故、手塚治氏のマンガには皆さん、ご存知の通り、名作が沢山ありますね。
「リボンの騎士」「鉄腕アトム」「ブラックジャック」「火の鳥」
その他、名作は一挙に挙げられません。
ウチにも、手塚漫画は、ちょこちょこ、あります。
上記のマンガは勿論、
「きりひと賛歌」「奇子」「ブッダ」その他・・・・色々。
学生時代の父が「リボンの騎士」が好きで、手塚先生に年賀状を出したら、
何と、お返事が貰えたと!・・という家宝モノの年賀状も行方不明だそうで(泣)
私なんかが、手塚マンガを語るのはおこがましいのですが、
全ての「好きなマンガ、TOP5」に入るのが、この「アドルフに告ぐ」です。
個人的に近代史も好きという事もありますが、凄まじくスリリングな漫画です。
ナチス党を設立後、世界を巻き込んだ大戦争を起こす張本人の一人、
アドルフヒットラー、ドイツ外交官と日本人妻の息子、アドルフカウフマン、
ユダヤ人のパン屋のアドルフカミル
その他、ベルリンオリンピック以降のナチスに翻弄された、この漫画の
主人公、狂言回しの峠草平。
ベルリンでナチの仕業による共産主義者の峠の弟の持っていたブツ(!)
が原因で殺害される所から始まり(そのブツがマンガのキー)物語が始まり、
激動の昭和の始まり、2.26事件、日中戦争以降の軍国主義を走る大日本帝国
そして、この4人は、アドルフヒトラーに流れている1/4のユダヤ人の
血が混ざっている事を証明する為の出生届けと、手紙の争奪を巡り
時代、戦争に翻弄され、アドルフカウフマンとアドルフカミルは親友なのに
カウフマンは本国へ送られナチ党に入党SSで大量の死体を生み出し
最後、ランプの仮りでゲシュタポに移籍。親友、カミルはユダヤ人。
親友の二人は私の祖母や父の家も燃やされた神戸大空襲の頃、親友を
決別し、戦後、ナチ狩りに追われていたカウフマンはパレスチナ組織に
助けられ、ゲリラ、テロ組織「黒い9月」参加、そして、カミルは戦後
イスラエルに移り、残虐な行為を繰り返す、イスラエル軍の隊長と
ユダヤ人とパレスチナの憎しみの中、
カミルに妻子を殺されたカウフマンがレバノンの荒地にカミルを呼び出し
親友が銃を持って決闘し決着を付けるという、
壮大な歴史感を持った、ストーリーでマンガが終結するという。
私はこのマンガにすっかりハマり、何度も読み直し、父の田舎の工場(こうば)の
マンガ棚にもこのマンガを置いています。
激動の昭和の一部がこのマンガで見る事が出来ます。
そして、ヒトラーにユダヤの血が流れていた事は大分解明されてきているそうな。
この時代の生き証人が大変高齢な事もあり、どんどん忘れられていく
日本とその対戦国との悲惨な歴史。ヨーロッパを暗黒の闇に落としたドイツ、ナチ党。
こんな、時代が有ったのだと若い人にも(私が言える年齢でもないですが)
お薦めの、凄いマンガだと思います。
「リボンの騎士」「鉄腕アトム」「ブラックジャック」「火の鳥」
その他、名作は一挙に挙げられません。
ウチにも、手塚漫画は、ちょこちょこ、あります。
上記のマンガは勿論、
「きりひと賛歌」「奇子」「ブッダ」その他・・・・色々。
学生時代の父が「リボンの騎士」が好きで、手塚先生に年賀状を出したら、
何と、お返事が貰えたと!・・という家宝モノの年賀状も行方不明だそうで(泣)
私なんかが、手塚マンガを語るのはおこがましいのですが、
全ての「好きなマンガ、TOP5」に入るのが、この「アドルフに告ぐ」です。
個人的に近代史も好きという事もありますが、凄まじくスリリングな漫画です。
ナチス党を設立後、世界を巻き込んだ大戦争を起こす張本人の一人、
アドルフヒットラー、ドイツ外交官と日本人妻の息子、アドルフカウフマン、
ユダヤ人のパン屋のアドルフカミル
その他、ベルリンオリンピック以降のナチスに翻弄された、この漫画の
主人公、狂言回しの峠草平。
ベルリンでナチの仕業による共産主義者の峠の弟の持っていたブツ(!)
が原因で殺害される所から始まり(そのブツがマンガのキー)物語が始まり、
激動の昭和の始まり、2.26事件、日中戦争以降の軍国主義を走る大日本帝国
そして、この4人は、アドルフヒトラーに流れている1/4のユダヤ人の
血が混ざっている事を証明する為の出生届けと、手紙の争奪を巡り
時代、戦争に翻弄され、アドルフカウフマンとアドルフカミルは親友なのに
カウフマンは本国へ送られナチ党に入党SSで大量の死体を生み出し
最後、ランプの仮りでゲシュタポに移籍。親友、カミルはユダヤ人。
親友の二人は私の祖母や父の家も燃やされた神戸大空襲の頃、親友を
決別し、戦後、ナチ狩りに追われていたカウフマンはパレスチナ組織に
助けられ、ゲリラ、テロ組織「黒い9月」参加、そして、カミルは戦後
イスラエルに移り、残虐な行為を繰り返す、イスラエル軍の隊長と
ユダヤ人とパレスチナの憎しみの中、
カミルに妻子を殺されたカウフマンがレバノンの荒地にカミルを呼び出し
親友が銃を持って決闘し決着を付けるという、
壮大な歴史感を持った、ストーリーでマンガが終結するという。
私はこのマンガにすっかりハマり、何度も読み直し、父の田舎の工場(こうば)の
マンガ棚にもこのマンガを置いています。
激動の昭和の一部がこのマンガで見る事が出来ます。
そして、ヒトラーにユダヤの血が流れていた事は大分解明されてきているそうな。
この時代の生き証人が大変高齢な事もあり、どんどん忘れられていく
日本とその対戦国との悲惨な歴史。ヨーロッパを暗黒の闇に落としたドイツ、ナチ党。
こんな、時代が有ったのだと若い人にも(私が言える年齢でもないですが)
お薦めの、凄いマンガだと思います。
手塚作品といえば、脇役がよいですよね、ひげおやじとかランプとか、ヒョウタンツギとか。
小悪党のランプがちょっと好きです。
ランプはこのマンガでは、
ゲシュタポの大悪党ですね。