とりたてて何もない日々のらくがきノート

からだに関することや昭和の懐古、たまに俳句など

八幡神社散策・秋祭の写真

2024-10-27 21:28:10 | 日記


今朝は一か月ぶりに、地元川之江町の八幡神社にお参り
して来た。現在は違うが、子供時代はこの神社の同じ町内に
住んでいて歩いて家から10分ぐらいだったと思う。

今日は神社のあちこちを少し見て回ったら、河東碧梧桐の句碑が
あって、三角おにぎりのような形をした縦1.5m、横2mぐらいの
ものだが、彫られている文字が一字も読めない。

草書というのか何かわからないが、そのすぐ横に二回りほど
小さな四角の碑があり、楷書でこの句碑を建立するのに尽力した
らしい人の名前と碧梧桐の名前があったので、それと理解したが
肝心の俳句が全然読めないのだから、どうしようもない。
俳句好きとしては、なんとも歯痒い話ではある。この句碑の
事も今まで全く知らなかった(苦笑)

以下は去年撮ったお祭の写真。綺麗には写っていないけれど
ご容赦を。

(↑川之江駅 駅通り商店街 最終日午前中)

(↑宮入りする太鼓台)

(↑神社の鳥居を目前に、突進する太鼓台)

(↑神社前で宮入りを待つ最後尾の太鼓台)







秋祭の頃の香り

2024-10-26 20:05:39 | 日記


この夏は、あまりにも異常に暑かったのでブログを
サボっていたら、はや11月が来ようとしている。

地元では例年、10月中旬に太鼓台が運行される秋祭が
あって、小学生の頃は一日中町内の太鼓台のすぐ後ろを
ずっとどこまでもついて行き、お祭に夢中になっていた
ものだ。

そうして朝から太鼓台にくっついていると、昼の食事時
に太鼓台のかき夫の人が、自分達のおむすびをひとつずつ
分けてくれたりして、その白胡麻のだったかと記憶するが
一瞬で食べてしまったように思う。

秋も半ばになると、金木犀が街中に香るようになるが
子供の時はこの香りの元を知らず、ただ太鼓祭の頃に
必ず匂うので、単純にお祭の匂いだと短絡的に思い込んで
しまっていて、なんとも物を知らないバカな子供であった。



この祭では、最終日の午後遅くに各太鼓台は毎年同じ順番で
宮入りしていくのだが、去年それを観にいった時、神社内の
敷地の一角で神事が行われていて、御神輿が3台並べられて
いる前で、平安時代の女官のような衣装を着た若い巫女さん
が3人、奉納の舞をおごそかに舞っているのを生まれて初めて
見て、随分驚いてしまった。たぶんずっと行われてきた儀式
なのだろうが、これまで全く気付かずにいたのである。

若い頃は関東の方に出ていたし、中学生ぐらいから夢中になる
事が他にも出来たのか、お祭にも興味が薄れていたように思う。
しかし、いい齢になっても地元に居ながら知らない事、気付い
ていない事もまだまだあるんだと気付かされたお祭であった。


おのが香にむせび木犀花こぼす 高崎武義

木犀やしづかに昼夜入れかはる 岡井省二