ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ローリングストーンズ 「メインストリートのならず者」

2020年06月03日 | 音楽
私がストーンズの作品を持っているのは5枚、
そして前作から参加したミックテイラーのソロ作だけ。
私より一回り、二回り上の方々ではビートルズ派、ストーンズ派と分かれたり
伊武雅刀や小倉智昭なんかはストーンズ派で何故か?というと
「ビートルズよりコピーが簡単だった」とか・・・・。(えっ???)
私の世代では何の分け隔たり無く両方聴きますが
教科書に載るほどのビートルズの曲の方が確かに耳馴染み良かった。
ミックジャガーが東京ドーム単独コンサートした時はTVで中継され
今もビデオテープ持っておりますが、凄かったなぁ。
名手サイモンフィリップス(ドラム)に当時「スティーブヴァイの師匠」と
注目されていた頃のジョーサトリアーニ、
そしてゲストでティナターナー迄登場したり。

最後の日本公演と言われたストーンズ、東京ドームコンサート。
同日か近い日にマリーナショウの来日ライブがあり
(withデビッドTウィーカー、チャックレイニー、ハービーメイスン、ラリーナッシュ)
既に何度か観たデビT爺は勿論、私が全てのドラマーの中で一番好きな
ハービーメイスンをどうしても見たくて、結局マリーナショウを選択しました。
(内容も「Who Is This Bitch’ Anway」再現ライブでしたし)日にち分けても
(完売だったけど)私の月のお小遣いは5000円、
神様という存在が居たとして何てつれない事を・・・。
オマケに新婚だった弟が病気で死にかけて・・看病でヨレヨレでした。

と、ここまで私とストーンズになってしまいましたが
私のブログでこの作品は記事にしていなかったな、と。
持っている作品の多くはスティッキーフィンガーズと
ベガーズバンケット以外はミックテイラー目当てで入手した記憶ありますが
この「メインストリートのならず者」は何でしょう?
ビートルズの「ホワイトアルバム」と被る要素があるのではないか?
そう思ってしまいます。
バラエティー豊かで。それにしても個人的にはキースリチャーズのリズムギターが
毎回、本当にツボです。

Tumbling Dice ~ The Rolling Stones


この「ダイスを転がせ!」は定番中の定番、ライブでもやる曲ですよね。
コレ、メンバーによって担当楽器、パートが違うのかな?
キャッチーな同曲を別として、元々シカゴブルースの影響大なストーンズ
ブルース、カントリー、重いハードロック、
そんな色彩豊か過ぎる作品に感じます。
もしかしたらジミヘンドッリックスの「エレクトリックレディーランド」や
レッドツェッペリンの多々の作品、「フィジカルグラフティー」とか。
wiki見ると製作が大変だったそうですね。
70年からスタジオ入りして72年に発売と。
壮大な二枚組ですね。上記の作品に感じる「混沌さ」
上手く言葉が当てはまらないですが、
最高傑作の一つという評や散漫等。
私の言う「混沌」が上記の評価に最適なのかな?
19歳の頃、皆がブルースの真似事を始めた頃、
先に南部ブルースとパンクのルーズさを持った当時のバンドメンバーが
私にこのカセットテープを置いて行きました。
当時の私には理解出来なかったのでダビングせず返してしまいました。

コロナ渦になってからこの「メインストリートのならず者」をかけながら
久々にこのアルバムを結構流しているのですが、
すぐ頭に浮かんだのが・・・・
運命を決定させた!という矢沢永吉のビートルズの出会い
漸くデビューしたバンド、伝説のキャロルは「日本のビートルズ」なんて
言うファンは多かったそうですし、私もビートルズ的なキャッチーさを感じ
好きなバンドですが、キャロル解散後の矢沢永吉という大ブランドの
ソロ活動でブラスやピアノをふんだんに取り込み、ギタリストはひたすらバッキング
その作業になったそうですが(ブルースギタリストのIchiro)
極端な表現になるとビートルズ的だった永ちゃんがストーンズになった
(この作品的ルーズさは感じないけど)
そう思ったりしたこの「メインストリートのならず者」でした。

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