ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

メタリカ 「ダメージインク」

2021年01月23日 | 音楽
チェロ4本位でメタリカをカバーするバンドを
ラウドパークで観ましたな。アレは凄かった。2017年の2日目
トリの「マイケルシェンカーフェスト」を観る為だけに17000円払ったので
発作も起きるし、ラウドネスとアウトレイジ以外は基本お休みしてました。
その時、このダメージインクがプレイされていたか?
されていなかったかも。

個人的に、そしてメジャーでメタリカ世界に名が広まったのは
この3枚目「メタルマスター」に思います。
バンドのボトムを引っ張っていたベーシストの
クリフバートンが亡くなる前の最後の作品。
ここ日本でもメタリカがメジャーになりつつあり
あちこちでメタリカの名前が呼ばれてました。

当時、中学生でしたがハードロック/ヘビーメタルにハマって
語り合える人がクラスや周りにいなかった。
学校で別のクラスだけ滅茶苦茶盛り上がってましたが
会話に入るスペースが無いというか。熱くなり過ぎていて。
当時、一番人気はラウドネスでしたね、そのクラス。

で、友人に頼んでレンタルレコードに行き
レコードプレーヤーが無いのでテープ渡しダビングお願いするのですが
最初に借りたのがこの前作「ライドザライトンング」
気味の悪い電気椅子のイラストが衝撃的な名作。
後に凄い作品と認識するのですが、当時の私のニーズとは
大きく違い、ガッツリしたのでした。
その時に「メタルマスター」を借りれていたらなぁと。

メタルマスターの実質的ラストの曲「ダメージインク」
コレは相変わらずラーズのドラムが表裏ひっくり返るお得意ドラミング
当時、時代遅れなバンドスタイルが逆に大ウケし
バケモノバンドになってしまったガンズアンドローゼス。
(メタリカもバケモノ化)
音数の多くないリードギターがウケ、ハードロックを演奏出来る
裾野が広がったリードギタリストのスラッシュが
現在のナンバーワンリズムギタリストは
メタリカのジェイムスヘッドフィールドだ!とインタビューで答えたのが
頭に強くインプットされております。
ここに、元メタリカのリードギタリスト
偏屈且つテクニカルでひねくれたリズムギターをプレイする
これまた「単音リフキング」のメガデスのデイブムステインが
素行良くて未だ在籍していたとして、このリフは生まれなかった気がします。
ジェイムスとデイブでリズムギターが衝突してしまう感じというか。
このジェイムスのリズムギターを完全にコピーするに
いや、バンドでカバーするのにドラムの表裏チェンジで
間違えない様、要、注意です。
そしてキレ有るピッキングする位置は私個人だと
ストラップ下げないと右手がしんどそう。

Metallica - Damage, Inc. (HD)


高校生のライブハウスで、BOOWYバンドに押され
ラウドネスバンドがどんどん消えて行った頃
メタリカバンドもそこそこ居ました。
中には、Tシャツスリムジーンズ、バスケットシューズでは無く
メイクに怪しい衣装と演出のバンド。

カークハメットのリードギターはスピード速くとも
ワウペダルを使い古典的なフレーズの組み立てで
私個人は凄くフィットするのですよね。
3:56〜のメロディーは凄く印象的で頭に残るフレーズです。

このアルバムを最後に、クリフバートンの死と共に
メタリカの当時最大のウリの一つだった
スピードメタルの疾走感が奪われ、どんどん路線が変わって行く様に
なりました。

そしてスラッシュメタルBIG4と呼ばれるアンスラックス、メガデス、スレーヤーも
3作目で歴史に残るアルバムを製作するのですよね。
メガデスは2ndと4thか。

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