2012.7.1(日) 雨が降らず渇水気味の今日この頃。寝る前に釣行先の案を2つ考えていたのですが、目が覚めた時間でどちらかに決める事にし就寝。
意識を取り戻し目を開けるが真っ暗。この時間だと、案①に決定だな。なんだかんだと考えていても潜在意識は、そちらを選択していたって事だろう?
さて、行先は決まったものの、さすがにまだ早すぎる。少々時間を潰してから出発するとしよう。パンを齧りながら目的地を目指すが、のんびり車を走らせていると東の空が早くも白んできた。この時期って、こんなに夜明けが早かったか? 即出発しても良かったか。
おおよそ1時間の走行で目的地へ。つらつらと川を眺めながら車を走らせるが、やはりココでも水量はいつもよりかなり少ない。ここでさえ、こうなんだから他は行ってみるまでも無いだろうな。
いつものお気に入りの区間に差し掛かるが、なんと降り口の部分が工事中だ。それだけならまだしも駐車場所も工事車両の置き場所と化している。オーマイガッ ( ← 祈る神などないが)
工事が始まる前の時間ならいいだろう? いや、自分としては、工事関係者等との接触は回避したい。働くオジサンの目の前に釣りっこして遊んで来たぞ、なんて姿を晒す事は出来るだけ避けたいんだよ。
そこから3つ上の区間に車を止め、川に降りる。入りやすい区間だけに期待は出来ないだろう。この川自体が激戦区だし。
以前に入った時は、もう少し水量が多かった様に思う。ミノーをキャスト、リトリーブすると、コツコツと石に触る感触が頻繁に伝わる。フックポイントの消耗が激しそうだ。
程なくして小型ヤマメがヒット。場所によっては満足の行く大きさだけど、ここではまさしく小型でしかなく、もちろん自分も今日はそういう期待を持って来て居る訳で…。
納得の行くサイズを求め、川を遡行してゆく。渇水とは言え、普段入っている川に比べ水量はまだまだ豊富で、先日から漏水が激しくなったウェーダーには、ますます水が浸入し、不愉快この上無いし、釣れるとしても小さなヤマメばかりで、いわゆる尺クラスは姿が見えても、全くルアーには興味が無いようだ。見える魚は釣れないってか?
一通りポイント叩いてスゴスゴと引き返してくると橋の下に古いスズメバチの巣が見えた。スズメバチは毎年巣を更新するらしい。つまり、これだけ大きな巣は今年の作品じゃないって事だ。上の写真の真ん中に有るのは、アシナガバチの巣だろう。スズメバチは最初から球状の巣を作ると思ったし。
昨年もこの下をくぐって遡行したんだが、全く気が付かなかったな。ふむ、こうやって良く見てみると、相当古いようだから何年か前に、ここの歴代の住人達は住居を構える場所を、もっと落ち着ける場所に変えたのかもしれないな。
車に戻ると、まだ6:30になろうかと言う所。かなり疲労困憊、暗澹たる気分になって来ていたが、ここまで来て、このまま帰るのも、幾ら道楽とは言え無駄が多すぎるという物だろう。もう少し探ってみるとしよう。
川に沿った道路を走ると、あちこちの駐車スペースには釣り人と思われる車が停まっている。みな考える事は同じなんだな。ここなら水量が確保されているし、あわよくば尺ヤマメも狙えるしな。
広い川だが、ヤマメが付きそうな場所っていうのは、限られているだろう。そういう可能性の高そうな場所には先行者の姿が見受けられるし、ロケーションが良くて入りやすそうな場所はなおさらだ。川が道路から離れた場所を流れていると、そこに近づく為には、田や畑の脇の細い道路に踏み込まなければならない訳で、ここって私有地なんだろうかと思うと小心者を自負する自分には容易く踏み込める領域では無く、必然的にダラダラ田んぼの脇の舗装道路を川を眺めながらたどるだけに終始しそうになり、「もうやめて帰ろうか」と考え始める弱気なココロをこれではイカンとグッと抑え込むと、道路脇に車を止め、思い切って藪にアサルトしてみようって気分にもなるってものだろう?
ポイントに降り立ち流れの効いた場所を重点にキャストしてゆく。チェイスは有る。ただしサイズは小さいが。放流していかほども立っていないような木の葉ヤマメがミノーをぞろぞろ追ってくる。出来る事なら、君らのお兄さんかお姉さんを呼んで来てもらえないだろうか。ぜひ、お願いしたい。
おおよそ一時間のキャスト。それ程攻めるべき区間としては広くないので執拗に探っては見たのだが、小型ヤマメがヒット、そしてバレるパターンに終始。出来る事なら将来の為、ルアーにスレテしまわぬようにしてもらいたいのだが。
結局、追加の一時間は徒労感だけが補足される結果となり、合計戦闘時間は3時間を下回る程度では有ったものの、非常に疲労度の高い釣行になってしまった次第。明日からの一日の進む時間がますます長く感じそうな気がするな。
2か所目のポイント付近の岩に着いていたハミアト。こんなにも沢山の岩が有る中、ハミアトが着いているモノには、このように沢山ついているのに、そのた大勢の岩には全く跡形も無いというのは不思議で仕方ない。しかし、泥だらけにしか見えないね。
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