アイバニーズS540FM 弦

先日グレコ・タバコサンバーストレスポールモデル（EG700以上かな？）を
メインギターにしていた時の自身のライブ映像を観たのですが
レスポールリバイバルブームの時、中古で18900円位で購入したボコボコなモノ
ボディー以外のパーツがボコボコで苦労してステージで音が出ず苦悩している絵が悲しく。

コレを経験した後に音楽学校のクラスメイトが「一生モノのギター買いなよ」と言われ
このアイバニーズを購入したのでした。フジゲン製で色違いをフランクギャンバレが
メインギターにしていましたし、スタジオ、セッション系のギタリストでも充分に使える
幅広いサウンドが使え、
手の小さい女性と同じ位の指の長さの私はプレイやサウンドで随分助けられました。
ただ、チューニングの激しい狂いで当時まだフロイドローズライセンスドのブリッジを採用していて
交換したいけど、アイバニーズもスタッフさんの話だとこのブリッジは今、持っていない可能性が大、
リペア屋にとって（長年フジゲンに居た腕の確かな人）ブリッジ交換って
別のタイプのブリッジを使う場合一番困る仕事らしく‥
（フェルナンデスなんかは独自の規格ですし。ストラトにウィルキンソン乗せるのはまだやり易いかも）
ギターが増えた事でステージやリハで引退させたのですが
ネックもボディーも薄くて怪我で痛めた体の為に再び取り出したのです。
使える様にしょうと。
PUはアイバニーズUSAがディマジオと製作した
ギブソンPAFイメージのモノがハムバッカーに付いているのですが
本家ディマジオPAFより人気が有った時期も有るというモノらしい。（ハイパワーでは無く、でも使い易い）

このギター、リハやステージから離れてもう１２年。
おまけに弦張り替えは
ダダリオの弦を張った０９年以降８年４ヶ月ぶり！
ギターに悪いですよねー。

弦を全て外しボディーを見ると、汚れでくすみまくり
オイルフィニッシュでも使える１２年前のサンプル液体（爆）でボディーを磨くと
ギターの色が幾らか明るくなりました。
そして、指板見ると、ポジションマークが浮き始めている箇所もある。
フレットは擦り合わせが必要なレベル。（2４年前に購入したから経過しているし）
チト、コンディション悪いなぁ〜。

そして張ろうとしていた弦、アーニーボール・スーパースリンキーがクソで
輸入の時点で錆びてる弦が3本。
仕方ないので余ってたフェルナンデスのテンション強めな弦を対処で貼りました。

それにしても、本来のフロイドローズはチューニングしてナットロックしたら
あんなに狂わないですよね？これもアイバニーズ・ロープロエッジだと言うのですが
本当かしら？（今年のラウドパークにアイバニーズは出展してませんでした）
昨年購入したRG3170Tもチューニングが中々キマらないのですね。
ブリッジが上がり過ぎ、テンションキツくなり、弦高も高くなり
ネックも反ってしまいました（泣）

弦を張るのに二時間以上かかってしまいました。
普通のギターではこんなに時間かからないですよね？
この事もあり引退させた理由の一つでもあるのですが
このーギターでないと怪我した今、出来ないテクニックもあるので
使うかも知れないと思っております。
そうするとリアPUだけはダンカンに変えたいかもなんですが
リアのハムバッカーPUがパラレルで鳴るのって面白いですよね。

しかし８年以上も弦張り替えずフレット痛める可能性があるなんて
良くないですよね。
私、持病で集中力低下という大きなハンデがあり神経使うと細かい作業が苦しいのですが
弦が音の基本ですよ！というお叱りを頂いた事もあり
張り替えてみました。
暫く様子見です。