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投資はリアルかバーチャルかしかないのだ!

2015年10月01日 | フィリピン情報
今日はブログ読者から大変うれしいメールが届きました。

投資を勉強し始めたらしく、これからサイトを参考にしていきます!というメッセージ。長年ブログを続けてこういうメールほど嬉しいものはないですね。

いつもありがとうございます!


資産運用を考え始めますと、最初は例外なく運用手段を懸命に探してしまいます。

しかし、投資というのは手段と内容が分かれば取り組めるかというと決してそうではありません。

エベレストに登頂することを想像してみて下さい。

あなたは、登山口まで連れて行き、資機材を与えられて、道順と道具の使い方が分かれば登りきることができるでしょうか?

本当に登頂するには、自分がどれだけの「体力」があり、自然の「変化」に対してどう「対応」するかの訓練がなければ、天気の変化一つでも命を落とす可能性がありますね。

投資というのは、原資を増やす手段を選ばなければいけませんが、その手段を選ぶ前に、己を知り、投資の根本を知り、メンタルトレーニングを経て、何よりもお金の計算だけで判断しない情報分析力と知識が必要です。


それでは、投資とは一体どんな種類のものがあるんでしょうか?

実はこれ、シンプルに考えればそれほど多くの選択肢がある訳ではありません。
 
大きく分けて、リアルかバーチャルかの2種類しかないのです。
 
リアル=お金を増やす根拠に実体があるもの
⇒売買、サービス、付加価値創製などによる収益
つまりは、実体ある事業になります。
 
バーチャル=お金を増やす根拠が誰にも分からないもの
⇒相場で決まる株、為替、指数、先物、貴金属の市場取引
つまりは、将来の収益を誰も断定できないギャンブルになります。
 
 
私は、この数年新興国に住みながら、いろんな投資案件を扱ってきましたが、
最近では、

実体ある事業投資の重要性

を支持しています。
 
特に最近では、新興国ゴールドラッシュ的な世相の中で、日本人が何も研究することなく、チャンス、チャンスと言っていますが、これら新興国における実体事業に関しては、
 
「実体経済」に基づく「実業投資」
 
これに注意しなければ、ほぼ確実に失敗すると思っておきましょう。


勘違いしないで下さいね。

株や為替の取引をすることが悪いと言ってる訳ではないのです。
そのような市場投資で儲けを狙い続け、勝ち組の方もおられるでしょう。

しかしこれは、ギャンブルを職業としている方と同様に、稼ぎの対象で市場取引を手段に選んでいるという位置づけなだけです。

投資というのは、収益を上げるために綿密な仕組み作りを行ない、管理運営の中で、実体経済の動きに合わせて収益を上げて行くことが必要であると思うのです。

分かりやすく言えば、事業投資には銀行融資はつくが、市場投資に融資はおりないということなのです。

そして、この事業融資の審査をするのが我々投資家のリスク判断だと考えています。

 
このリアルとバーチャル2種類の中で、よく勘違いされるのが
 
不動産投資
 
です。
 
不動産は、その取扱いによりどちらの要素も兼ね備えています。ですから、バーチャルな投資をするのではなく、リアルな不動産投資をしなくては危険だという事を知るべきです。

リアルな不動産投資とは何か。
 
この部分が、例え不動産のプロであっても勘違いしている大バカモノが驚くほどいるのも、日本人投資家の特徴と言ってもいいでしょう。
 
その辺りを今度お話ししたいと思います。

いつもお読みいただいてる方はお分かりだと思いますが…。
毎日カモネギ投資家が、マニラの不動産視察に押し寄せてますのでね。

ご注意くださいね。
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