坂本英三・・・・
日本のメタルバンド・ANTHEM、アニメタルのボーカリストです。
ANTHEMを初めて聴いたのは高校に入学した頃
2ndの「タイトロープ」でしたね。
時代的には3rdの「バウンドトゥブレイク」でしたが。
その頃、日本のメタルバンドが大勢海外進出していましたからね。
日本で日本人の音楽をアメリカのチャートに入れたのは
坂本九の「スキヤキ」ですが、その後、ロングタイム・・
アメリカに進出して成功したのはメタルバンドのラウドネスからですよね。
メタルでも後陣組のアンセムは2ndのタイトロープが
世界のメタルチャートで25位に入り
3rdでロサンゼルス郊外にあるカントリークラブで
ポールギルバート率いるレーサーXと一緒にライブをしています。
これが当時、如何に凄い事だったか?
私は高校生で興奮していましたね。
その3rdで坂本英三はバンドの高すぎるモチベーション(まあ、柴田氏)に
付いていけなく脱退する訳ですが
私がアンセムにハマったのは日本のメジャーシーンに出てきているバンドで
「一番メタルしている」と拘りを感じたからです。
アンダーグラウンド的では無くて、より垢抜けた感じというか。
日本のメタルの先駆者と言えばラウドネスですが
ラウドネスがメタルであっても例えるとすれば「ロックを追及するバンド」
そんな感じで。(試行錯誤も多かったですしね)
アンセムは「王道メタルを追求するバンド」という感じで
自分の当時の理論とマッチしていましたね。(まあ、いまもですが)
しかし、実際、この英三のボーカルを初めて聴いた時は
ビックリで。正直、悪い意味ですね。カツレツがイマイチな感じで
ハスキーとダミ声の中間的なシャウト、歌もまだまだ発展途上でして
ラウドネスのボーカル二井原こと、ニイちゃんはもうスタイルを確立していましたしね。
バンド全体の演奏は当時からベースでリーダー、作曲を担当する
柴田氏以外はまだまだ力不足と雑誌にも叩かれていましたし。
(しかしこの場合、期待を込めた叩きというか・・・)
メタル宣教師の伊藤正則の事務所ですしね、当然、全ての期待は大きく
3rdで世界に通用するバンドとして確立しました。
しかし、私が一番好きなのは、ジョージ吾妻プロデュースの
1stアルバムだったりします。
一番メタルで、コマーシャルで演奏はまあ、バラ付きが多い
勢いで録音した感じですが、その勢いの良さが今後のメタルの未来系というか。
英三の歌はあまりに若々しく、まだまだ力量不足でした。
そんな英三がアンセムで自分いっぱいいっぱいになり脱退し
声量も歌唱も日本人離れした森川が加入しました。
森川は「静岡のグラハムボネット」とも言われていたそうで。
実際、アンセムのボーカルオーディションの最終選考は
英三と森川だったという話も何処かで聴きました。
更に噂では森川が当時パンチパーマだった為、落選したとか・・・。
実際、今でもボーカリストとしての地力は森川の方が上と思っています。
しかし、森川加入のジプシーウェイズで私アンセムを
そしてジャパメタを聴かなくなりました。
洋楽メタルのみとなりました。
そして、ジャパメタを嫌がるようになったり
ジャパメタが「ヘビメタ」と呼ばれるのが嫌で
そのヘビメタの典型的グループの「X」がインディー時代から
ブレイクしていたという理由も有りましたね。
メタル誌を読むと、英三が地道にライブ活動しているのが
小さく伝わりました。
確か、練馬マッチョマンとか?
(同じ音楽学校だった「江戸川ボンバー」と対バンしていたり)
メガネスーパーに入社したりタクシーの運転手してたそうですが
(収入もそこそこに)
しかし、時代はメタルというか、ロック暗黒期で・・・。
(少なくとも私にとってはそうでした)
その時代に突然出てきたアニソンをメタルでカバーするバンド
「アニメタル」として英三がシーンに復帰し
そのCDを聴いた時、「日本のメタルボーカルの救世主!」と思いましたね。
アンセムに居た時とは実力が全く違う!
歌上手い!シャウトは抜けまくる。
アニメというパロディー系でしたが、当時死んでいたような
メタルシーンではアニメタルこそメタル!と思いましたし。
そして、メタルボーカリストとして散々壁にブチ当たり
その頃、SOULとかを歌っていた私も英三の歌をキッカケに
前よりメタル的発声の練習をし始めました。(深夜の寒い江戸川の土手とかで)
そして、アンセムが復活する時のボーカルとして
森川ではなく、英三がボーカリストに選ばれました。
地力では森川でもキャッチーさと当時の英三の知名度もあったかもです。
そして、私の中でもアンセムのボーカリスト=英三なんですね。
ギタリストにヒロヤが選ばれなかったのは残念ですが
(まあ、事情が事情だし・・・)
その初期アンセム、ある意味一番黄金期だった頃のメンバーによる
記念ライブが下で。
Anthem - Night After Night -
ヒロヤが病気や色んな事情からギターはキビしいものがありますが
(ヒロヤは今、心の病を持ちながらtatoo系のカメラマンをやっています)
25年位前の英三とこの頃の英三では力が違うというか
ボーカリスト本格的開花でしたね。元々ポジティヴ志向らしいですし。
そして、ライブにおけるMCがぶっ飛んでいて凄く面白いですし。
今もアンセムはアンセムらしい活動を続けていますし
続けていって欲しいですね。
日本のメタルバンド・ANTHEM、アニメタルのボーカリストです。
ANTHEMを初めて聴いたのは高校に入学した頃
2ndの「タイトロープ」でしたね。
時代的には3rdの「バウンドトゥブレイク」でしたが。
その頃、日本のメタルバンドが大勢海外進出していましたからね。
日本で日本人の音楽をアメリカのチャートに入れたのは
坂本九の「スキヤキ」ですが、その後、ロングタイム・・
アメリカに進出して成功したのはメタルバンドのラウドネスからですよね。
メタルでも後陣組のアンセムは2ndのタイトロープが
世界のメタルチャートで25位に入り
3rdでロサンゼルス郊外にあるカントリークラブで
ポールギルバート率いるレーサーXと一緒にライブをしています。
これが当時、如何に凄い事だったか?
私は高校生で興奮していましたね。
その3rdで坂本英三はバンドの高すぎるモチベーション(まあ、柴田氏)に
付いていけなく脱退する訳ですが
私がアンセムにハマったのは日本のメジャーシーンに出てきているバンドで
「一番メタルしている」と拘りを感じたからです。
アンダーグラウンド的では無くて、より垢抜けた感じというか。
日本のメタルの先駆者と言えばラウドネスですが
ラウドネスがメタルであっても例えるとすれば「ロックを追及するバンド」
そんな感じで。(試行錯誤も多かったですしね)
アンセムは「王道メタルを追求するバンド」という感じで
自分の当時の理論とマッチしていましたね。(まあ、いまもですが)
しかし、実際、この英三のボーカルを初めて聴いた時は
ビックリで。正直、悪い意味ですね。カツレツがイマイチな感じで
ハスキーとダミ声の中間的なシャウト、歌もまだまだ発展途上でして
ラウドネスのボーカル二井原こと、ニイちゃんはもうスタイルを確立していましたしね。
バンド全体の演奏は当時からベースでリーダー、作曲を担当する
柴田氏以外はまだまだ力不足と雑誌にも叩かれていましたし。
(しかしこの場合、期待を込めた叩きというか・・・)
メタル宣教師の伊藤正則の事務所ですしね、当然、全ての期待は大きく
3rdで世界に通用するバンドとして確立しました。
しかし、私が一番好きなのは、ジョージ吾妻プロデュースの
1stアルバムだったりします。
一番メタルで、コマーシャルで演奏はまあ、バラ付きが多い
勢いで録音した感じですが、その勢いの良さが今後のメタルの未来系というか。
英三の歌はあまりに若々しく、まだまだ力量不足でした。
そんな英三がアンセムで自分いっぱいいっぱいになり脱退し
声量も歌唱も日本人離れした森川が加入しました。
森川は「静岡のグラハムボネット」とも言われていたそうで。
実際、アンセムのボーカルオーディションの最終選考は
英三と森川だったという話も何処かで聴きました。
更に噂では森川が当時パンチパーマだった為、落選したとか・・・。
実際、今でもボーカリストとしての地力は森川の方が上と思っています。
しかし、森川加入のジプシーウェイズで私アンセムを
そしてジャパメタを聴かなくなりました。
洋楽メタルのみとなりました。
そして、ジャパメタを嫌がるようになったり
ジャパメタが「ヘビメタ」と呼ばれるのが嫌で
そのヘビメタの典型的グループの「X」がインディー時代から
ブレイクしていたという理由も有りましたね。
メタル誌を読むと、英三が地道にライブ活動しているのが
小さく伝わりました。
確か、練馬マッチョマンとか?
(同じ音楽学校だった「江戸川ボンバー」と対バンしていたり)
メガネスーパーに入社したりタクシーの運転手してたそうですが
(収入もそこそこに)
しかし、時代はメタルというか、ロック暗黒期で・・・。
(少なくとも私にとってはそうでした)
その時代に突然出てきたアニソンをメタルでカバーするバンド
「アニメタル」として英三がシーンに復帰し
そのCDを聴いた時、「日本のメタルボーカルの救世主!」と思いましたね。
アンセムに居た時とは実力が全く違う!
歌上手い!シャウトは抜けまくる。
アニメというパロディー系でしたが、当時死んでいたような
メタルシーンではアニメタルこそメタル!と思いましたし。
そして、メタルボーカリストとして散々壁にブチ当たり
その頃、SOULとかを歌っていた私も英三の歌をキッカケに
前よりメタル的発声の練習をし始めました。(深夜の寒い江戸川の土手とかで)
そして、アンセムが復活する時のボーカルとして
森川ではなく、英三がボーカリストに選ばれました。
地力では森川でもキャッチーさと当時の英三の知名度もあったかもです。
そして、私の中でもアンセムのボーカリスト=英三なんですね。
ギタリストにヒロヤが選ばれなかったのは残念ですが
(まあ、事情が事情だし・・・)
その初期アンセム、ある意味一番黄金期だった頃のメンバーによる
記念ライブが下で。
Anthem - Night After Night -
ヒロヤが病気や色んな事情からギターはキビしいものがありますが
(ヒロヤは今、心の病を持ちながらtatoo系のカメラマンをやっています)
25年位前の英三とこの頃の英三では力が違うというか
ボーカリスト本格的開花でしたね。元々ポジティヴ志向らしいですし。
そして、ライブにおけるMCがぶっ飛んでいて凄く面白いですし。
今もアンセムはアンセムらしい活動を続けていますし
続けていって欲しいですね。
当時ラウドネスさえレンタルで済ませた自分にとって、アンセムは更に後ろのグループでした。
例のアメリカのライブ盤のみレンタルで聞き込みました。
社会の波に飲まれてた時に突然現れたアニメタルは興奮しました。カラオケで何度も歌いました。
ここまでうって何故か、
アンウ゛ィルを思い出しました。 では!
聴かなかった人は聴かなかったと思います。
アニメタルのデビューはホントに
衝撃的でしたね。
そして英三の歌に感動しましたよ。
1stのフルアルバムも買いました。
アンヴィルは・・えっと・・・
明日のネタになります。
実にタイムリーです(笑
私は基本ジャパメタ聴かなかったんですが
アンセムは結構好きでした。
坂本英三ていいシンガーですよね。
you tubeで色々観てみたんですが
今のギターの人て上手そうなんだけど
なんか器用貧乏なかんじですよね(^^;
ヒロヤ君のほうが全然エッヂが効いてるかんじというか。
音色もフレージングも。
存在感もですかね。
坂本英三は凄く良いシンガーですよね。
昨夜、昔の楽譜を整理していたら
ロクfに載ってたバウンドトゥブレイクのスコアを
20年ぶりに見つけました。
(8年前に一度ギターでやったんですが)
今のギタリストの清水昭男は昔から
上手くて丁寧で(私と同じ歳で)
TOKIOの城島とかにギター教えていたらしいですが
演奏の躍動感とか存在やフレーズも「華」とかは
やはりヒロヤの方がカッコ良かったですね。