つい先月まで住んでいた界隈は、ほぼ地下鉄駅直結で大型スーパーにも近く便利なエリアだったのだが、自然が少ないというのがネックだった。
「そのうちいいとこ見つかったら引っ越そう」くらいの気持ちだったのが、3月末に今のマンションを見つけて即決。
なんたって植物園と公園にとても近いロケーション。
地下鉄直結に比べれば確かに不便ではあるけれど、足腰鍛えなきゃならない年齢なので、片道2~30分くらいは義務と思って歩いている。
ちなみに中心部にも徒歩で行けるので、交通費がかからないと思えば悪くはない。
自分一人のための住居には、スペースと家賃をかけたくないという気持ちもあった。
今回かなりの物を処分したけれど、ゆくゆく老人ホームに入る時に備え、今から持ち物は小さくしておいた方がいい。
そう、これは終活への旅の始まりなんである(おおげさ)。
最近は「少ない年金でどう女一人生きてゆくのか」がテーマの書籍が多く出版されている。
男性は年とった今こそつれあいが欲しいと思っているらしいけど、泣いても笑っても老いてゆくならせいぜい楽しんで生きた方がいい。
おひとり様上等。
もうひとりそばにいるのなら、それはそれでいいってことだ。