kazuたかしの釣り日記

・釣り大好きの1967年生まれ。岩手県の県南、奥州市在住の筆者の広く浅い釣りの備忘録的ブログ。

2020.10.10 海 陸っぱり釣行記№11 わらしべ釣り№3

2020年10月12日 | ラクビー釣り・ワラシベ釣り

10/10(土) 小潮 干潮 02:19  満潮 18:31(126)

夜明け頃、最初の目的地に到着。 西日本に接近している台風の影響で荒れているかと思いましたが、予想より穏やか。
しかし、釣り人は前回に比較すると少なく、第一目的の場所に入る事が出来ました。
第一投目投入時に6時のチャイムが鳴ります。
さあさ、エサ釣らなくちゃ!
アカアミコマセを撒き、トリック仕掛けで攻めます。少ししてコアジヒット。2匹確保してから仕掛けセットし完了。
もっとエサ釣らないと。

と、コアジ用の竿がめっちゃ引っ張られます。 サバかよ…、と抜き上げると、えっ、アジ!

まあ、ちょっとわかりにくいでしょうが、岩手では滅多に見られない18センチ位のアジさんです。
このサイズが3匹ヒットしましたが、1匹は残念ながら空中分解で、さようなら(泣)
しかし、今日はコアジの寄りが良くありません。ぽっつらぽっつら、たまにコサバ。
そして肝心なわらしべ仕掛けは無反応。
人が少ないのをいい事にあちらこちらへ投げてみますが変わらずで。
入れ替わり立ち代わりでやって来るオフショアジギンガーの人達も釣果が無いまま撤収してゆきます。
決断したのは4時間経過後。遅いっちゅう~の。

300グラムのコマセが無くなってしまったので、地元釣具屋さんで1キロサイズを補充。
どうだろうな~と思いつつ、直近の場所へ行ってみると釣り人は片手で数えられるほど。
ここでいいか。

駐車場に居た親子に釣れますか~?と伺うと、今来た所だそうですが、さっき帰って行った人が50センチ位のぶりを釣って行ったとの事。
それはすごいですね! んじゃ、ここでやってみましょうか。

少し距離を取った場所に決定。この漁港は震災後2回目ですが、前回は港内を少しやっただけ。
今日は外側でやってみましょうか。竿を2本出し生かしてきたコアジを送り出し、ドラグをゆるゆるにしてからコアジ釣りの準備開始。
さて、サビキを付けて~…と、磯竿の方を見ると、向こうの竿の穂先がお辞儀してる!!
パタパタ駆け寄り竿を持つとジジジ~、ジジ~と少しずつラインが出ていきます。
ジ~~~~~~~~と引っ張られた所で指で放出を止め様子を伺う。いいかな?ドラグを締め、穂先がグィ~と持って行かれ下げ一杯になった所でスイープッ!

ノォ~ッ!! すっぽ抜いちまったぁ~!!
(; ̄Д ̄)なんじゃと?あんなに引っ張って行ったのに…。

コアジは歯形なども無く生きてはいるものの、細かい目の紙やすりで擦られたようになっていて瀕死状態。イナダでしょ?

急いでコアジを付けなおす。

そしてサビキでコアジを確保していると、またまた穂先がクン、ククン。ジジ~。ッジジ~とラインが出ていきます。
今度は慌てず、まずは40数える。どうだろう? もう少し待つか。 と、引っ張るスピードがアップ!
ここか? グイッと竿を立てる。掛かった! …んだけど、感触が変だぞ。
ラインが障害物を擦っている感じ。そして動かなくなってしまう。
根掛かりか~。巻いたり送り込んだりとカカリ抜き策を講じていると、引きにダイレクト感有り。
抜けた! 竿を立て一気に巻き取りペースをアップ。
水深が深いのか(当日は濁っていて底が全く見えず)なかなか魚体が見えてこない。
どこだ~? あ、見えた。
前回と同じ位かな? タックル強度は十分なので、慌てずゆっくり柄を最大に伸ばしたタモで取り込み。
ふう~。一時はボウズを覚悟したよ~。


ブリの小型サイズ43センチありました。

で、ご存じの通りブリは出世魚でサイズによって呼び名が変わるので蘊蓄調べてみた(笑)

関東では、20センチ以上をワカシ、40センチ以上をイナダ、60センチ以上をワラサ、80cm以上がブリなそうで。

んで、岩手県は?となりますと、地域によって違うそう。
釜石では、35センチ未満がショッコ、70センチ未満がワラサ。それ以上がブリ。
宮古では、35センチ未満がショッコ、70センチ未満がニサイ、それ以上がブリ。
大船渡では、20センチ未満?がワカシ、35センチ未満がイナダ、70センチ未満がワラサ、それ以上がブリ。

と、言う事で、ご当地 大船渡名にあやかりますと、このサイズはワラサって事になりますね。
この前は蘊蓄調べず、うろ覚えでショッコと書きましたが、ご当地名と違っていたようです。

ストリンガーに繋ぎ、速攻血抜きを行います。

さてさて、またまたアジ釣りに戻ります。小潮で潮の動きが少ないせいか食いは今一つですが、一か所目よりはマシ。
時々、コサバも混じります。エサには十分以上ですが、アジの造りが食べたいので、もう少し釣りましょうか。

おっ! またわらしべに当たってる!
今度もじっくり呑ませましょう。しばしして一気に走り出した所で竿を立てる。
さっきよりデカいかも!
ポンピングみたいに立てては巻きながら倒し、矯めては巻くの繰り返し。
と、左の竿の穂先がお辞儀。
ん、絡まったか?
んにゃ、こっちのラインはそっちだし。
ゲッ、マジか!?
クン、ククン…。ッジジジジ~!!!あちゃ~、こんな時に!
今掛かってる方はまだまだ姿が見えない。
やむを得ず放置します…。

やっと見えてくると、おお~、結構大きいんじゃない?


無事キャッチ 54cmのワラサでした。

一連の始末をしてから、もう一本の竿へ手を掛ける。
既にラインの放出が止まって久しい。付いていないよね?
あ~、根掛かりしてました。
まさか、掛かってる最中に来るとは思ってなかったなあ~。こういう事も有るのね…。
欲張って、ブッコミ2本、浮子釣り1本出していたけれど、次回は考えねば。

引っ掛かったラインの回収でひと悶着有ったのは別のお話。
ナイロン6号強すぎるだろ…。
最後は人間ウインチですよ。周りに人が居なくて良かったわ~(^-^;

13時過ぎ頃から霧雨が降り始め、徐々に雨脚が強まって少しずつ片付け14:30頃撤収しました。
ずぶ濡れでしたね。

沿岸では間欠ワイパーでは追いつかない雨でしたが、種山トンネルを越えると雨は降っておらず。

初めはダメかと思っていましたが、2か所目で救われました。
今日も一日楽しく遊ぶ事が出来ました。
海に、魚に、自然に感謝。
ありがとう!

本日のお道具

ウキ釣り
竿:POWER FORCE SEALORD磯 遠投3-5
リール:Daiwa Sprintermax SF-2000
ライン :SUNLINE クインターBlue6号
遠投サビキウキ 12号? 中通しオモリ7号 
ハリス:フロロ4号
ハリ :伊勢アマ13号

ブッコミ
竿:SHImAno HOLIDAY ISO XT 3-400
リール:Daiwa SPRINTER HV3500ABS
ライン:SUNLAIN 海平6号
ハリス:フロロ4号
ハリ:チヌ5号、伊勢アマ13号

本日の水揚げ
ワラサ 2本
コサバ 16~23cm 7匹
コアジ 9~18センチ 40匹(エサ含む)


さて帰宅後。ワラサはクーラーボックスに入れたまま、氷をたっぷり追加して放置し、翌朝捌きました。

当日は、コアジ、コサバをサバいてしまいます。
サバだけに。



コアジって言うかマメアジか。こちらの大半は片栗粉をまぶして2度揚げ。

我が家風南蛮漬けのたれに漬けます。
材料:めんつゆ、醤油、米酢、ポン酢、みりん、酒、コショウ、砂糖、ゴマ油、唐辛子、玉ねぎ&ネギのみじん切り。
自分は酸っぱい方が好き。


左上:南蛮漬け
上中:ネ申さん用ワラサ刺身
左下:ワラサ刺身
右下:上 コアジ、マメアジのお造り
   下 コサバの刺身

マメアジを造るのは全集中が必要ですが、食べたい心で頑張りました。
18センチ級なら楽なのにな~(笑)

みんな美味しかったよ~。

仕事のストレス発散に釣りは重要な手段ですが、体力が付いていかない今日この頃。
トホホなのだ~。

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