ＬＯＶＥ／ＨＡＴＥ

日本ではほぼ無名だった、如何にもＬＡメタルバンドが居ました。
ぶりぶりざえもんさんが忘れていたこのバンドのＣＤ送って下さいました。
（有難う御座いましたm(__)m）

当時、レンタルしようか？でも結局レンタルしなかったバンド。

９１年に湾岸戦争をキッカケにグランジブームが台頭して来る
２年位、こういうハードコアＬＡメタルバンド達がデビューしたり
過去、ＰＯＰや様式美のあったバンドが
突然、コチラ系のサウンドに変わってしまい
私は嘆いてしまった事があり、特に日本でウケていたバンド
日本人好みのサウンドだったバンド達がＬＡメタルハードコア化？した事で
より顕著になってきました。
（例えば、ストライパー、クリムゾングローリー、スティールハート等）
燃えろ！誌はコテンパンに叩いていました。
私も当時ＣＤ購入し聞いて、倒れた覚えがあります。

ただ、このＬＯＶＥ/ＨＡＴＥはこの時期、
漸く長いした積みからデビューしたバンドだったので
そんなに違和感はありませんでした。
もっとグランジ的だと思っていたので。

Love/Hate - Slave girl


正直、かなりハードなＬＡメタル末期のサウンドで
ウェット感が好きな日本人好みのバンドでは無かったと思いますが
モトリークルー等、初期のＬＡメタルが好きな人は
結構好きだったかも知れません。

現に、ここのＶｏは２１世紀に入ってから
ＲＡＴＴのＶｏを務めていた時期もあります。

ＬＡメタル、終焉期を物語るバンドでした。
その後、恐らく、グランジ、オルタナティヴロックの波に
埋もれていった、不運なバンドかも知れません。
ただ、数多いＬＡメタルサウンドが多いバンドでも
実力は本格的で、数多い実力派のバンドが多い中
デビュー出来たのも幸せだった方かもです。
この後、ＬＡメタルもブリティッシュ路線のバンドも
コテンパにレコード会社から一方的に契約解除されて行きました。