシング、辰吉vs薬師寺の試合までのプロセスと1Rの時の緊迫感。

まあ、挙げたらキリは有りませんが

個人的に一番緊張感という面で出てくるのは

総合格闘技、コロシアム2000での
「船木誠勝VSヒクソングレーシー」の試合でしたね・・・。
ある意味、プロレス界最後の砦かもと言われた船木が
400戦無敗と言われた(これには疑問アリ)当時、日本人の頭の中でも
最強という位置に居た、グレーシー柔術の最強の男、ヒクソングレーシー。

船木は本当に死んでもタオルを投げるな!とセコンドに指示していましたし。

試合自体は、大きな見ごたえという感じでもありませんでしたが
ゴングが鳴るまで・・・そしてゴングが鳴り、ガップリ四つになって
時間が経過、船木のフックも当たりヒクソンが倒れた時の最大のチャンス。
しかし、船木はストライカーで、ヒクソンの土壌のグランドには行かず
しかも組み合っている間にアキレス腱を切ってしまい
マトモに攻撃が出来なく、立ち上がったヒクソンに力を抜かれ倒され
チョークスリーパーのTKO負け。船木はギブアップせず
意識を失い、目が死んだ・・・・。

試合(TV)が観れなかった友達達にビデオを見せましたが
「大した試合じゃないじゃん!」と。
そう、大した試合では無くても緊張感は凄かったですねぇ。
因みに、私や友達の間ではヒクソンは長男を事故で亡くす不幸がありましたが
その前は桜庭から逃げた・・・という声が上がっていました。
今では・・やはりヒョードルの方が全然強い・・・という感覚があります。

それにしても、本人達のプレッシャーもハンパではないでしょう。
私もライブの前に緊張する事なんて過去、殆ど無いのに
ヘビーチェインズの機材トラブルからボロボロになったベースプレイのトラウマで
翌週のKOMAKI-BANDのライブ直前、控え室のテントで
疲労とトラウマによるパニック発作を起こしていました。
(薬飲むとダルくなるしで飲みませんでした)

ちと話ズレましたが、後、グレーシーハンターとなった桜庭の場合は
本人が試合翌朝までファミコンしていたという自然な感じで
高田や船木のような張り詰めた緊張は少なかったです。
ファンからしたら、負けて欲しくないという緊張感はありましたが。

ホントにリアルな緊張、天災、戦争、事件、病気、裁判、ビジネス等の緊張は
味わいたくないですが・・・・・

こういう真剣勝負も含めたエンターテイメントビジネスの緊張感は
とても良いですね。

因みに、プロレスの棚橋はホント良いレスラーに育ちました。
中邑との試合、最後の方までホントに良い試合でした。
しかし、中邑の最後の仕留めが
頂けない・・・・・やはり・・・・・。
コブシでボディープレス防いで顔面蹴り(ボマイエ)

そういえば、猪木vs天龍も緊張しましたね。
武藤vs高田なんかも。

かなり古いですが83.8.31、今は無き蔵前国技館での
第一回(!)テリーファンク引退試合も子供ながら緊張しました。

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4 コメント

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ドキドキ (ミルクマン)
2009-11-16 10:39:55
舞台が対世界だと
より興奮しますよね。
野球のWBCも、最後には一喜一憂したし(ハッピーエンドだから更によかった)
加えて「橋本・小川因縁の対決」も忘れられません。誰か暴露本書いてないですかねぇ。絶対買っちゃいますね。
返信する
ミルクマンさん (太郎)
2009-11-16 12:10:33
WBCも燃えましたねぇ。

「橋本vs小川」橋本の引退をかけた5戦目・・・
遅番でビデオセットしていてドキドキの私、
仕事中に非番の同僚がメールしてきて
「橋本、負けちゃったよー!」と・・・。
台無しです・・・・・。

でも、5戦目が一番良かったですね。
猪木・小川にセメント仕掛けられた3戦目は
当時、訳分りませんでした・・・。

返信する
世界タイトルマッチ (喜一)
2019-06-19 08:47:14
ボクシングが緊張感やリングの輝きで一番だと思います。1勝の重みが他のスポーツにない位にあると思います。タイソン対レノックス・ルイス、デラホーヤ対バルガスも緊張感というか独特の空気がありました。

棚橋と中邑の話ですが、
中邑はクネクネし出してから、魅力的な良いレスラーになりましたね。もうプロレスと格闘技は交わって欲しくありません。WWEで大活躍の中邑ですが、もし新日本に戻ってきたら、棚橋が一番に手を挙げて対戦要求して欲しいです。僕は、その時は中邑ではなくて、棚橋を応援するつもりです。
僕は5年前にプロレスファンに戻って来ましたが、最初は棚橋の魅力、良さが分からなかったです。
しかし、彼のファイトとマイクが良くて好きになりました。
頑張っていますよね!!
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喜一さん (太郎)
2019-06-19 23:30:59
ボクシングは関東圏内だと後楽園ホールで多く興行行われる
試合に出るボクサーの人口もまた戻りましたからねぇ。
私が教わったボクサー君は当時日本ランキング1位で負けたら
もう終わり状態で、負けたらプロレスの様に後が無いじゃないですか‥
なんて言ってました。まあ、レスラーもチャンス多くは無いですが。

先日、日曜日のバラエティーに出演する為だけに帰国してましたね、中邑。
まさか、ここまで世界のスーパースターになるとは思ってもみませんでした。
普通ならヤングライオンな立場なのに東京ドームのメインでしたからね、
凄まじいプレッシャーだったでしょう。
棚橋はホントプロレスが綺麗過ぎて何の魅力も感じ無かったですが
ロープ越しのエグいドラゴンスクリューを出してきてから凄く魅力的な選手に思いだしました。
試合をリードしてますし、NOHAと交流戦やっていた頃
田上なんか若手でこんな選手が居るんだ!と驚いたそうです。
(当時、永田がエースでしたが)
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