積立ファンドの国内契約の注意点や手数料について情報公開したところ、多くのお問合せをいただいております。
もしこの記事を読まれて不安になった方や、よく判らない場合はいつでもお問合せ下さい。
私が問題にしているのは、海外の積立商品を契約するのに、
日本の法律がゆえの無駄な手数料があること
海外取次会社によりファンド管理料を取ること
さらに国内の取次会社も同様の手数料を取るところがあること
この3点です。皆さんは大丈夫でしょうか。 詳細は
ここでは表面では見えない海外の取次会社IFAにより取られる手数料について、実際の金額とその影響を数字で表してみましょう。
手数料は資産総額に恐ろしい影響を与える
それでは実際の手数料はどうなっているのか計算してみましょう。
多くの場合、
この差は、手数料のかからない契約の満期時と比べた予想差額です。
積立期間25年(300ヶ月)
途中売却(引出し)なし
平均運用率12%(国内の提案でよく使われる利回り)
PM手数料1%( )は1.5%の場合
毎月3万円積立の場合
PM手数料合計 324万円(458万円)
満期時の資産損失額 -784万円(-1123万円)
毎月5万円積立の場合
PM手数料合計 543万円(765万円)
満期時の資産損失額 -1314万円(-1883万円)
毎月7万円積立の場合
PM手数料合計 760万円(1072万円)
満期時の資産損失額 -1840万円(-2636万円)
毎月10万円積立の場合
PM手数料合計 1089万円(1536万円)
満期時の資産損失額 -2644万円(-3787万円)
毎月15万円積立の場合
PM手数料合計 1677万円(2361万円)
満期時の資産損失額 -4148万円(-5936万円)
毎月20万円積立の場合
PM手数料合計 2236万円(3148万円)
満期時の資産損失額 -5530万円(-7914万円)
毎月30万円積立の場合
PM手数料合計 3354万円(4723万円)
満期時の資産損失額 -8296万円(-11871万円)
毎月40万円積立の場合
PM手数料合計 4473万円(6297万円)
満期時の資産損失額 -11060万円(-15828万円)
毎月50万円積立の場合
PM手数料合計 5591万円(7871万円)
満期時の資産損失額 -13826万円(-19785万円)
いかがですか?知らない間に恐ろしい損失を受けてしまうことがお分かりでしょう。
少額の積み立てでも高級外車1台分、円高に乗じて高額積立している方は1億以上の損失額になることが分かります。
この手数料は運用実績に関係なく、積立時価資金総額に料率をかけられますので、マイナス実績であっても資産総額が増えていれば、毎年明細に乗ることなく密かにそして確実に差し引かれていきます。
既に契約している方はもう一度契約内容をご確認下さい。
この手数料が何に使われてるか知ってますか?
さらに、最近多くのお問合せで分かったのが、
積立時価総額から数%を毎年引かれている
これは金融庁の認可を受けている業者がやっているので最初は信じられませんでした。
積立ファンドの積立資産の管理は海外の積立会社が直接行なっているので、
法律的にも問題があるのではないかと思っています。
このような契約は、莫大な手数料をぼったくられていることになりますので、契約自体の取り止めも検討した方がご自分の資産のためにはよろしいかと思います。
既に契約されている方は、大至急チェックしましょう。
PM手数料が何に使われてるか知ってますか?