8/18(月)夏休み最終日、15:00過ぎにやっと用事が片付いたので、それから川に向かいました。
目的の川に到着し、支度を済ませると16:00になろう、という所。急いで入渓しました。
昨日雨が降ったのですが、どう見ても水位が増えたようでは無し。石には泥が被っています。局地的な雨だったのかなあ? 砂防ダムのプールから始めてみますが活性が低く、チビッ子がチェイスしてくる程度。時間も無いので粘らずに、テンカラ的ルアーフィッシングで遡行していきました。
100mほど反応も無く遡行した所でやっと本日一匹目がヒット。ルアーはAR-S 2.1g
20cm位のヤマメでした。これでボウズだけはなくなりましたね
チェイスも無いまま、どんどん登っていくと、6月の地震で崩れたらしい跡が少々。写真左端の岩と右端の木がどうやらそれっぽい感じ。
この場所も恐らく地震の爪痕。
地震の影響か、抜かれてしまったのか、成魚サイズの魚影が極端に少ないようです。チェイスしてくるのは当歳魚と思われるチビッ子ばかり。
サイズ的に自然繁殖個体では無いかな~?里川で今釣れている、恐らく放流物の稚魚よりは全体的に小型です。それとも単にエサが不足して小さいのかな? だけど、放流するにしても下の砂防ダムに…でしょうから、1キロ程上流のこの地点までちびっ子が登ってこれるかな?
当歳魚の数は結構見えましたから、来年は大丈夫でしょう。しかし、この状態では今年の産卵数は期待出来そうに無いので、再来年以降が心配です
こちらのポイントでは20cm弱のイワナがAR-Sにヒット。しかし、水中にキープして写真を撮ろうとしていたらスルリ…でした
あっと言う間に次の砂防ダムまで遡行してしまいました。釣果としては全然納得出来ません。時計を見ると既に17:40を過ぎています。次の区間をそのまま通すか、戻って下流に入り直すか? 数瞬悩みましたが、そのまま遡行を続けます。
次の区間最初のポイント。AR-Sを落ち込みにキャスト。リトリーブを始めると、ユラッと魚影がチェイス&ヒット!
25cm程のイワナでしたが、ここまでの状況からしてみれば、嬉しい一尾です。
写真のポイントで「met’s」にアタックしてきたイワナ。
このミノー、良い動きしますね~
段々周囲が暗くなってきて、偏光グラスをしていると足元が見えなくなってきたので裸眼で釣りますが、チェイスが見難いったら有りません
このイワナは渕の底からいきなり浮き上がってきて、met’sにバイトしました。
流れも少ない、こんなポイントなのに
最後予定の砂防ダムが見えてきました。ふと、ピンクの物体に気が付き、見てみるとエサ釣りの仕掛けと目印です。直近では有りませんが、そこかしこに古い足跡が残っていますから、この魚影の薄さは抜かれたのかも知れないなあ。
砂防ダムの下でキャストしてみましたが、全くの無反応。増水でもしないと厳しそうですね。
砂防ダムの脇の斜面をヘズって高巻き、林道にエスケープ。今日はここまでで終了~
思っていたより、地震での崖崩れは起きていないようで、ホッとしました。しかし、渓魚の数(成魚サイズ)が少なかったのにはガッカリしました。
釣りは釣れなければ面白く有りません。ここの所を良く考えて、釣りを楽しんでいかなければならない時期に、(特に渓流は)差し掛かってきているのでしょうね
今日の使用ルアーは、met’s & AR-Sでした。
川の大きさや餌の量にあわせて、自らの成長を鈍らせる作用が働いていたりしてね。(そういうDNAが受け継がれている?)
今は8月ですからね。
人が全く入らない源流部ならば入れ食いはあるかもしれませんが、それ以外のところは釣果が落ちても不思議ではないかなと!
なんだかんだ言っても釣れているわけですから、来年の春には回復してますよ!(きっとね)
確かにこの区間は、あんまり大きいの釣れないですね…遺伝なのかな?
来年に期待してみます。回復してるといいなあ(^^♪