goo blog サービス終了のお知らせ 

とりたてて何もない日々のらくがきノート

からだに関することや昭和の懐古、たまに俳句など

「あんぱん」・筋トレの本

2025-04-11 06:26:08 | 日記

(予讃線 アンパンマン列車)

この4月からアンパンマンのやなせたかしさんがモデルのNHKの朝の
ドラマが始まっていて、高齢の母親が(自分自身もすでに高齢だが)
テレビの前のソファで1日中陣取っている部屋を通る時にちらっと
観る事があるが、前回のものより面白そうだというのを聞いた。

アンパンマン列車は2000年に岡山-高知間の特急電車から始まった
そうで、現在予讃線でも1日に3本ほど運行されていて、外装だけで
なく車内の装飾もアンパンマン関連のキャラクター満載で、アンパン
マンの顔の形をしたお弁当もあるらしい(笑) 

やなせさんの名言に「強いからヒーローなんじゃない。喜ばせる
からヒーローなんだ」というのがあるが、これには少なからずシン
パシーを感じてしまう。私は子供の時から格闘技系のスポーツの
相撲や柔道・剣道などが苦手な「強い」人間からはほど遠い存在
であったからだが、かと言って人を喜ばせてきたかというと、
これもそれほど自信はない。アンパンマンを見習わなくては。
(ほんとのところはほとんどマンガは観たことがない・・笑)

それで、ついさっき書いたように普段テレビを観ないので、たま
にちらっと観て昔知っていた人が出ていると、その変わりように
ビックリしてしまう。数日前にゴルフの青木功さんがインタビュー
されているのを観て、その好々爺ぶりにまたもショックを受けた。
まあ有名人を見るまでもなく、自分の免許証を見ればショックを
受けるのは同じ事ではあるけれども(笑)

そして、年寄りになるほど筋トレは大事という事で船瀬俊介さん
の『60(カンレキ)すぎたら本気で筋トレ』を読んで実行しない
といけないわけだが、愚図愚図してまだパラパラとしか見てい
ない。今日あたりの予定としては筋トレの話を書こうと思って
いたが、本を読み進めていないのでまだ書けないわけで、心を
入れ替えて(笑)熟読した後、ちゃんと記事にしようと思う。
何か今日は尻切れ蜻蛉のような感じでまとまりがないが、次は
もう少しまともなのを書こうと思う。

城山の桜・桜の俳句

2025-04-07 06:16:25 | 日記


昨日朝8時ごろに、地元川之江町の城山公園に行って桜の写真を
撮ってきた。ちょうど桜祭の日で、まだ時間が早いせいか見物の
人もまばらで、祭の設営とか準備の作業をしている人やキッチン
カーが見受けられ、華やかに賑わう前の公園を久々にゆっくり
楽しんだ。



小学生の時には家から20分ほどなのでよく遊びに来たが、大人に
なると公園の広場などもふた回りぐらい狭く感じる。その頃は
天守閣がなく(1986年に復元)、鹿や孔雀が飼われていて、
10匹ぐらいの猿の檻もあったが、現在はどれもなくなっている。



二の丸の涼櫓の前に今でも土俵があり、昔は本格的にまわしを
締めて小学生の相撲大会が行われていたが、私は一回も選手に
選ばれなかったので、衆人にお尻を晒すという事から逃れら
れた(笑)



2週間くらい前から、遠霞・春の水・桜などの句を作ろうとして
いたが、呻吟してもどうしても今日までに出来なかったので
先人の桜の俳句を以下に記して今回は許してもらおうと思う(笑)

友癒えよ雲の下なる花の雲 大木あまり

青空や花は咲くことのみ思ひ 桂信子

さきみちてさくらあをざめゐたるかな 野澤節子

初めての町なつかしき夕桜 西村和子

花冷や柱しづかな親の家 正木ゆう子








桜咲く

2025-04-03 06:30:36 | 日記


4、5日前から桜が咲き始め、火曜日には木によっては満開に
近いのも出てきた。咲き始めて快晴の日がまだないので、
上の写真のように少しどんよりとした写真しか撮れていない。
今年は、そろそろ咲くかという頃からちょうど気温が下がり
まさに「花冷え」の季語そのままの気象になった。

去年の11月5日の記事で、向こう見ずにも文学賞に応募した
ショートショートの事を書いたが、私の年代としては親など
から聞いた戦争の話を書き残しておく義務があるような気が
して、そういう背景のショートショートにしてみたわけで
ある。

それでその拙い作品の中で、城山公園の坂道に散り敷く桜の
花びらの事を書いてから、異国の地で散った若くて尊い命と、
道に一面に散り敷くひとつひとつの花びらとが重なってしまう
イメージを持つようになってしまった。

山口誓子さんの有名な俳句に

海に出て木枯帰るところなし

というのがあり、この句について書かれたものを何かで読んだ
のだが、「木枯」は爆弾を抱えて特攻基地を飛び立った戦闘機
の事を意味しており、いったん海の上に出てしまえば、もう帰る
ところはない、という解釈があるということである。
そういうふうに読むと、この句は例えば悲痛という言葉などは
通り越した感慨が湧いてしまうし、何も言う事がなくなって
しまう感じがする。

桜はたとえようもなく美しいが、散ってしまうのもあっという間
で、満開に咲いている時からもうどこか、そこはかとなく寂しさや
悲しさが兆してしまうのは感傷的すぎるだろうか。

巡礼の季節

2025-03-30 08:11:56 | 日記


10年くらい前からわりと若い人のお遍路さんを見かけるように
なった気がする。2年ほど前に30代前半ぐらいのすらっとして
背の高い男性のお遍路さんと行き交った時に軽く会釈をしたが
その人の澄んだ瞳と爽やかさに感じ入った事があった。

「遍路」は春の季語になっていて、傍題には「遍路宿」「遍路笠」
「遍路道」「善根宿」などがある。また秋になると季語としては
「秋遍路」となり、古賀まり子さんの句に、

補陀落の海きらきらと秋遍路 

というのがあって「補陀落(ふだらく)」とは、サンスクリット語
で観音浄土を意味する「ポータラカ」の音訳だそうで、観音菩薩
の降り立つとされる伝説上の山であり、霊場とされているらしい。

それで何年も前に夏井いつき先生の俳句のラジオ番組に、上記の
句に影響されて作った句を投稿したのが、

補陀落を知つてゐさうな赤蜻蛉

で、珍しく放送で取り上げられて嬉しかった思い出がある。

昔と違ってお遍路関係の番組がラジオでも毎週のようにあるし、
外国から巡礼に来られる人も増えて、お遍路もずいぶんメジャー
になってしまった(笑) 私もいつか行きたいとは思うが、何せ
全行程200里、約40日もかかるから相当覚悟した上でないと始め
られない。まあ実行するにしても88ヶ所を連続で回るのでなくて
小刻みに少しずつ行くぐらいしか出来ないかもしれない(笑)

というわけで、今日は以下にお遍路の俳句を記して、おしまい
にする。

すれ違ふ微風のやうに遍路人 鈴木鷹夫

足どりも風もひとすぢ遍路みち 吉原一暁

響き合ふ母子遍路の小鈴かな 奥田恵美

遍路笠沖は黒潮流れをり 益本三知子

それぞれの荷を背負ひけり花遍路 千葉みちる

このごろ思っていること色々

2025-03-25 05:52:52 | 日記


9年前に半日断食で1日2食にして体調が良くなってから
またお酒を飲むようになったせいか、このところ血圧が
高い。歩いているとき、時折ふらつくというか身体が
ふわふわする事があって、手首式ので計ってみると上が
190を越えている(笑)

量は沢山飲まないが(1.5合、多い時で2合ほど)やっぱり
塩辛いツマミを食べてしまうのが原因だろうと思っている。
それなので量も減らして塩気のものもなるべく避けるよう
にしたら、150くらいに落ち着いて来てふわふわもなくなっ
たので少し安心している。

だいたい薬を売りたいためなのか140でも高血圧だとか
言われるが、ちょっと大げさすぎると思う。私は病院は
大嫌いだし(笑)診察してもらったところで降圧剤を出
されるだけなので、そんなところへわざわざ行くつもり
はサラサラない。
まあ年齢も関係しているんだろうし、運動も足りないの
かもしれないが、またひどくなるようなら禁酒して1日1食
を1、2週間続ければたぶん良くなるだろうと今のところ
タカを括っている(笑)

それと運動については以前から筋トレを始めなければ、と
考えているが、これが中々始められない。元々あまり筋肉
がつかない体質だし筋トレは苦手な方なのだが、筋力を
つけないともっと年齢がいってから歩けなくなったり、色
んなところに支障が出ても困るので、やらないとしょうが
ないわけである。

幸い船瀬俊介さんの『60(カンレキ)すぎたら本気で筋ト
レ!』という本があって、ジムにも行かなくてもいいしマ
シンも必要ないそうなので一応その通りやろうかと考えて
いるが、愚図愚図してまだ本を取り寄せていない。この
愚図愚図している時間が何となくどこかしら快感だったり
するわけだが・・・(笑)

あとお米の事について言うと、備蓄米が出回っても値段は
気持ち下がるかもしれないが、去年の夏以前の元々の値段
にはもうならないらしい。なぜかというと日本のはるか東
の方の国の、超々大金持ちの人達が日本にカリフォルニア
米を行き渡らせようという思惑が働いているからなのだ
とか。

お役所やテレビや新聞も牛耳っているこうした人達の描い
たシナリオ通りに進むかはわからないが、輸送中に害虫や
カビがつかないように、収穫したあとに農薬が大量に使わ
れる(ポストハーベスト)というあちらのお米は、私は
どんな事があっても食べないと思う。
また日本でも若い世代で無農薬とか自然農法などを頑張っ
ている人達も出てきて、生産者と消費者が直接取引して
いくようなシステムもあちこち作られるらしいので、これ
から希望が出て来るような状況になっていってほしいも
のだ。

この超々大金持ちの遺伝子組換された綿花の種のせいで
インドの農民が大変な事になってしまっているわけで、
現在進行中のお米の問題もあとあとで大きな悲劇になら
ないように事態が進んでいくことを祈るばかりである。