
去年12月18日のブログで引用した『8つのツボで30の病気を
治す本』の著者の髙橋徳先生がオキシトシン(脳内ホルモン、
幸せホルモンとも呼ばれる)に関して書かれた本があって
その中に早朝の散歩の効用についてのくだりがある。
日の出の時間に外に出て、太陽の光を浴びながら深呼吸すると
大変心地よく、脳内でオキシトシンが分泌される。それは朝の
太陽の光にはより多くの良い「気」が含まれているからで、
禅僧が日の出と日の入りの時間に座禅修行するのは、その
時間帯が一番良い「気」がめぐっているからだと言われる。
また外に出たらそのまま30分ほど散歩することで、さらに
オキシトシンが分泌され、誰かを思いやる事がオキシトシン
の分泌にとって大事な要素となるので、人を思ったり何かを
考えながら歩くのがよく、そうするとゆっくり呼吸する事に
なるので自然に腹式呼吸となり、分泌をさらに活発に促す
こととなる。
という事だそうで、確かに早朝は空気が違う感じがして気持ち
がいい。私は早朝というかまだ真夜中の時間に起きてしまうの
で(笑)毎日ではないが朝、短い時で20分ときには1時間弱
くらい近所を歩いている。
軽めの運動をする必要性からそうするのもあるが、他には
俳句の句材を見つけられないかとあれこれ観察するという
目的も持っている(笑)この習慣は髙橋徳先生の本を知る
前からなので、私は何も知らないまま身体に良いオキシトシン
を分泌させる行動をとっていたわけだ(笑)
そう言えば有名な俳人の先生方には長命の人がかなり多い。
作句するにも机にずっと座って歳時記やノートとにらめっこ
しているばかりではとても無理で、やはりあちこち徘徊(笑)
して句材を探すしかないわけで、先生方も長年そうしている
内に自然と自らオキシトシンを分泌させて、健康が保たれて
来られたのかもしれない(笑)