3月に入り三寒四温も出て気圧の変動も激しいですね。
私は2月後半から、自律神経失調症の体調不良&風邪にかなりやられていて
来週以降も心配なのですが、このヤラれている状態で
何故か「スラッシュメタル」を聴きたくなる!という異常体質・・・。
普通避けるサウンドですよね。普段ロックを聴く機会すら減っているというのに。
そこで、薬が効いてきて、眠ダルくなってきた時に
先日記事にした「ACCE RAIDO」のJAZZでは無く
スラッシュメタルを聴いているという・・・・。
そこで、この間スラドミで頂いたCD、そして突然スレーヤーが聴きたくなりまして。
メタリカやメガデスでは駄目なんです、こういう時。
ひたすら破壊的なサウンドというか・・・。
そこで、高校生の時にダビングしたスレーヤー初期3作のカセットテープを引っ張り出し
ぼやーっとした中でBGMとして破壊的なスレーヤーが流れている訳です。
特に攻撃そのものだった初期3作。
「スレーヤーは雑音!」とか言われます。そう言う方もいらっしゃいます。
ラウドパークで他の激しいバンドは観てもスレーヤーは帰るという現象。
コレも10年位前に書きましたが、「スレーヤーは凄いぞー!」と
渡された「名盤」と呼ばれる30分にも満たないアルバム
「レインインブラッド」をその場でウォークマン渡され聴いた時
吐き気と頭痛がしました。頭おかしくなりそうでした。強烈過ぎて。
友人は「このギターソロが凄いんだよ!」なんて言うけど、
明らかにスケールアウトしてるし、ピッチも怪しいし
曲も疾走感というか爆走感というより
マシンガン撃ちまくって街破壊して行軍しているというか・・・
といきなり強烈な作品を渡され(高校の文化祭最中でした)聴いて疲れてしまいましたが
あまりこの作品を好んで聴く事が無かったです。
「破戒的なアルバムの極み」と言っても良いでしょうね。
ので、「スレーヤーは雑音!騒音!」という方に今も反論等しません。
当時は1stの「ショーノーマーシー」が聴きやすかったし
2ndの「ヘルアウェイツ」は当時メタルな曲ばかり作っていた私には
1曲目からコード進行がベタに感じたり。(今は好きです。アルバムは良い)
今でも個人的にはデイブロンバートの音数の多いドラムも冴えわたる
「シーズンインアビス」が好きだったりしますが、
25年ぶり位に再生した「レインインブラッド」のクオリティーは
やはり高かった。スラッシュメタルの「名盤」と呼ばれてもおかしくは無いです。
破戒の極みを達した作品というか、かといって無茶苦茶なハードコアパンクでは無い。
30分弱のアルバムに整合性が取れたブレない曲達が詰まっております。
スレーヤーの曲って9/8が入っていたり、曲中にBPMが変わったり
リズムが難しいですよね。ここが、ケリーキングはリズムギターの名人と言われたり
演奏が上手くないとプレイしてもバレる所
エンディングを飾る、タイトル曲。
本当は後年、血の雨が降り、その「血糊」に油分が沢山含まれていたせいで
。ギターがツルツル滑り
「間違えている事は確かだ」と笑わせた歴史的映像を貼りたかったのですが
リアルタイムのMVを。
Slayer Raining Blood Official Video
と、こう破壊的な初期作を2日続けて聴いてしまいました。
アルバムとしてクオリティーが高くなるのは2ndの「ヘルアウェイツ」からでしょう。
私は5作目の「シーズンインアビス」の頃にグランジが来た影響で
リアルタイムロックを好んで聴かなくなりますが、ちょっと聴いたアルバムが
ラウドロック化している事に驚きました。「悪魔のレクイエム」ですかね?
で、その後の「ゴッドヘイツアスオール」でメタルに戻るとラジオで聴き
レンタル出たのを借りたのですが2曲目迄で後は
「コレがホントにあのスレーヤーなのか!?」と思ってしまうドゥーム感というか・・・
残念でした。ヘビーメタルではあるけど、スラッシュメタルでは無い感。
その頃に私はメタリカ、アンスラックス、メガデス、スレーヤー」が
スラッシュBIG4なんて呼ばれている事を知り(あまり好きな括りでは無い)
「帝王」とも呼ばれている事を知りました。
次作の「クライストイリュージョン」で完全に従来のスレーヤースラッシュメタルに
回帰し、この「レインインブラッド」迄行かなくとも、「帝王感」を示すのでした。
とにかく楽曲の中1曲それぞれの説明や間奏は正直不要に感じてしまうというか
1作を通して丸一曲に感じさせるというか。
強烈な「エンジェルオブデス」から始まり「レインインザブラッド」で
1曲が完成とでもいうか・・・・コンセプトアルバム的に聴いてしまうというか。
ラウドパーク2016で漸くスレーヤーのステージを見ました。
ギタリストのジェフハンネマンはこの世を去ってしまいましたが
サポート&正式メンバーとなっているエクソダスのリーダー
ゲーリーホルトが完全にジェフの空いてしまった穴を埋めたというか
ケリーキングとゲーリーホルトと、凄いリズムギタリストが2人居る訳ですし
事務所に搾取されていた事に抵抗しようとしていたドラマー、
デイブロンバートは解雇されましたが、出入りしてた
名手ポールボスタフのドラムが演奏クオリティーを更に上げている気すらします。
オリジナルメンバーの黄金期とは違う、別の凄みでした。
スレーヤーのライブは滅茶苦茶カッコ良かったですね。
私は後方の椅子席で観ていましたが、アリーナは凄い事になっていましたね。
「レインインブラッド」でジェフハンネマンと書かれた
ビールロゴ「ジェフハイネケン」にバックドロップが変わるし、
「エンジェルオブデス」で「ピタっ」とスレーヤーのライブ最後の曲が
終わりました。変に引っ張る事は全くせず唐突な終焉。
とあるバンドで「この曲はカオスなプレイにしてくれ」
そう言われて、現在止まっている曲が有りますが
参考になるのは、やはりジミヘンヘンドリックスと、このスレーヤーだったりします。
ワウとケーラーのアーミング、スケールアウトしたリードギター。
それが私の頭の中の「レインインブラッド」だったりします。
私は2月後半から、自律神経失調症の体調不良&風邪にかなりやられていて
来週以降も心配なのですが、このヤラれている状態で
何故か「スラッシュメタル」を聴きたくなる!という異常体質・・・。
普通避けるサウンドですよね。普段ロックを聴く機会すら減っているというのに。
そこで、薬が効いてきて、眠ダルくなってきた時に
先日記事にした「ACCE RAIDO」のJAZZでは無く
スラッシュメタルを聴いているという・・・・。
そこで、この間スラドミで頂いたCD、そして突然スレーヤーが聴きたくなりまして。
メタリカやメガデスでは駄目なんです、こういう時。
ひたすら破壊的なサウンドというか・・・。
そこで、高校生の時にダビングしたスレーヤー初期3作のカセットテープを引っ張り出し
ぼやーっとした中でBGMとして破壊的なスレーヤーが流れている訳です。
特に攻撃そのものだった初期3作。
「スレーヤーは雑音!」とか言われます。そう言う方もいらっしゃいます。
ラウドパークで他の激しいバンドは観てもスレーヤーは帰るという現象。
コレも10年位前に書きましたが、「スレーヤーは凄いぞー!」と
渡された「名盤」と呼ばれる30分にも満たないアルバム
「レインインブラッド」をその場でウォークマン渡され聴いた時
吐き気と頭痛がしました。頭おかしくなりそうでした。強烈過ぎて。
友人は「このギターソロが凄いんだよ!」なんて言うけど、
明らかにスケールアウトしてるし、ピッチも怪しいし
曲も疾走感というか爆走感というより
マシンガン撃ちまくって街破壊して行軍しているというか・・・
といきなり強烈な作品を渡され(高校の文化祭最中でした)聴いて疲れてしまいましたが
あまりこの作品を好んで聴く事が無かったです。
「破戒的なアルバムの極み」と言っても良いでしょうね。
ので、「スレーヤーは雑音!騒音!」という方に今も反論等しません。
当時は1stの「ショーノーマーシー」が聴きやすかったし
2ndの「ヘルアウェイツ」は当時メタルな曲ばかり作っていた私には
1曲目からコード進行がベタに感じたり。(今は好きです。アルバムは良い)
今でも個人的にはデイブロンバートの音数の多いドラムも冴えわたる
「シーズンインアビス」が好きだったりしますが、
25年ぶり位に再生した「レインインブラッド」のクオリティーは
やはり高かった。スラッシュメタルの「名盤」と呼ばれてもおかしくは無いです。
破戒の極みを達した作品というか、かといって無茶苦茶なハードコアパンクでは無い。
30分弱のアルバムに整合性が取れたブレない曲達が詰まっております。
スレーヤーの曲って9/8が入っていたり、曲中にBPMが変わったり
リズムが難しいですよね。ここが、ケリーキングはリズムギターの名人と言われたり
演奏が上手くないとプレイしてもバレる所
エンディングを飾る、タイトル曲。
本当は後年、血の雨が降り、その「血糊」に油分が沢山含まれていたせいで
。ギターがツルツル滑り
「間違えている事は確かだ」と笑わせた歴史的映像を貼りたかったのですが
リアルタイムのMVを。
Slayer Raining Blood Official Video
と、こう破壊的な初期作を2日続けて聴いてしまいました。
アルバムとしてクオリティーが高くなるのは2ndの「ヘルアウェイツ」からでしょう。
私は5作目の「シーズンインアビス」の頃にグランジが来た影響で
リアルタイムロックを好んで聴かなくなりますが、ちょっと聴いたアルバムが
ラウドロック化している事に驚きました。「悪魔のレクイエム」ですかね?
で、その後の「ゴッドヘイツアスオール」でメタルに戻るとラジオで聴き
レンタル出たのを借りたのですが2曲目迄で後は
「コレがホントにあのスレーヤーなのか!?」と思ってしまうドゥーム感というか・・・
残念でした。ヘビーメタルではあるけど、スラッシュメタルでは無い感。
その頃に私はメタリカ、アンスラックス、メガデス、スレーヤー」が
スラッシュBIG4なんて呼ばれている事を知り(あまり好きな括りでは無い)
「帝王」とも呼ばれている事を知りました。
次作の「クライストイリュージョン」で完全に従来のスレーヤースラッシュメタルに
回帰し、この「レインインブラッド」迄行かなくとも、「帝王感」を示すのでした。
とにかく楽曲の中1曲それぞれの説明や間奏は正直不要に感じてしまうというか
1作を通して丸一曲に感じさせるというか。
強烈な「エンジェルオブデス」から始まり「レインインザブラッド」で
1曲が完成とでもいうか・・・・コンセプトアルバム的に聴いてしまうというか。
ラウドパーク2016で漸くスレーヤーのステージを見ました。
ギタリストのジェフハンネマンはこの世を去ってしまいましたが
サポート&正式メンバーとなっているエクソダスのリーダー
ゲーリーホルトが完全にジェフの空いてしまった穴を埋めたというか
ケリーキングとゲーリーホルトと、凄いリズムギタリストが2人居る訳ですし
事務所に搾取されていた事に抵抗しようとしていたドラマー、
デイブロンバートは解雇されましたが、出入りしてた
名手ポールボスタフのドラムが演奏クオリティーを更に上げている気すらします。
オリジナルメンバーの黄金期とは違う、別の凄みでした。
スレーヤーのライブは滅茶苦茶カッコ良かったですね。
私は後方の椅子席で観ていましたが、アリーナは凄い事になっていましたね。
「レインインブラッド」でジェフハンネマンと書かれた
ビールロゴ「ジェフハイネケン」にバックドロップが変わるし、
「エンジェルオブデス」で「ピタっ」とスレーヤーのライブ最後の曲が
終わりました。変に引っ張る事は全くせず唐突な終焉。
とあるバンドで「この曲はカオスなプレイにしてくれ」
そう言われて、現在止まっている曲が有りますが
参考になるのは、やはりジミヘンヘンドリックスと、このスレーヤーだったりします。
ワウとケーラーのアーミング、スケールアウトしたリードギター。
それが私の頭の中の「レインインブラッド」だったりします。
メタルのエクストリーム化がより進んだと思っています。
当時、寺田姉さんは「メタリカ!メタリカ!」としきりに言っていたのですが
その「メタリカより早いんだって!」とラジオで流されたのが
エイジェントスティールでした。
ひたすら早いバンドは居たとは思いますが、この頃に完成された破壊度に
「陰的」というか(元々悪魔の事歌ったとか?)のエクストリーム化が進んだというのも
頷ける気がしますね。
偉そうなことは書けません(苦笑)
個人的には、1stの「Show No Marcy」、
5thの「Season In The Abyss」が好きな曲多いです。
「Regin In Blood」の凄い所は、ただ突っ走るだけでなく
整合感や構成力もHMの魅力を凝縮させたところに
あると思います。
でも、一番凄いと思ったのが
トム・アラヤ(Vo/B)だと思っています。
あの高速テンポに「歌」を乗せてベースを
弾く訳ですから並大抵の演奏者じゃないのは
明白です!(拍手)
いやぁ、衝撃でした。この初期3作を貸してもらったのですが
1stは聞きやすい分、やはりクオリティー的にはまだ若いというか、
そういう面で改めてエクソダスの「ボーンテッドバイブラッド」の凄さを感じます。
私も「シーズンインザアヴィス」ですね。聴きやすいですし。ドラムの音も機械的では無いし。
メタル戻りしてから「クライストイリュージョン」も好きですね。
この「レインインブラッド」は仰る通り、整合性、構成が完璧な
やはり「名作」と思いました。改めて中古でこのアルバム探しに行こうかしら?と。
スラッシュメタルではボーカル兼任な人多いですよね。
ルート弾きが多いとは云え演奏が上手いスレーヤーですよね。
ギターに埋もれがちですが、しっかりしたプレイです。
そして元々しっかりとボイストレーニングを受けていた人なので
特に年齢をましてから、声が体と共鳴している様になりました。