ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

Vicious Rumors「Live You To Death 2」

2024年04月21日 | 音楽
前々回の投稿で書かせて頂いたのですが
咳、熱は勿論、同居の両親迄おなじく一カ月以上同じ症状が続いている中
両親の病気関係も悪化し毎日誰かしらの検査や通院に同行し体とメンタルが‥
ハイ、ヤバい事になっておりました。ヤンディーズですな。
投稿頻度が落ちておりますm(__)m


と、手元に来てスッカリ忘れていたCDの事です。
というか、注文していた事も忘れていた‥。
昨年のヴィシャスルーマーズの来日公演が余りに良かったので
翌日にもポチっていたCDが数ヶ月後に海を渡り届きました。
置き配間違い?とか開いてみて「あれ?注文したっけ!?」と。
注文履歴も消えていた様な。でも頼んだのでしょう。

持病の症状か?暫く音楽聴くのが不自由な状態でしたが恐る恐る聴きました。
このライブアルバムの事は知っていたのですよね。
2013年に某セッションへ行った時、ヴィシャスルーマーズ大好きな人が居て
薦められたのですな。
名ボーカリスト、カールアルバートが亡くなってからメンバーチェンジが激しいこのバンド
前作「Live You To Death 1」は持っていて。
その時のボーカルは昨年11月末に電撃?復帰し日本公演で歌った
出入りの多いブライアンアレン。他の仕事が忙しいのかも。
声質が故カールアルバートに近い男。
ヴィシャスルーマーズのボーカルは3オクターブ以上の音域を
自由自在に操る歌唱テクニックと猛々しく、時にはメロウに歌う歌唱力、表現力が必要です。
で、この2013年頃のボーカルはニックホルマン。若くて確かオランダ人だった記憶が。
これまでの歴代シンガーと比較すると、あまりにクリーンで正統派
ステージではミュージシャンというよりファン?という様なオーラ。
当時、動画を探して今回のCDを買わなかった記憶が有ります。
若い彼に対して何だかお客さんの反応も薄い気が‥。



何というか凄く綺麗な歌の上手いお兄ちゃん‥そんな感じがしました。
綺麗なジェフテイト歌唱というか、毒が無い様な優等生。
「パンチ」的にはチト物足りない。
しかし、ブレスが素晴らしいです。所々に全く淀みのない
ハイトーンロングブレス奏法が聞かれます。
収録されている曲達は2ndからのリストが続き
前任ブライアンアレンが歌った「エレクトリックパニッシュメント」「ウェルカムトゥーザボール」
そしてシメに1stと前作よりバリエーションも豊か。
メンバーもリーダー&ギターのジェフソープ、ドラマーのラリーハウ以外は
チェンジしているのかな?プロミュージシャンだけでは食えない時代に入ってましたしね。
トータルで聴くとファンにとってボリュームの有る有意義なライブアルバムでした。

その後、このニックホルマンをリードボーカリストとして発売した
何とか?というアルバムがつまらなかった‥。ネタ切れ感。モチベーションはMAXなのに。
ギターは全てジェフソープが弾き、曲のネタに起承転結が少ない、
残念な作品で。ニックは荒々しく歌ったりして健闘しますが、コレは可哀想な気がしました。
ニック在籍時での代表的なアルバムは、このライブアルバムに感じます。

しかし、こんなに綺麗にブレスも切らせずピッチも完璧
私はこんなクセの無い歌唱は出来ません。
ニックにもっと華が有ったら、更に良い評価だったかも知れない。

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2 コメント

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Unknown (ES335TDC)
2024-04-22 11:58:07
太郎 さん


ヴィシャス・ルーマーズ? は初めて聞きました。バンド名も存じ上げず、やはりオジさん化しているな…としみじみ ^^;)。

決して悪くはないんですが、確かにインパクトが小さい…と言うかこういう音楽よりも普通のポップスに向いたシンガーかもしれないなぁと。

華の有る無し…と言ってしまうと酷かもしれませんが、現実的には確かにそう言う要素も必要になる世界。まだ若いから今後に期待! ですかね。


ディッキーの話になってしまいますが、太郎さんの書かれていた通りグレッグとは不仲だったと聞くものの、デュアンとは全然聞かない…どころかリスペクトさえ感じますよね。

なかなか珍しいパターンで、単に二人とも人柄が良かった部分もあったのかなぁ…なんて思ったりします。
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ES335TDCさん (太郎)
2024-04-23 02:22:59
いや、このバンドは81年頃スタートしシャラプネルレコードがヴィニームーアをデビューさせる際
ヴィシャスルーマーズのデビューに抱き合わせてデビューさせたバンドなんです。
バンドとヴィニーとレーベルの思惑が一致しヴィニーは1stアルバムと
数回のギグに参加してから脱退しソロ活動を始めるという出来レース‥という過去です。
ので速弾きギター小僧達は一度はこのバンドの1st聴いたでしょうね。
ヘビーでアグレッシブなボーカリストばかりでしたのネオクラシカルメロディックスピードメタルバンドとかに向いたボーカルかも。
フロントマンの華というのは‥エースでバンドの顔ですからね、生まれ持ったモノでしょうねぇ。
このライブアルバムは2013年のモノなので今はどうしているのか?
ディッキーとデュアンはツインギターバンドで多い対立と全く違いますよね。
デュアンが長生きしていたらどうか?は不明ですが2人の相性が良い様に感じますね。
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