2010.9.19 渓流ルアー釣行記 2010 №26 （ホーム・里川）

2010.9.19（日）　目覚めると時計はAM５：００過ぎ…

あらら？　さすがに疲れたかなあ　急いで支度し釣り場へGO!

まずは昨日のポイントへ入ってみる。昨日の今日で反応してくれるべか？

いつもなら下流へ下って林間から入渓する所をはしょって直接ポイントへ降ります。いや～、このポイントへの降り口がすっかり出来ているのね。知らなかったな～。こりゃ、スレている訳だよ

川岸の薮を掻き分けポイントの下手へ。底を取りつつフラッシングさせるのには…、と選んだのは久々のDコン。フルキャストでポイントへ打ち込み、なるべくその場でフラッシングするようにロッドアクションを加えていると、ガクン。

昨日より気持ち大きい、２０センチ中盤台のヤマメです。

で、結局、ここではコノ１匹だけ…。昨日見えた良型は姿も見えず…、どこへ隠れた？

さて、今日は気になっていたこのポイントの上の区間を探ってみよう。ホームで有りながらまだまだ未踏破の区間はかなり有ります。しばらゆったりした平たい流れで渓魚の気配は無し。右は護岸で、左は葦…。なるべく水音を立てないように、ゆっくりと水の中を移動。平瀬の上はやや流れが絞られた深トロの感じが長く続いている。

深トロの下流部から刻むようにミノーをキャストして探りを入れてゆくと…、来た！！

２０センチ中盤台のオスヤマメ。婚姻色でピンク色に染まってます。

まだ核心部じゃないのに、このサイズが居るって事は…。期待出来そうかも

静かに少しずつ歩を進め、核心部と思われるポイントへキャスト！トゥイッチを加えてリトリーブ…。ゴツン！　よっしゃ！　時折ドラグがジジッ、ジジッと音を立てる。グリングリンと身をよじり近寄ってきたのはナイスサイズのヤマメ！　腰からEZネットを取り出すと、ありゃりゃ　ネットが先端部分にたごまっていて、ちゃんと開いて無いよ

半分ほどしか開いていないネットで掬おうとすると、ミノーのフックが網目に刺さりヤマメはネットの外。ヤバイッ　慌てながらも、どうにかネットの中にヤマメを取り込んで（←どうやったか、全然記憶に残ってないっす。よっぽど焦ってたんだろうなあ）、岸辺の葦をなぎ倒して平らなスペースを作ってから、フックを外す作業に取り掛かりましたよ。

メジャーを当ててみると…！尺越えヤマメです　３０cm前半台。普段は水量が少ないこの川なんですが、意外にもモンスターファクトリーでして、その中ではおそらく標準的な大物サイズでしょう。（居るけれど、なかなか釣れないんですけれどね）

撮影でうつろにしちゃったので、時間を掛け回復を待ってリリースです。サンキュー

ポイントの一番上では元気な２０センチ前半台。

その上のポイントでも速い流れから、同サイズがヒット！　やっぱりこの付近は竿抜けになってるみたいね。　護岸だし、葦がすごいし、道路から離れてるしね～

そこを過ぎると川が（下流から見て）左側の護岸に沿って流れる感じになりました。と、急に反応が悪くなった感じになる。ああ～、そうか。護岸の上から攻められてるんだな、このポイントは。

一応チェイスは有ったけれど、ショートバイトで乗せられずチェイスも少ない。再び護岸から流れが離れてから、やっと２０センチクラスがヒットです。

堰堤まで上がって、この区間終了…。時刻は８：３０か…。もう一区間入ってみようかな。

一旦車に戻り、ひとつ上の区間に入ってみることにします。が、この区間も入った事が無い。今春、釣人が入っていたのを見たので、薮の中にルートが（多分）有る筈。　薄れたルートを辿り木々の中に進入してゆくと、途中でルートが有耶無耶に…　　どうやら足跡はゴミの不法投棄に来た輩が付けたものだったらしい…。　しかし、戻るのも面倒で方向感覚を頼りに、背丈ほどの笹、葛のツル、カナガシラのはびこる薮を掻き分け、３０分以上掛けてやっと葦の薮に到達しました。途中で嫌になってきましたが、戻れる訳も無いし…。あ～、しんどかった

葦の薮も結構広くて、掻き分け掻き分け川が見えた時はさすがに安堵して少し休憩

プールの流れ込みを探った後、一つ目のポイント。一投目でガツン。幅広のまずまずサイズのヤマメがヒット！　予想通り薮の中はパラダイスなのか！期待しちゃうぞ

…しかし、その後良さげなポイントが続きますが、期待に反して魚ッ気が少ない…。普段から居ないのか、それとも既に移動後なのか…？

途中退渓したくとも、恐らくこの区間は道が付いていない、もしくは有ったにしてもわかりにくいと思われ、このまま上の橋まで上るしかない…。釣れない精神的疲労に加え、足にも疲労が溜まり歩くのもヨロヨロ

やっとこさ２０センチクラスがヒットしたものの…。

しばらく上っていくと…、ん？見覚えの有る景色だ。もうすぐ退渓点だな！　おや～？釣人が居るよ。邪魔しちゃ悪いので、しばしアンブッシュでストーキング休憩（笑）　遡行していったのを見計らい、退渓点を目指しました。

退渓点にはフライマン＆テンカラ師のやや年長コンビ。挨拶しようと背後に立っていたけれど、コッチを見ようともしないので、んじゃ帰ろうか。

車まで歩いてみると、予想外に距離が長かった～　いや、失敗でしたな。でも、時期が良ければ違う結果だったかも知れないね。まあ、マップが２区間新たに加わったって事でオッケーデショ

疲れたけれど、まずは尺ヤマメが出たので結果オーライ。禁漁まで残す所、約１０日。あと何回出動出来るかな～