2014.5.24(土) 奥州市近辺は、まだまだ田植えの時期。里川域での釣りは自分としては微妙~
なので、今季ルアー初釣行は山の川に。
ただ、焼石連峰は見た目でもまだまだ雪が相当残っているので不安が残るけど、まだ人が入っていないうちに確かめたい事が有るのです。
5時過ぎ出発。舗装が切れた砂利道には、わずかに走行痕跡が残ってる。今日では無さそうだけど、釣りか、山菜か? 林道には、数か所上から岩が崩れて落ちてます。軽自動車でギリギリ回避出来る位の幅が空いていてラッキー
目的地到着。川を覗くと水位は若干高めだけど、雪代の濁り無し。よし、入ろうか。
最初の藪漕ぎ。川に降りる。まずはそこで小手調べ。タックルを降ろしてスプーンを結びキャスト。おっ、チェイス! 残念、掛からず。でも、追い気はあるね
小手調べは終わり。再びディパックにタックルを仕舞う。前回巻いたルートは通らず、直登に挑戦。
腰までの立ち込み&滝の水飛沫を頭から被りながらも、無事クリア~
昨年もここから始めたっけ。山ツツジの花が咲いてます。
タックルを組み、自作ミノーをセット。補助器具はここにデポって行きましょう。
さあ、どうかな~。
やっぱり、…チェイス無いなあ~。
水温低いからなのかな…。
残雪の渓を魚影を求めて昇る。
早くイワナちゃんの顔が見たい。
自作ミノー、スプーン。
手を変え品を変えポイントを探ってゆくが反応が無い。去年と同じ…。
確かめたかったのは、誰も入っていない時の魚影状況。去年は釣り人入った形跡が有ったので、その為に出が悪かった可能性の考えられたから。
2シーズン前、ここのもうひと区間下流はパラダイスだった。おそらく、この区間も同じ状態だったんじゃないかと思う。
そのあと何が有ったのか? 想像は出来るけれど…。
かなり上ってのゆったり目の渕。
今度こそ!とDコンを落ち込みに沈め、リトリーブ。
おっ!今日2匹目のチェイス。どうだっ? くぅ~、戻られた。
姿を見られたか。出て来ない。
次、次。
そのポイントの落ち込み直上に、小さな巻き返しが有る。Dコンを放り込み、トイッチ。ユラッ。居たっ!
2回目のキャストでゴツ。あっ。フッキングしなかった!? まだ、来るか?
今度こそ。 来た~
20センチ中盤?のイワナちゃん。
水温低くて回復していないのかと思い込んでいたけれど、魚体はふっくらしていてコンディションは良さそう。
続けて魚影が見れた事で期待を高めたけれど続かない。
また、無反応の川を黙々とキャストしながら登ってゆく。
基本、釣れないと満足出来ない自分だけど、今日は初ルアーでもあるし、こういう山の川はやっぱり気分がいい
先週釣り出来ず、体調までおかしくなりかけただけに、新緑の渓を歩くだけでもリフレッシュになってる筈。だよね?
2匹目のチェイスを見たとこと似たようなポイントに出る。落ち込みの流れにDコンをキャスト。底を這うようなイメージでトィッチ&リトリーブ。ゴツン。
反射的に2回程アワセをくれる。根掛かり? あ、巻けるわ
ぐいんぐいんとくねる様な動き。
お、いいじゃん
フラッシュ焚き
フラッシュ無し。
尺は無いけれど、納得サイズです。
この渓の状況を見る限り…。
ありがとう。
両岸から普段はチョロチョロであろう流れが、今は小さな滝となってあちらこちらから。
写真ではうまく表現出来てないけれど。
さて、結構上って来たよね。
見覚えの有る難所が見えて来たよ。
その前に軽いヘズリが必要な箇所。左右どっちを通ろう。ちょっと迷って右岸側を巻く事に。
油断が有ったんだと思う。片手にタックルを持っての巻き。しっかり右足のソールで岩角をホールドし2歩目を出そうとした瞬間。
滑った。
あ。と思った時には首まで水中。
この白泡の流れ込みに。
自分の身長は175cm。デカくも無く小さくも無い標準的って所かな。
でも…、足着かね~
慌てず顔だけだして流れに乗りつつ立ち泳ぎ。ウェダーに胸元からドバドバと浸水が始まり足先から冷たい感触がどんどん上がってくる。
多分時間的には1分も経っていないと思うけれど、やっとで岩に這い上がり、即装備を外しウェダーをひっくり返して水を抜き、タオルで濡れた体を拭く。幸いな事に今日は天気が良く、風も無いし、たまたま日当りのいい大きな岩が近くに有り。
こんな時に限って、予備の着替えを持って来ていなかったのが悔やまれる。持っていると使わないのに、持って来ないとこうだもんな。マーフィの法則ってやつ?
処置を終えて、しばし日向ぼっこ。暑くて脱いでディパックに入れていたトレーナーは着なくても良さそう。幸いにも殆ど濡れていなかったので、念の為、ビニール袋に入れなおし、ディパックに仕舞い込む。体の方はとりあえず動くのには支障無さそうかな。
気を取り直して、遡行再開。さっき落ちた右岸を避けて、左岸へ。
こっちはジャンプして対岸へ取りつかなきゃならない。
なんて事無い距離。1m位のひょいと一跨ぎ+アルファって感じ。
…そう。普段なら。
いつものように跳んだ。
着地。
したつもりが飛距離が足りなかった。
らしい。
カツッというスパイクソールが岩を噛みそこなった音が耳に残った。
ダパ~ン
瞬間両手で岩にしがみ付くが下半身を激流にさらわれる。
っ耐え切れないっ。
瞬時の判断でロッドをそのまま岩の上に手放し、左手は左岸の岩、右手を右岸の大石に掛ける。そうすると背中から激流を受ける事となり、両手を広げた力の入らない体勢のまま、またまた首まで冷水浸かってしまう。今度は流れの勢いを受け浸水のスピードが半端無い。さっきの比じゃない冷たさに左手を放し必死に右岸の岩にしがみ付きズルズルと這い上がる。
冷静に考えると、1度目の落水で体が冷え、運動能力が下がっていたって事らしい。タオルで出来るだけ水気を取り、トレーナーを着る。さっきビニール袋に入れていて良かったよ…。これだけでも全然違う。
今日は引き返せって事だな…。
ココから先は次回に取っておくんだからねっ!
暑くなって泳いでも大丈夫な時期に再チャレンジだ。
今度は対応装備を用意して来るぞ!
寒さでギクシャクする体での退渓はキツカッタ…
やっとで車に到着。日当たりのよい駐車スペースに置いていた車の中の暑さが気持ちいい
林道を戻り交差点。
…このまま帰るのも癪だな。
服も乾いて来たし、もう1か所行くか~。← バカ?
もう1か所の川。
今日の先行者は居なかったみたいで、チェイス、バイトは予想外に多かった。
写真サイズのヤマメちゃん2匹がお相手してくれました。
ありがとね。
帰り道すがら、10分弱で春の味覚フキ、ワラビを1食分程。
煮物にして夜に頂きました
今日のお道具
ロッド : アブガルシア(Abu Garcia) トラウティンマーキス・ボロン TMBS-516L TE
アブガルシア(Abu Garcia) トラウティンマーキス・ボロン TMS-512L
リール : シマノ(SHIMANO) ナスキー 2000
ライン : モーリス(MORRIS) スーパートラウト アドバンス ダブルクロス PE 0.6号
リーダー : モーリス(MORRIS) トラウト ショックリーダー フロロカーボン
ルアー : 自作ミノー、スプーン、Dコンタクト
>呼びました?[E:coldsweats01]
いらっしゃいませ! 亀レス申し訳ございませぬ[E:despair]
石と岩、溶岩?の川ですね。次回は登山用品店で、靴に装着する滑り止めでも探して来なきゃないかも~。
自作のスパイクソールではイマイチだったみたい[E:coldsweats01]
>加齢も原因の一つかと!
そうですね~。確実に筋力は落ちてますし、アチコチ痛い[E:coldsweats01]
>お互い、気をつけましょうね!
は~い[E:coldsweats01]
>「馬鹿に付ける薬はない」
馬鹿の上塗りしか出来ませんね[E:smile]
呼びました?[E:coldsweats01]
画像を拝見する限り、足場が悪そうな渓相ですね?
落水・・・大変でしたね[E:coldsweats02]
よく読んでみたら、2回も![E:coldsweats01]
大事に至らなくて何よりでした。
>冷静に考えると、1度目の落水で体が冷え、運動能力が下がっていたって事らしい
加齢も原因の一つかと![E:bleah]
お互い、気をつけましょうね![E:wink]
>もう1か所行くか~。← バカ?
うんうん、「馬鹿に付ける薬はない」ってことか![E:bleah]