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続いてチェーンを組み立てていきます。
ここはキットのパーツを使わずにホビーデザインさんのディティールアップパーツを使います。
最初にエッチングパーツを貼り合わせてスプロケットを作ります。
ドライブスプロケットはエッチング4枚とひとつのレジンパーツです。
組み立てるとこんな感じになります。なかなかシャープで素敵です。
ドリブンスプロケットはこの4枚を使います。
ドリブンスプロケットはズレないようにΦ0.8mmの洋白線をガイドにして接着します。
うまく接着できたら、レジンのボルトパーツを取り付けておきます。
やはりエッチングのシャープな感じはいいですね。これにチェーンを合わせていきます。
チェーンはベースのエッチングにピンを立てていきます。ピンの先端が下に飛び出すので、ベースを浮かせるように簡単な治具を作ります。この治具に両面テープで固定して使います。
ピンはこのように、1本1本立てていきます。
これはさすがになかなかの修行です(T_T)。ピンの先端には旋盤の突っ切りバイトで切り落とした時のバリが残っているものも多く、それも除去しながらの作業になります。ピンの素材がSUS304のように粘っこいのか、突っ切りバイトの切れ味が今ひとつなのか結構な数のピンにバリがありました。
スプロケットをはめる部分は、この段階で仮組みしてスムーズに組み込めるようにします。ドリブンスプロケットは資料にした車体がグリーンに塗られていたので塗ってみました。良いワンポイントになりそうです(*^▽^*)。
ピンを全て立てました。すでに気の遠くなる作業ですが、この後チェーンの表面のコマをひとつひとつ貼り付ける作業が待っています。
引き続き気が遠くなる作業が続き集中力が必要だったので、途中の画像を撮り忘れました(*´Д`*)。その気の遠くなる作業の結果がこの画像です。最後にスイングアームに取り付けられるようにキットのパーツと同じ場所をカットします。
表面のコマが若干波打っているように見えますが、ごくわずかです。
こうして見ると可動ではありませんがかなり精密な感じに仕上がります。
スプロケットの噛んでいる部分も精密な感じになりました。
かなり手間がかかるのは確かですが、可動式ではないので作業自体は難しくありません。
最近は3Dプリントの精密なものもあるのでそちらの方が手軽かもしれませんが、一度作ってみることをお薦めします。かなりカッコよいです(*^▽^*)。
さて、かなり精魂使いましたが、気を取り直して先に進みましょう。
この面倒くさい作業、動画を作ってみました。よかったら見てくださいね。
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