渓流釣行 №11 2012.6.15 （ルアー釣り№9）

２０１２．６．１５（金）　ほぼ年中オヒトリサマ釣行のワタクシですが、今日は珍しく同行者有り（笑）

何回か、お誘いメールを貰いつつもスケジュールがかみ合わず同行する事の無かったSOUさん。４年ほど前に県北河川を案内して貰ったのですが（08.9.27 渓流ルアー釣行記（尺越えを目指して・その参） ）、今は、まあ、ご近所？さん。

熱心なお誘いに、丁度の代休で答える事になりました。

AM６：００待ち合わせ場所で合流。乗っけてもらい出発です。

現地に到着。橋の上から眺めると、なんとまあ、すげえ高低差の有る渓流っす。ホントに魚居るの？ココ　

身支度整え急斜面を降り、そして今度はその降りて行った高度以上に渓流を遡行しなっきゃなりません。まずは入りやすそうな？降り口から１００ｍ程を竿を出さずにひたすら上る。異様にヌルヌル、ツルツル滑る濡れた石に苦戦させられるぅ。もう心臓バックバクっす

少し高低差が緩くなった辺りで試し釣り。まずはオイラがミノーをキャスト。居そうな雰囲気なのに何度流しても反応無し。「居ないか、水温低くて活性低いんじゃないの？」と、諦めてポイントを乗り越えようとすると、魚影が！！「走られた！　居るじゃん？！」と、言う事は…。

早速、次のポイントで試してみる。チェイス！動きが遅くてバイト出来なかったものの、追って来たぞ、やっぱりなあ～。こう言う事有るんだよね～。こそこそとポイントの上流に回り込みダウンで送り込み、シェイクするとググン。

やった～、２０cmちょいのイワナですよ～。とにもかくにも魚が居る事、食い気が有る事を確認出来て、ホッ

すぐ上のポイントでは、浅い流れに出てエサを待っている風のイワナが見えたので、SOUさんにお任せ。今はフライマンのSOUさんは早い流れもものともせず、狙ったイワナをヒット。お互い、まずは釣れて良かったねえ（笑）

写真提供：SOUさん

フライで釣り出来る場所はSOUさん、深い場所、流れの速い場所などはオイラが担当し交互に釣り上がってゆきます。狭い場所だから釣りにくいだろうなあと、いらぬ心配をしていたんですが、SOUさんは巧みにフライをキャストし、イワナを釣り上げてますよ。

魚影は濃く工夫次第でヒットさせる事が出来ますが、全体的には小型イワナ中心。

まだ、少しやせ気味の個体も多く、来週か再来週頃になれば、もっと活性が上がりそう。

壺状のポイントではロッド＋同じ位のラインを出しての提灯ジギングで釣ったりと、なかなか味わえない妙な領域のルアー釣りも展開。まあ、チマチマルアーは得意なんだけど

写真提供：SOUさん

何故かわからないけれど、居る場所付近では連発。来ないところでは全然来ないとハッキリ区分けされている感じ。最近人が入った様子は無いんだけれどね。

とりあえず釣れ続けるので、引き返すタイミングが掴めず昇ってゆくうちに、周囲で鳥の鳴くような声がうるさく聞こえてきた。巣が近くにでも有るのかな？と思っていたら、

SOUさん：「今、上流の方で灰色の動物が走って行きましたよ。おそらくサルっす。」

kazu：えっ？この辺にサル居るんだ　もしかして、さっきからうるさかったのサルだったの？」

SOUさん：「そうっす」

オイラが気づいた時はすでに遅し、サル？の声も聞こえなくなってました。見てみたかったな、野猿…。（ちらっと遠目では見た事有るけれど。）

イワナの模様は個性的です。おそらく全て天然、在来のイワナと思いますが…。

野猿ポイント付近から少し高低差が少なくなってきて釣りやすくなってきた。若干イワナのサイズも良いような？

多分、雪代増水でヒレが傷んだのでしょうね。ヒレに傷のあるイワナもチラホラと。

癒される風景じゃなイカ？

遡行を続けてゆくと前方の視界が開け、渓相も緩くなってきたぞ。と、遠目の所をハンコタンナを被ったおばちゃん？と犬が川を横切ってゆく！　えっ！？こんな場所に人がっ

その場所に近づくと河畔に軽トラが停まってて、おばあさんがおにぎり食べてるし　なんと、こんな所まで林道繋がってるんだ～。　山菜取りに来たんだって。

おばあさんと少し話をし、この林道を使って下山する事にする。

結構な距離を歩く事になったけれど、川のほとりを下るより絶対に楽だったはず。

オイラ、平静を装っていたけれど、実は相当ガタがキテいたのですよ。食糧もっと持って来るんだったな。疲れた～

でも、初めての川だったし、必殺技（提灯脈ルアー釣りｗｗ）は出るし、更に数は出たしで楽しい釣りでした。久しぶりにテンション上がって話ししたし、こんなに喋ったのも最近記憶になかったので、声がかすれた位

SOUさん、お疲れ様でした。オイラの体力がもつようなら又連れてってね、どこか釣れるところへ（笑）