ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

HMV渋谷店、閉店

2010年08月23日 | 音楽
90年代、「渋谷系」というジャンル
ピチカートファイブ、フリッパーズギター、コーネリアス
スガシカオ、カヒミカリィ、
そして、先日日記で書いたラブタンバリンズ
その一大ブームの発祥の場として、情報発信の地として誇ったレコード屋、
「HMV渋谷店」が22日の夜、閉店となりました。
私もよく足を運んでいた場所です。


当日はその、元ラブタンバリンズのボーカル、eliさんが
22時位からライブを封印していたラブタンの曲を1曲歌うという事で
駆けつけようと思いましたが、原っぱのライブと日にちが同じだったので
原っぱ観た後、駆けつける事も・・・?と思いましたが
体調上、止めました。(その後の原っぱの会が、素晴らしい経験でしたし)
2Fのイベント会場は入場制限がかかったようですし。
関東の新聞にも大きく取り上げられ、音楽業界の不況、
CDが売れない時代の危惧が強まります。
湯川れい子も売れるアーティストがどんどん小粒になる・・と
新聞でコメントしていた状態に、もう既になっています。

ダウンロードの時代。そして不正ダウンロード。
以前、記事にした事もありますが
アルバム1枚を作品として聴いていた洋楽ファン、
ミュージシャンの立場からしたら
どんどん、楽曲、1曲にかけるクォリティーが下がってしまいます。
皆で、音楽を聴きながら、ディスカッションする機会が減る訳ですしね。
i-tunesストアが、業界第二位のアマゾンを大きく引き離したそうですし。
今、ダウンロードしたいなんて曲もありませんが・・・。
(ダウンロードした事無いですが)
今でも昔のオールドスクールという分別にされている往年の音楽の
輝きは、全く消えません。

と、eliさんの応援に駆けつけようにも
凄い人で入場制限がかかってしまい
入れなかったでしょう。
eliさんとの再会の楽しみはまた今度にとっておきます。

そして、CDショップの規模が小さくなり
欲しいCDがその場で手に入りづらくなり
大型CD店が赤字を計上している時代・・・
レコードやテープから育った世代としては淋しいです。
ハードに音楽取り込んでも寿命があります。
壊れたら、聴かれなくなり、早々と忘れ去られるようになりそうで・・・。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« LINE6のニューアンプだ... | トップ | 受難(追記) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
悲しいことに (KANA)
2010-08-23 21:13:17
音楽も使い捨てみたいになってるんですかね?

「CDを買うよりダウンロードしたほうがエコだよ!」なんてふざけたCMを流してた企業もいましたね。

ダウンロードの普及で、音楽を記号としか見ない人が多くなった気がしますよ。

返信する
KANAさん (太郎)
2010-08-24 13:47:58
だと思います。
そして、湯川れい子(実は私の学校の名だけの副校長でした)
が書いていたように巷でかかる音楽は小粒になっていると感じません?
私、深夜の音楽TVとかたまに観ますが
次聴きたいと思うの、居ませんからねぇ。
返信する

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事