ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

YAMAHA SPX1000

2016年07月02日 | 楽器
私、ホント・・ラック式エフェクターが大の苦手で
未だに配線&MIDI接続の構造がよく判っておりません。
私の高校生時代はどデカいラックシステムが、ある意味ステータスでした。

が・・どうしてもラック式エフェクターを使わなければならなくなったのが
レコーディングスタジオでトラックダウンするようになってからです。
と、私自身、バンドや個人名義で作品を出すためレコーディングスタジオに
入った事は未だにありません。
音楽学校で「REC実習」という3時間の授業でタスカム48chオープンリールテープ
レコーディングコンソールを使うようになってからですね。
当初、レコーディングエンジニアになろうか?と思っていましたが
どうにも「電気理論」の挫折と、当時生徒の中で噂になっていた「26歳定年説」だったりと
レコーディングエンジニアは諦めたのです。(諦め早いなぁ・・)
時代はデジタルレコーディングの時代になり当時1億円以上した
コンピューター制御のSSLやニーヴのコンソールを弄れという事になり頭はパンクしました。
で、大体レコーディング卓のパッチシステムの周辺に大体セットされていたのが
このYAMAHA・SPXでした。
当時でもかなり高価で今は名器扱いですかね?
空間系のシステムが今のラック式エフェクターより少ないのもあって
数台セットされていました。
このSPX、リバーブサウンドを始めて聞いた当時、感激しましたね。
「なんて素晴らしいリバーブなんだ!」と。
それまで殆ど知識の無かった私ですが初めて、ホール/スプリング/プレートと
3タイプのリバーブの種類がある事をしりました。
(中には当時ホンモノの、どデカいプレートを天井にセットしているレコーディングスタジオもありました)
何ヶ所かメジャーレーベルしか使用出来ない、使用料一時間30万~50万円とも言われた
高級スタジオも見学に行きましたが
大抵、このSPXがセットされていました。
当時の最新機器だったのでしょう。
他にもラックはセットされていましたが(多分レキシコンかな?)
SPXを弄るのに相当苦労しましたが、(ジョグダイヤルがもっと有ればなんですが)
3年通い、卒業までSPXがメインでしたね。
8年程前、メジャーデビューした子と仲良くなり(J-POP)
私がYAMAHA・SPX位しか知らない事を冗談でバカにされたりでした。
でも今では高い値段となっていますよねぇ、SPX・1000辺りが。

因みに、レコーディング当日・・・私、ディストーションペダルを持って行くのを忘れ
SPXのディストーションでギターRECしようとしましたが
まあ、歪み系サウンドはグシャグシャで最悪でした・・・。
90年代はアンプシュミレーターはサンズアンプが登場するまでロックマンのプリアンプ位しか
思い浮かばないのですが低予算でラジオのジングルを作る時、
この「グシャグシャ」ディストーションをラインで直接接続しレコーディングした音を
結構聞きましたな。
私もその頃のタスカム4chカセットテープMTRはギター→シールド→ディストーションペダル
(又は空間系もセットしたマルチエフェクター)→シールド→MTRでした。
多くの方がこの方式で宅録していたと思います。
が、SPXの歪みは厳しかった・・・。
(ボーカルには使えるでしょうね)

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