ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

スコーピオンズ 「キャッチユアトレイン」

2019年10月26日 | 音楽
このバンドはホント、ベーシストが要ですが
当時のフロント3人のカッコよさ(ルックスでは無く)
クラウスマイネの歌にシビレまくってた中学生でした。
親子の年齢差のスコーピオンズはおろか
ハードロックの話しが出来るクラスメートは皆無でした。

ベスト盤に入っていたこの曲
ルドルフシェンカーのカッコ良すぎるギターリフのリズムギター、
そして仙人、ウリロートのリードギターのコンビは最高です。
ウリのこのトーンにセンス(歌は別)
早弾きの安定さ、そして歌いまくる素晴らしいウリ特有のヴィブラート、トーン。
コレ、今でもコピー出来ない高い壁です。
トーンは間違いなく無理ですが、速弾きのスピードが維持出来ません。
正確な一音一音。
日本では大谷令文、足立裕二が近いですね。

Scorpions - Catch Your Train (Blu-spec CD) 2010


ルドルフのキラーギターリフにワウを駆使した歌うリードギター
この技巧的にこのウリの、インテンポと言って良い位の安定スピードが
やはり出せないのです。同じテンポで弾いても、この微妙な速さが
も。つい速いスピードで弾く私の速弾きでは冴えないんです。
このスピード、中々苦戦する人多いのではないかな?
当時、ウルトラCであったであろう弦飛びも苦戦した人いらっしゃるのでは?

で、やはりクラウスマイネのシャウト&セクシーな歌声が
痺れます。コレ、当時のライブでは相当フェイクしていますね。
当然でしょう、このスタイルでは早々と喉壊すでしょうし
実際壊して、発声の仕方を根本から変えたそうで。

2016年、ラウドパークでスコーピオンズの凄いライブ観ましたが
全体のkeyを落としメドレーで演奏していました。
そして、アンコールの時、まさかのウルリッヒロートが登場し
30数年ぶりの共演を果たしました。
スカイギターで弾きましたが、やはり仙人トーンでした。
少な目なクランチ的ゲインで音を響き湧かせていました。

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4 コメント

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Unknown (ES335TDC)
2019-10-27 10:32:37
太郎 さん


太郎さん、この作品は相当お好きなのでは? (^.^) 今聴いても刺激を受けますねぇ。

音色的に、ウリ様のギターはほぼ同年代のストラトかな。ピッキングもそうですが、この音使い。やや強引かもしれませんが、このディミニッシュのねじ込み方も痺れます。

…因みに、この音源はYouTubeにしては結構音圧を感じました。リマスタリングだけ? 微妙にミックスも変えてたりして。
返信する
ES335TDCさん (太郎)
2019-10-27 21:55:37
このアルバムは全体的に大好きです。
タイトル曲「ヴァージンキラー」が何故か越後のスキー場でかかっていて
その後、ボーカルですがライブでカバーしたりでした。
ただ‥ウリのボーカルだけは‥‥やめて‥‥かしら。
何故にウリボーカルが2曲も???と。

イングウェイの前にディミニッシュを使っていたハードロックギタリストは?
やはりウリロートと多くの人と話しが一致します。
後のウリの作品ではディミニッシュや弦飛び等、沢山入って来ますが
王道ハードロックのスコーピオンズでの使い方カッコ良いですよね。
恐らくイングウェイ世代のギターヒーロー達は聞き込んだのでは?と89年のYG誌では
77年度ベストテクニックアルバムに選出されておりました。
チト今wifi環境が無くて聴けないのですが、良い音でしたか。たまたまこの動画を共有しました。
返信する
Unknown (colo)
2019-10-28 18:45:49
自分も中学の時聴いて、ぶっ飛びました(笑)
本当に流れるようなギターで、カッコいいですよね!
あと、フィードバック?もシビレます。
現代だと、あのジャケットは相当マズイかも…
自分も歌詞カードの裏面を表に出しております(笑)
自分以外、娘、嫁なもので…
返信する
coloさん (太郎)
2019-10-28 20:18:20
私、中学時代レンタルレコード屋の会員入っていなかったんです。
関西から持ってきたレコードプレーヤーが関東のサイクルに対応出来ず
友人に毎回借りて貰ったのです。スコピのLPを沢山聞きたかったのですが
LPジャケットが強烈なモノが多いんで、友人がレジに持っていくの嫌がる様になりまして(泣)
ので、未だ聴けてる作品は決して多く無くて。
そして娘さんの父親からしたら、あのジャケットはNGですよねぇ。不快かもですね。
フィードバックやワウを凄くカッコ良く使っていますよね。
あの流れる様なウリのスピーディーな速弾き、ウリだから相当なスピード感ですよね。
更に行動な技術を持つイングウェイや現代ギタリストがカバーして同じくインテンポで弾いたら
スピーディーに聞こえない気がします。
人間国宝とか仙人と呼ばれても違和感を感じないウリトーンを
2016年、しかも30数年ぶりのセッション飛び入りして聞けたウリの生ギターは
表現し尽くせない素晴らしいトーンでした。
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