09.11.21 大船渡 ラクビー釣り 釣行記

2009.11.21（土）　天候　雨 時々 曇り/晴れ

中潮　　満潮　６：５６　　　　　　　　　　　　　　　　１６：４４

　　　　　干潮　　　　　　　　　　１１：３０

しばらく前に「久し振りに海釣りに行きて～！」とタックが言うので、んじゃ、行くか～。で企画。

ちょい寝過ごしたので、明るくなり始めた頃出発。フロントガラスは凍っていて、ワイパーに雪が少々。路面は少し濡れているけど、凍ってはいないようですな。しかし、風が強いよ～。海ではふいていないといいな…

Ｒ３９７を東進していくと種山峠のトンネルに差し掛かる前から路肩に残雪。一つ目のトンネルを抜けた橋がいきなり全面凍結で真っ白。　おや～、日陰は路面凍結状態だあ。

道の駅で小休止。この付近の山はすっかり雪化粧です。さむっ

道の駅からの下り坂直線路は乾燥路面でしたが、トンネルを抜けた所が凍ってる？　リアが流れたような感触で思わずビビリますが、もしかしたらスタッドレスの肩崩れだったかも？　この車になって初のスタッドレスでの峠越えなので挙動が良く判らんのです。

途中、大船渡の釣祥でイソメとキビナゴを購入。ヤリイカ情報を聞いてみると、最近近辺でも釣れだした…との事。　胆沢のシゲさんからは、県南部の方で実際に自身が釣った場所とエギのカラー情報を頂いてました。時間が有ったら行ってみようかな～。

  さて、第一の目的地に到着。あいや～、風強いよ…　厚着して防波堤に。

まずはエサにするリュウグウハゼ（ラクビー）を確保。風が釣る方向に対して真横からふいているので釣りにくい～

数匹釣った所でタックに本命狙い（ラクビー釣り）を先行させ、ラクビー集めを続行。

はよ、釣れよ～（笑）

オイラがラクビーを釣っていると、タックのロッドが曲がってる。根掛りか～？と思ったらヒットだったよ

尺にチョイ欠けのクロソイです。とりあえず釣れて良かったね～　ソイは塩焼きが好きなのでキープ

有る程度ラクビーの数を集めた所で自分も戦線に突入。潮周り的には早めに本命狙いにしておかないと…。しかし、アタらないなあ。時期的には、いつもならもう着いていてもいいはずなんだけど…。少しやって、ダメだ～、移動するぞ～

お次の漁港に移動。げげっ！アッチより風が強いぞ　防波堤の沖側から強風がふきつけて来てて、波がダプンダプンだあ～。ここでもタックに先行させて、自分はラクビー確保。アタリは来るんだけど、なかなか乗らないな…、なんでだろ？　と思ったら掛かったの見てビックリ。大きいヨシノボリサイズのチビラクビーでした。そんなのしか来ないので、仕方無く確保っス。

コチラの漁港では、まっ黄色な♂アイナメの姿が散見出来ました。こいつらが居るって事は期待出来そうだな

ラクビーを釣っていると、小さいアタリ。アワセて少し巻いた所でいきなりグーンと引っ張られた！やべっ！本命が喰っちゃったよ！　ラクビーを釣る仕掛けはウミタナゴ用のハリス0.6号。道糸は８ポンドだからハリスがヤバイ　ウルトラライトのロッドがグンニャリと絞り込まれる。ダメだろうな…と思いつつ、リトリーブしてくると意外にも水面まで持ちこたえられた。　抜けるかな？と泳がせていると、ヘチから、掛かっているヤツより一回り大きなアイナメが飛び出してきて、掛かったアイナメを攻撃している。　タック！ロッド持ってコッチこ～い！抜くのはムリそうなんで、タモで掛かったアイナメをキャッチし、タックにラクビーリグを降ろさせるも反応無し。あ～、やっぱ食い気無いか～、残念だね

リュウグウハゼの外道は３６センチのアイナメでした。とりあえずアイナメ１匹目キャッチ＆リリース

さて、こちらでも有る程度のラクビー数を確保したので、本命のラクビー釣法（ややこしいから、ラクビー釣法にしやんす）開始～。ここは水深はそれ程深くないし、根掛り対策に３．５ｇのジグヘッドを使用します。港外側だと５ｇの方が良いんだけれどね～。

タックが一通り探った後だけど、風が強くて防波堤外側は厳しいので港内側へキャスト。一投目、底を取ってリフト＆フォール。ん？フォールがなかなか止まんないぞ？こりゃ、ロープまたいでるな～　大きくロッドを煽ってクリアさせようとしますが、まだ乗り越えてないみたい。あら～、まずいぞ。もう一回、とロッドを高く煽るとククン。ありゃりゃ、喰っちゃったヨ！そのまま、ロッドを煽ってアワセ、高くキープしたまま一気にリールを巻いてみる。う～ん、ロープ擦ってる感触が…ヤバイなあ

そのままゴリ巻きしていると、フイに違和感が消え魚の感触だけになったよ。良かった～、無事ロープクリヤなり～

先のアイナメより少し小型かな？測っていないけれど３５センチ位でしょ　タック、居るじゃない、魚（笑）　２匹目リリース

さあて、アッチも探ってみるか～。風の塩梅を見ながら港内、港外へキャスト。しばら～く間が空いて、ボチボチ移動するかな…。と思っていたら、やっと、これぞラクビー釣法だっ！てなアタリ方。リフト＆フォールのリフトで（おそらく）、ラクビーの背後から一気にパクッと追い食いした感じでドン！　一拍置いてアワセ。ヨシ！乗った！

丁度船が出ていて開けたスペースでヒットしたので、安心してファイトを楽しめます。グググン、グググンとアイナメ特有の首を振る感触が感じられますよ～。（スケールはダンチだけれど、タモロコの引きに似てるかも（笑））

  お、まずまずサイズかな？　タックがおっとり刀で歩いて来て「タモいる？」　いいや、抜けるべ～。で、どっこいしょ、と。

アイナメ　４０ジャストでした。

う～ん、こうして手に持ってると、上のアイナメと同じに見えるな…

このアイナメは針の掛かり所が悪く大量出血の為、やむなくキープ。

引き続き探りを入れるもアタリが出ず、移動するぞ～！　

と、その前に、「タック、あそこの船の後ろから探ってみ～」と指示。その間に道具を片付けていると…。お、やっぱり居たか～　クロソイ２５ｃｍクラスが上がってました。コレもキープね　あ、タックの携帯から写真もらってなかったよ。

さて、丁度１２：００のチャイムが鳴ってます。湾を変えての移動を決行っす。

さて、どこにしようか悩みましたが、結局お得意の漁港へ。随分車が止まっていますが、釣人の数が少ないので船の人達でしょうね。遊漁船が居ると攻められない所が空いてます。よし、あそこを今のうちに狙え～！とタックにキャストさせます…が、アタらない。あれ～、今年は居ないのかな？　

んじゃ、俺もなげっど～。で、着底、と同時にゴン！　「あ"っ、タック、ごめん。来ちゃったよ」　

タック 「な"に"ぃ～」

お、なかなか引くな～。今までで一番。アイナメ４２？ｃｍ

少し出血したんで、タモん中でしばらく泳ぐ様子を伺ってましたが、大丈夫そうなのでリリース。

よし、次はアッチに行こう。トコトコ歩いて実績ポイントへ。港内ではサビキの人が２人ばかり。何釣ってるんだろう？と思ったら、良型のチカ！　昨年はほとんど見ませんでしたが、チカ復活したんだあ～　カマスに食い尽くされちゃったかと心配していたんですが…。そう言えば今年はカマスの話題出なかったなあ。

狙いの防波堤には３人の先行者。長い振り出し竿に胴付き仕掛けでブッコミ釣りみたい…。チョイ投げしては直ぐ上げるけど、その度に根掛りだ～って感じ。う～ん、こりゃダメかもな～。多分、魚居てもストラクチャーに隠れてるだろな…。

いつもの好ポイントにタックを先行させて、散歩中のおじいさんとしばらく釣り談議。　

「遠野の板金屋の親父は朝早く来て、１０本も竿を並べて釣っててなあ。向こうの防波堤から投げた人に竿落とされで、こっちさモッデ来い！って気合かげでだっけ」

「北上の〇〇高校の教頭先生も良く釣ってだっけ。こんなの（と、両手を４０ｃｍ位に広げる）を一日１０匹も釣ってぐっけ。いま浄法寺さ居るみてえだなあ」…等など。そう言えば、前にも聞いた様な気がする。オイラも長いからねえ　

「今は、はあ、釣れねぐなったな。まあ、頑張ってな～」

さてと、「どおだ～？」

タック「だめ」　そっか、やっぱりなあ

んじゃ、コッチに投げてみるか～。よいしょっと。ググン「う"、タック、ごめん。来てしまった」

タック　「なんだと～っ！またかよっ」

３２～３３ｃｍって所ですかね？　またね～

タックにあっちに！そっちは？とキャストさせるものの反応無し。それじゃ、向こうに行くべ～。

ここから真っ直ぐ、あのブイの横辺りに投げてみて。手前は根掛りするから気を付けてな～と言い残して、車にイカ道具を準備しに戻ってると…。お！掛かったみたい

クロソイの２０～２５ｃｍを２連チャン。ホッ、ココには居たね～　もう、２匹キープしてるからリリースするよ～。

防波堤のアチコチにスミ跡が残ってます。どうやら、この辺でもヤリイカ釣れているみたいですね。

エギはあんまり得意じゃないので、手持ちが少なく数日前急遽購入してきたっす。心配なんでエサ釣りの道具も準備は怠りません（笑）

まだヤリの時間には早いので、引き続きラクビー釣法していると、ガツンと来ました。アタリ方はソイっぽかったけど、ファイトはアイナメ。これも３２～３４センチ位かな。んじゃ

少し薄暗くなってくると共に、車が続けてやってきます。どうやらイカ狙いの人達みたい。基本的に人が多い場所、並んで釣るような場所は嫌いなんで、混むと嫌だな…

エサ釣り（電気ウキ）を遠投しつつ、エギをキャストしますが風が強くてラインが半月状になってしまいシャクッテも重さも何も感じません。　そりゃ、根魚用のタックルそのまま流用だからラインが太すぎるよな…（本気で狙うなら、もう少し考えたタックル選択しなきゃないな～。でも、そうすると買わなきゃないもんな…）

しばら～く周囲の釣人の様子を伺いながらキャストを繰り返しますが、誰にも来てる様子無し。

「タックぅ、どうする？」

タック「飽きた…し、寒い」

「俺も…。イカやめて少しソイ狙って帰るか～？」

タック「おう」

ああ、やっぱしイカと相性悪いよね～

んで、少しやってみましたが、オイラにチビドンコが一匹来ただけ（勿論リリースね）。

暗くなったら、ますます寒さが厳しくなり、タックがギブアップ！良し、撤収！

冷え切った身体を暖める為、秋刀魚だしラーメンの「黒船」へ。

今回は２人とも「秋刀魚だしラーメン（並）　塩」を注文。　だしの美味しさを味わうなら、塩が良いと個人的には思いますね

血圧高いんで、普段スープは残すんだけど、完食しちゃいましたよ

意外に味にうるさいタックも「アッサリしているけど美味しい」と食べてましたよ

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